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Yamareco

記録ID: 4985085
全員に公開
雪山ハイキング
東北

初雪の青森/下北半島ハイク4日間(高森山&縄文、斗南藩遺跡と下風呂)

2022年12月01日(木) 〜 2022年12月04日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
17:32
距離
48.4km
登り
850m
下り
810m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:21
休憩
0:00
合計
4:21
9:19
261
二戸駅
13:40
13:40
0
一戸駅
13:40
宿泊地[浅虫温泉]
2日目
山行
4:46
休憩
1:16
合計
6:02
8:09
0
浅虫温泉椿館
8:09
8:10
12
8:22
8:22
58
9:20
9:34
20
9:54
9:58
45
10:43
10:43
34
11:17
11:41
16
11:57
11:57
31
12:28
12:58
14
13:12
13:15
51
14:06
14:06
5
14:11
14:11
0
浅虫温泉駅
14:11
宿泊地[むつ市内]
3日目
山行
6:13
休憩
0:00
合計
6:13
7:39
373
大湊駅
13:52
13:52
0
13:52
宿泊地【下風呂温泉】
4日目
山行
1:04
休憩
0:02
合計
1:06
9:00
61
下風呂温泉まるほん旅館
10:01
10:03
3
10:06
ゴール地点
天候 雪ときどき晴れたまに雨
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
1日目(12/1) 御所野縄文遺跡 曇りのち雪
 S二戸駅(東北新幹線)
 G一戸駅(IGRいわて銀河鉄道)-浅虫温泉駅(青い森鉄道)
 泊:【温泉】浅虫温泉椿館
2日目(12/2) 高森山の雪山ハイク 雪のちときどき晴れ
 S宿泊地
 G浅虫温泉駅(青い森鉄道)-下北駅(JR大湊線)
 泊:むつ市内ビジネスホテル
3日目(12/3) むつ市内の斗南藩遺跡めぐり 曇りのち雨
 S大湊駅(JR大湊線)
 GむつバスターミナルBS(下北交通バス)-下風呂温泉BS[現金のみ]
 泊:【温泉】下風呂温泉まるほん旅館
4日目(12/4) 下風呂をヒバの樹を求めて探索
 S:宿泊地
 G:下風呂温泉BS-帰路へ
コース状況/
危険箇所等
2日目(12/2) 高森山のコース状況
・積雪10〜20cm。前日が初雪の大雪で一気に積もった新雪。山頂まで森林内の夏道が続き、トレースがなくとも明確で、ラッセルの必要もなし。痩せ尾根や崩落地、岩場などは全くなく、危険は感じられなかった。
・念のためチェーンスパイクはつけたが、つぽ足で充分歩けた。もう少し積もったらスノーシューやワカンのほうがより快適だろう。
その他周辺情報 1日目(12/1)
・北海道・北東北の縄文遺跡群 https://jomon-japan.jp/
・御所野縄文遺跡 https://goshono-iseki.com/ 
2日目(12/2) 高森山
・浅虫温泉には、日帰り可能な温泉が多数あり。
・コース内には気づいただけで3か所に東屋があり、降雪時の休憩に便利。
1日目(12/1)。青森地方は初雪にして吹雪の予報のため、急遽予定を変更して、新幹線を途中下車して二戸駅で降りる。ここには、見てみたかった御所野縄文遺跡があるのだ。雪は幸いここでは降っていない。
2022年12月01日 09:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/1 9:20
1日目(12/1)。青森地方は初雪にして吹雪の予報のため、急遽予定を変更して、新幹線を途中下車して二戸駅で降りる。ここには、見てみたかった御所野縄文遺跡があるのだ。雪は幸いここでは降っていない。
バスも出ているのだが、1時間待ちなので歩いていく。想定2時間ぐらい。しかし寒い。摂氏1度という表示があった。昨日よりマイナス20度なのだ。
2022年12月01日 09:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/1 9:20
バスも出ているのだが、1時間待ちなので歩いていく。想定2時間ぐらい。しかし寒い。摂氏1度という表示があった。昨日よりマイナス20度なのだ。
まずは国道4号線を南下。
2022年12月01日 09:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/1 9:40
まずは国道4号線を南下。
意外に二戸は山地だった。耕地はあまりない。右手に岩がそびえている。
2022年12月01日 09:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/1 9:45
意外に二戸は山地だった。耕地はあまりない。右手に岩がそびえている。
男神岩(左)と女神岩。大きさから言えば日本一の夫婦岩なんだとか。
2022年12月01日 09:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/1 9:47
男神岩(左)と女神岩。大きさから言えば日本一の夫婦岩なんだとか。
女神岩のアップ。
2022年12月01日 09:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
12/1 9:48
女神岩のアップ。
馬淵川を渡る。一戸までこの川に沿って上っていく。下ると八戸に出るようだ。アイヌ語のマ・ベツ(大きな川)。
2022年12月01日 09:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
