前鬼〜天狗山〜持経宿 人生初のビバーク‼️
- GPS
- 80:00
- 距離
- 29.4km
- 登り
- 2,193m
- 下り
- 1,977m
コースタイム
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
天候 | 23日 小雨 24-26日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースタイムが、私には厳しい(六甲、高島トレイルなら大体コースタイムで歩くのだが) |
その他周辺情報 | 池原に温泉♨️ |
写真
感想
大峰南部 前鬼〜持経宿
11月23日 小雨
夕方、空気を震わすような雷音‼️ザーっと豪雨だ。
雨が止むと、山から烈風が吹き下ろす。ヒュー、ピューって鳴るから、山の魔神が叫んでるみたいだ。小仲坊、神様の近くに泊っていて良かったア。
24日 晴れ強風
風強いから、初めての稜線歩き、危ないかも…臆病風も吹く。今から思えば、釈迦ヶ岳の下、深仙宿まで行っとけば良かったア。もっともシュラフ、持って来てなかったから、深仙宿で泊まるのは止めたのだ。
それに小仲坊の寝具、フカフカ毛布にふんわか布団、気持ち良すぎた。お手洗いも水洗に洋式、洗面台まであって、高級ホテルみたい…♥️♥️♥️
退屈だから二ツ岩まで上がる。道、落葉が深く分かりにくい。以前、10年以上前か、来た時は、行者さんらが何十人も歩いて、道型はハッキリしていた。
二ツ岩から先、稜線の道ー風強い。明日、又登るのだからと、体力温存と、引き返す。
途中で行者さん二人に会った。私の足並みではちょっと無理かも…時間かかるよ…お二人には親切にアドバイス受けた。
25日 晴れ
6:10分出発だが、初っぱなから道間違えた。まあ、戻って20分ほどのロスで済んだ。
二ツ岩過ぎるとガレ場のトラバース3回。やっと登りになるかな思うのに、小沢下りて分かりにくい道だ。標識が藪で隠れている。
階段と笹の急坂、登り詰めるとやっと太古の辻だ。やっぱりしんどいなあ。
ノンビリ休憩なしに天狗山へ。ちょい大岩の横、登り下りして、笹原の大海原行く。ルンルンになるが、天狗山到着、コースタイム大幅に超えている。それでもう、腹据えた。ーまあ、阿須カリ岳からヘッドライトで、夕闇ハイクだ。
天狗山から地蔵岳へ、今日の奧駆ハイライトだ。ゆったり笹原と縦走路を縁取る樹木達、透き通った青い空、白い雲…ゆっくりしてられないのが、本当に残念だ。
涅槃岳への登りは、本当にしんどかった。その次ダーと下だって誠証無漏岳(で登り終わり)ーところが真っ直ぐ登れない。急坂じゃないが、トラバース道の方に足が行ってしまう。鹿道かな、キッチリと踏み跡が付いている。巻き道行くのは、道迷いの元、危ない危ない思っていたのに…‼️
ピーク頂上近く、右手にきれいな尾根道ー方向が少し変だと思ったがじきに南へ下る尾根に出た。ところが少し変ー踏み跡なくなり傾斜キツくなるー当たりは、もう真っ暗。じたばたしても仕方ないービバークだ‼️
板根のような根元で横になるーダウンジャケット着て、雨ガッパ上下着て、シュラフカバーに潜り込む。何とかうつらうつら寝ることができた。幸い天気いい。枝先に星が輝いている。
26日 曇りのち晴れ
6時過ぎ、出発。少しの急坂終えると、緩やかな主尾根だ。やっぱり奧八人山への縦走路に入ってしまったのだ。だから踏み跡、あることはあるわけだ。
行くてのピークは誠証無漏岳、山名標に標識もあり、道もハッキリしている。
2mほどの鎖場あった。そして右手行くと又ちょっと急な登り。標識が、アレ、逆じゃない?私、釈迦ヶ岳向いて歩いてるーそして誠証無漏岳、最登頂。右手の道ーというのは鎖場エスケープみたいだ。
最後のピーク越すと、ついに持経宿への長い長い下り‼️ところで下りばかり思ってたのが、小さなピーク登り返しあった。地図見ても分からない。まあ、10mまでの高低差は、地図に表現されないからそれだろうか。チカレテるから登り詰めるの、しんどかった。再び下りになって[持経宿へ10分]の標識ー20分かかるな、そしてついに青い屋根の持経宿。
水汲み行ったりスマホ充電したり(スマホの電源切れてるの、故障じゃなかった)、おやつ食べたり、後は池原へ11km、3時間くらいかな。
それでノンビリノンビリ歩いたのだが、2時過ぎても集落、着けそうな雰囲気ない。バスは3時10分発、あわてて歩くがその時、車がやって来た。手を挙げて乗せて頂いた。4人、乗っていらっしゃた。ハイキングされている、という。
下に下りてからも、バス停を捜して車を運転して下さって、本当にありがとうございます。
おかげで楽しい山行になりました。来年、陽の長い時に再挑戦したいです‼️
コメント
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日記を読んでどんなコースだろうかと思っていました。
前鬼からの登りはきついし、慣れないと迷いやすいですね。
古いコースについているテープもあるし。
奥駈南部は歩く人が少ないからふみ跡も薄いですね。
この時期のビバークは寒くなかったですか。
私は日帰りでも必ずツェルトを持って行きます。友人はエマージェンシーシートを持って行くと言っていました。
読んでいて遭難しないでよかったと思いました。
5月ごろが新緑やツツジ類の花もきれいで日も長いし、気持ちよく歩けると思いますよ。
今回、キッチリ、ツエルトの必要性、認識しました。レスキューシートってのを持って行ったのですが、殆ど役立たずでしたね。まあまあの値段だったのに。地面に敷いたのですが、温かい、という雰囲気ないです。これなら百均の薄い銀幕シートの方が温かみあるんじゃないか、思ってます。
雨降らなくて良かったです。晴から少し曇り、雲のお布団がかかりました。だからそんなに寒くなかったです。ステキなてん場・山です。
ツェルトを買って、来年、是非、再挑戦です。今から楽しみです!!
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