12/1 9:47
馬淵川を渡る。一戸までこの川に沿って上っていく。下ると八戸に出るようだ。アイヌ語のマ・ベツ(大きな川)。
一戸町に入る。
2022年12月01日 09:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/1 9:49
一戸町に入る。
国道を離れて集落道へ。鳥越という集落。
2022年12月01日 10:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/1 10:04
国道を離れて集落道へ。鳥越という集落。
鳥越簡易郵便局とある。民家そのもの。昔ながらの郵便局だ。
2022年12月01日 10:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
12/1 10:07
鳥越簡易郵便局とある。民家そのもの。昔ながらの郵便局だ。
馬淵川が悠然と流れる。
2022年12月01日 10:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/1 10:29
馬淵川が悠然と流れる。
一戸本町。町の中心部だが賑わいはない。
2022年12月01日 10:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/1 10:52
一戸本町。町の中心部だが賑わいはない。
世界遺産をどう生かすのか。
2022年12月01日 10:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/1 10:46
世界遺産をどう生かすのか。
寂しい街にいきなり巨大な施設。国登録有形文化財。明治42年に創業、元は人形芝居小屋。のち映画館で現役だという。かつての繁栄が偲ばれる。
2022年12月01日 10:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/1 10:53
寂しい街にいきなり巨大な施設。国登録有形文化財。明治42年に創業、元は人形芝居小屋。のち映画館で現役だという。かつての繁栄が偲ばれる。
無声映画鑑賞会が明日あるようだ。
2022年12月01日 10:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/1 10:54
無声映画鑑賞会が明日あるようだ。
これは。女湯?。しかし銭湯というわけではないようだった。
2022年12月01日 10:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/1 10:59
これは。女湯?。しかし銭湯というわけではないようだった。
案内看板が出てきた。至近の一戸駅(いわて銀河鉄道)からは30分の道のり。
2022年12月01日 11:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/1 11:20
案内看板が出てきた。至近の一戸駅(いわて銀河鉄道)からは30分の道のり。
御所野縄文遺跡に到着です。2時間以上かかった。
2022年12月01日 11:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
12/1 11:29
御所野縄文遺跡に到着です。2時間以上かかった。
バス停の表示を見てびっくり。冬季運休ではないか。ホームページには出ていなかったぞ。最初から歩く計画でよかった。
2022年12月01日 11:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
12/1 11:30
バス停の表示を見てびっくり。冬季運休ではないか。ホームページには出ていなかったぞ。最初から歩く計画でよかった。
世界遺産が誇らしげ。
2022年12月01日 11:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/1 11:32
世界遺産が誇らしげ。
入口を入ると縄文へのトンネルが続く。
2022年12月01日 11:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/1 11:33
入口を入ると縄文へのトンネルが続く。
トンネルを出ると縄文だったという趣向だ。
2022年12月01日 11:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/1 11:34
トンネルを出ると縄文だったという趣向だ。
ここの展示は視覚的な工夫を凝らしていて好感が持てる。八戸の是川縄文館もそうだったが、北東北の縄文遺跡は見せ方にも力が入っている。
2022年12月01日 11:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/1 11:57
ここの展示は視覚的な工夫を凝らしていて好感が持てる。八戸の是川縄文館もそうだったが、北東北の縄文遺跡は見せ方にも力が入っている。
プロジェクションマッピング。
2022年12月01日 12:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/1 12:11
プロジェクションマッピング。
展示物がガラスの中に閉じ込められていないのもよい。これは竪穴式住居に使われたクリの柱。
2022年12月01日 11:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
12/1 11:59
展示物がガラスの中に閉じ込められていないのもよい。これは竪穴式住居に使われたクリの柱。
土器も至近で見ることができる。
2022年12月01日 12:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/1 12:12
土器も至近で見ることができる。
縄文は意匠に驚かされる。これは鼻曲がり土面。同じ一戸の別の遺跡、蒔前遺跡の出土だ。
2022年12月01日 12:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/1 12:22
縄文は意匠に驚かされる。これは鼻曲がり土面。同じ一戸の別の遺跡、蒔前遺跡の出土だ。
博物館の隣に、縄文集落が復元されている。かなり広い。そして雪が降ってきた。
2022年12月01日 12:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/1 12:30
博物館の隣に、縄文集落が復元されている。かなり広い。そして雪が降ってきた。
ここの竪穴式住居は、土が載せられていたことが判明したという。
2022年12月01日 12:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
12/1 12:27
ここの竪穴式住居は、土が載せられていたことが判明したという。
雪が積もってきた。
2022年12月01日 12:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/1 12:48
雪が積もってきた。
雪の中を、裏口から出口へ。こちらの方が一戸駅に近いのだ。
2022年12月01日 13:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/1 13:09
雪の中を、裏口から出口へ。こちらの方が一戸駅に近いのだ。
遺跡の外の畑。何だか、縄文時代とあんまり変わっていないような気もする。
2022年12月01日 13:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
12/1 13:14
遺跡の外の畑。何だか、縄文時代とあんまり変わっていないような気もする。
20分ほど歩いて、遺跡方面を振り返る。川は、馬淵川。クリ、コナラなどの広葉樹林帯だ。
2022年12月01日 13:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/1 13:27
20分ほど歩いて、遺跡方面を振り返る。川は、馬淵川。クリ、コナラなどの広葉樹林帯だ。
奥州街道を北上して、一戸駅に向かう。駅前も寂しい。
2022年12月01日 13:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/1 13:33
奥州街道を北上して、一戸駅に向かう。駅前も寂しい。
昭和のバン屋。イチノベパンって? 一戸はイチノヘだよなあ。あとで調べたら、一戸の「一野辺製パン」なんだとか。社長が一野辺さん。しかし倒産してしまったようだ。
2022年12月01日 13:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/1 13:34
昭和のバン屋。イチノベパンって? 一戸はイチノヘだよなあ。あとで調べたら、一戸の「一野辺製パン」なんだとか。社長が一野辺さん。しかし倒産してしまったようだ。
一戸駅。
2022年12月01日 13:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/1 13:37
一戸駅。
いわて銀河鉄道で八戸へ向かう。雪はやんだ。
2022年12月01日 13:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/1 13:57
いわて銀河鉄道で八戸へ向かう。雪はやんだ。
八戸で、青森行に乗り換えたら満員で座れない。北上するにしたがって雪が積もってきた。野辺地付近。
2022年12月01日 15:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/1 15:27
八戸で、青森行に乗り換えたら満員で座れない。北上するにしたがって雪が積もってきた。野辺地付近。
宿泊地の浅虫温泉は雪の中だった。
2022年12月01日 19:09撮影 by  SHV45, SHARP
2
12/1 19:09
宿泊地の浅虫温泉は雪の中だった。
椿館という老舗旅館にお世話になる。ここは青森出身の棟方志功の常宿で、作品がたくさん展示してあり棟方美術館みたいだ。
2022年12月01日 17:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/1 17:55
椿館という老舗旅館にお世話になる。ここは青森出身の棟方志功の常宿で、作品がたくさん展示してあり棟方美術館みたいだ。
そして、明治天皇の明治9年の東北巡行で宿泊したということでその模型があった。
2022年12月01日 17:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/1 17:46
そして、明治天皇の明治9年の東北巡行で宿泊したということでその模型があった。
明治9年の明治政府の高官リスト。岩倉・大久保・大隈ふむふむ。温泉に入って、展示物を見てるうちにあっという間に夜は更ける。外では雪が降り続く。
2022年12月01日 17:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/1 17:45
明治9年の明治政府の高官リスト。岩倉・大久保・大隈ふむふむ。温泉に入って、展示物を見てるうちにあっという間に夜は更ける。外では雪が降り続く。
2日目(12/2)。テレビで青森は20cmの積雪というニュース。遅い初雪で一気に積もったようだ。幸い雪はやんだ。高森山に向かおう。
2022年12月02日 08:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/2 8:09
2日目(12/2)。テレビで青森は20cmの積雪というニュース。遅い初雪で一気に積もったようだ。幸い雪はやんだ。高森山に向かおう。
歩いて20分で高森山麓、浅虫温泉森林公園の入り口に着く。しかしこの雪で登れるだろうか。どこが道だかもわからない。
2022年12月02日 08:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
12/2 8:33
歩いて20分で高森山麓、浅虫温泉森林公園の入り口に着く。しかしこの雪で登れるだろうか。どこが道だかもわからない。
まずは車道を行く。トレースは全くない。
2022年12月02日 08:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/2 8:38
まずは車道を行く。トレースは全くない。
標識も雪に隠れている。
2022年12月02日 08:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/2 8:39
標識も雪に隠れている。
片方の雪を除くと「展望台」とある。確か、高森山への途中に展望台があったはずなので左へ。しかし、これは間違いで引き返す。
2022年12月02日 08:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/2 8:40
片方の雪を除くと「展望台」とある。確か、高森山への途中に展望台があったはずなので左へ。しかし、これは間違いで引き返す。
右の道へ行くと駐車場。もちろん1台もない。
2022年12月02日 08:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/2 8:51
右の道へ行くと駐車場。もちろん1台もない。
とりあえず行けるところまで行こうと、夏には使っていないストックとチェーンスパイクを取り出す。この時点では、まず登るのは無理かなと思っていた。
2022年12月02日 09:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/2 9:07
とりあえず行けるところまで行こうと、夏には使っていないストックとチェーンスパイクを取り出す。この時点では、まず登るのは無理かなと思っていた。
左に登っていく。トレースはないが夏道は分かる。
2022年12月02日 08:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/2 8:52
左に登っていく。トレースはないが夏道は分かる。
森の中の夏道だから、道ははっきりわかる。
2022年12月02日 09:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
12/2 9:13
森の中の夏道だから、道ははっきりわかる。
青空が出てくる。
2022年12月02日 09:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
12/2 9:19
青空が出てくる。
雪を見慣れない身にとって、こういう森の姿も珍しい。
2022年12月02日 09:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/2 9:21
雪を見慣れない身にとって、こういう森の姿も珍しい。
美しさに気を取られて、自然と足が進む。
2022年12月02日 09:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
12/2 9:25
美しさに気を取られて、自然と足が進む。
すぐに展望所分岐。
2022年12月02日 09:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/2 9:26
すぐに展望所分岐。
随分、簡単に歩けるではないか。まあこの辺りは公園内だしな。
2022年12月02日 09:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/2 9:26
随分、簡単に歩けるではないか。まあこの辺りは公園内だしな。
展望台から陸奥湾が望める。
2022年12月02日 09:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/2 9:27
展望台から陸奥湾が望める。
ここまで来れれば、満足満足。景色を満喫したあと、せっかくだからと先に進む。
2022年12月02日 09:32撮影 by  SHV45, SHARP
3
12/2 9:32
ここまで来れれば、満足満足。景色を満喫したあと、せっかくだからと先に進む。
標識はことごとく雪に隠れている。
2022年12月02日 09:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/2 9:39
標識はことごとく雪に隠れている。
拭うと山頂まで3km。遠いようで近いようで。
2022年12月02日 09:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/2 9:39
拭うと山頂まで3km。遠いようで近いようで。
ベンチもあちこちにある。
2022年12月02日 09:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/2 9:42
ベンチもあちこちにある。
公園内だから道は広い。つい進んでしまう。
2022年12月02日 09:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/2 9:46
公園内だから道は広い。つい進んでしまう。
樹氷?
2022年12月02日 09:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/2 9:47
樹氷?
なるほど針葉樹だからだ。マツだな。
2022年12月02日 09:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/2 9:47
なるほど針葉樹だからだ。マツだな。
アカマツのようだ。この森にはアカマツが自生しているようだ。
2022年12月02日 09:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/2 9:47
アカマツのようだ。この森にはアカマツが自生しているようだ。
ここから公園外となり、登山道となる。行ってみるか。
2022年12月02日 09:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/2 9:59
ここから公園外となり、登山道となる。行ってみるか。
新雪なのでヅボヅボもぐるが、10cmぐらいか。ツボ足で大丈夫だ。
2022年12月02日 10:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/2 10:04
新雪なのでヅボヅボもぐるが、10cmぐらいか。ツボ足で大丈夫だ。
大した傾斜もないので、すいすい行ける。
2022年12月02日 10:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/2 10:06
大した傾斜もないので、すいすい行ける。
これで最大傾斜。雪は硬くなく、簡単に登れる。
2022年12月02日 10:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/2 10:08
これで最大傾斜。雪は硬くなく、簡単に登れる。
尾根に出たかな。美しい。
2022年12月02日 10:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
12/2 10:10
尾根に出たかな。美しい。
絶好の積雪量に、絶好の天気。風もほとんどない。
2022年12月02日 10:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
12/2 10:10
絶好の積雪量に、絶好の天気。風もほとんどない。
芸術品だな。
2022年12月02日 10:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/2 10:13
芸術品だな。
おっ、先行者がいた。キツネかな。
2022年12月02日 10:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
12/2 10:22
おっ、先行者がいた。キツネかな。
右がキツネ、左が自分。
2022年12月02日 10:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/2 10:22
右がキツネ、左が自分。
見通しも良い、どこまで続くのか。
2022年12月02日 10:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/2 10:31
見通しも良い、どこまで続くのか。
左には海も見える。
2022年12月02日 10:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/2 10:41
左には海も見える。
日差しは出たり陰ったり。
2022年12月02日 10:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/2 10:52
日差しは出たり陰ったり。
目にはいるもの珍しくて、飽きることがない。
2022年12月02日 10:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
12/2 10:58
目にはいるもの珍しくて、飽きることがない。
雪はふかふかだし。
2022年12月02日 11:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/2 11:00
雪はふかふかだし。
森は美しい。
2022年12月02日 11:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 11:00
森は美しい。
あまり起伏のない尾根道が続く。
2022年12月02日 11:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 11:02
あまり起伏のない尾根道が続く。
このあたりが最大積雪量かな。
2022年12月02日 11:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 11:03
このあたりが最大積雪量かな。
積雪30cmくらいか。靴はすっぽり埋まるが、歩ける。
2022年12月02日 11:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 11:04
積雪30cmくらいか。靴はすっぽり埋まるが、歩ける。
斜面も意外に簡単に登れる。ワカンの方が楽そうだけど、ツボ足でぎりぎりセーフの積雪量という感じ。
2022年12月02日 11:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 11:07
斜面も意外に簡単に登れる。ワカンの方が楽そうだけど、ツボ足でぎりぎりセーフの積雪量という感じ。
どこまでも続く。このくらいの距離があると、登ったという感じがしてくる。
2022年12月02日 11:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/2 11:08
どこまでも続く。このくらいの距離があると、登ったという感じがしてくる。
少し疲れてきたところで、ゴールが見えてくる。適度な距離だなあ。(夏道で往復3時間コース)
2022年12月02日 11:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 11:14
少し疲れてきたところで、ゴールが見えてくる。適度な距離だなあ。(夏道で往復3時間コース)
あれが山頂だ。
2022年12月02日 11:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 11:16
あれが山頂だ。
雪を取り除くと。。。
2022年12月02日 11:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 11:17
雪を取り除くと。。。
山頂の表示。
2022年12月02日 11:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 11:19
山頂の表示。
登ってきた方向には海が見える。
2022年12月02日 11:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
12/2 11:37
登ってきた方向には海が見える。
進行方向。よく見えないが急傾斜のようだ。
2022年12月02日 11:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 11:37
進行方向。よく見えないが急傾斜のようだ。
左側。
2022年12月02日 11:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 11:38
左側。
じっとしていると寒い。さすがに風も吹きつける。戻りましょう。
2022年12月02日 11:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 11:45
じっとしていると寒い。さすがに風も吹きつける。戻りましょう。
左に降りるが、雪があると楽に降りられる。
2022年12月02日 11:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 11:46
左に降りるが、雪があると楽に降りられる。
帰りは自分のトレースもあるので、ラクちん。
2022年12月02日 12:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 12:19
帰りは自分のトレースもあるので、ラクちん。
高森山賛歌という看板があった。確かに、「一年を通して楽しめる」んだろうな。
2022年12月02日 12:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 12:25
高森山賛歌という看板があった。確かに、「一年を通して楽しめる」んだろうな。
公園に戻る。あの東屋で昼食だ。
2022年12月02日 12:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 12:28
公園に戻る。あの東屋で昼食だ。
ベンチの雪を払いのける。
2022年12月02日 12:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 12:30
ベンチの雪を払いのける。
防水カバーを外したザックに雪が。全然気づかなかったが、雪も時々舞っていたようだ。
2022年12月02日 12:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 12:44
防水カバーを外したザックに雪が。全然気づかなかったが、雪も時々舞っていたようだ。
展望台に戻ってきた。視界が良好になっている。左方面。遠くに見えるのは津軽半島。
2022年12月02日 13:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 13:08
展望台に戻ってきた。視界が良好になっている。左方面。遠くに見えるのは津軽半島。
正面。津軽半島がずっと続いている。
2022年12月02日 13:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/2 13:08
正面。津軽半島がずっと続いている。
右方面。津軽半島の先端が見える。そのすぐ右に下北半島が見える。まるで湖みたいだ。
2022年12月02日 13:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 13:08
右方面。津軽半島の先端が見える。そのすぐ右に下北半島が見える。まるで湖みたいだ。
津軽半島の先端。
2022年12月02日 13:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 13:08
津軽半島の先端。
アップ。燈台のようだ。ということは、平館燈台かな。行ってみたいものだ。
2022年12月02日 13:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 13:09
アップ。燈台のようだ。ということは、平館燈台かな。行ってみたいものだ。
あっと言う間に入口の駐車場に戻ってきた。
2022年12月02日 13:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 13:20
あっと言う間に入口の駐車場に戻ってきた。
ストックを折りたたみ、チェーンスパイクを外す。最小限の雪道具で充分だった。チェーンスパイクの効果は不明。
2022年12月02日 13:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 13:26
ストックを折りたたみ、チェーンスパイクを外す。最小限の雪道具で充分だった。チェーンスパイクの効果は不明。
ゲイターも外す。そういえは、朝、旅館を出てすぐのこと、松の湯でゲイターを付けたのだった。その後、おばさんが追いかけて来てこのゲイターの袋を「落としましたよ」と渡してくれたのだった。ありがたい話だ。
2022年12月02日 13:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 13:41
ゲイターも外す。そういえは、朝、旅館を出てすぐのこと、松の湯でゲイターを付けたのだった。その後、おばさんが追いかけて来てこのゲイターの袋を「落としましたよ」と渡してくれたのだった。ありがたい話だ。
浅虫温泉駅に戻ってきた。駅から見た高森山。正面右側のピークが山頂だろう。こう見ると尾根が長く続いている。
2022年12月02日 14:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 14:21
浅虫温泉駅に戻ってきた。駅から見た高森山。正面右側のピークが山頂だろう。こう見ると尾根が長く続いている。
高森山の山頂。意外に傾斜がある。こんなに登った実感はない。
2022年12月02日 14:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 14:21
高森山の山頂。意外に傾斜がある。こんなに登った実感はない。
青い森鉄道で下北に向かう。
2022年12月02日 14:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 14:58
青い森鉄道で下北に向かう。
野辺地で乗り換えた時の夕焼け。
2022年12月02日 15:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/2 15:56
野辺地で乗り換えた時の夕焼け。
下北では暗くなってきた。雪は上がっている。スーパーを物色して、ユニバースは八戸が本拠(この後、様々なスーパーを目にする)。ビジネスホテルでひと眠り。
2022年12月02日 17:49撮影 by  SHV45, SHARP
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12/2 17:49
下北では暗くなってきた。雪は上がっている。スーパーを物色して、ユニバースは八戸が本拠(この後、様々なスーパーを目にする)。ビジネスホテルでひと眠り。
3日目(12/3)。スタートは大湊駅。斗南藩史跡を巡りながら、むつ市を横断する。車道歩きだが、積雪が心配。
2022年12月03日 07:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 7:39
3日目(12/3)。スタートは大湊駅。斗南藩史跡を巡りながら、むつ市を横断する。車道歩きだが、積雪が心配。
まず海に出る。陸奥湾だ。
2022年12月03日 08:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 8:00
まず海に出る。陸奥湾だ。
カルガモが泳いでいる。
2022年12月03日 07:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 7:50
カルガモが泳いでいる。
海岸に斗南藩士上陸の碑がある。
2022年12月03日 08:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 8:05
海岸に斗南藩士上陸の碑がある。
戊辰戦争で敗れた会津藩士がいわば、強制移住させられ、この地に斗南藩として、藩の存続が許された。エリアは下北半島と上北。豊かな八戸は除かれ、南端が一戸。今回の旅で、一戸に寄ったのは、斗南藩の一部でもあったからだ。
2022年12月03日 08:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 8:01
戊辰戦争で敗れた会津藩士がいわば、強制移住させられ、この地に斗南藩として、藩の存続が許された。エリアは下北半島と上北。豊かな八戸は除かれ、南端が一戸。今回の旅で、一戸に寄ったのは、斗南藩の一部でもあったからだ。
看板の裏面。ヒバとむつ高等技術専門学校(職業訓練校ですね)か。ヒバの樹も見てみたいな。
2022年12月03日 08:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 8:06
看板の裏面。ヒバとむつ高等技術専門学校(職業訓練校ですね)か。ヒバの樹も見てみたいな。
アカマツが会津の市の樹とは知らなかった。
2022年12月03日 08:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 8:04
アカマツが会津の市の樹とは知らなかった。
むつ市を北上する。このあたりは、会津藩士が上陸した時は荒野だったはず。今は、新興住宅街。分譲中の看板が目に付く。坪5万円は安いが、安すぎでもない。
2022年12月03日 08:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 8:29
むつ市を北上する。このあたりは、会津藩士が上陸した時は荒野だったはず。今は、新興住宅街。分譲中の看板が目に付く。坪5万円は安いが、安すぎでもない。
この住宅は何だろう。随分古い木造の家屋が並んでいる。開拓団地だったのか。
2022年12月03日 08:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/3 8:32
この住宅は何だろう。随分古い木造の家屋が並んでいる。開拓団地だったのか。
むつ工業高校に、、、
2022年12月03日 08:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 8:36
むつ工業高校に、、、
むつ高等技術専門校。
2022年12月03日 08:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 8:40
むつ高等技術専門校。
恐山の参道でもある。
2022年12月03日 08:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 8:41
恐山の参道でもある。
森になってきた。今は、公園になっていた。
2022年12月03日 08:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 8:55
森になってきた。今は、公園になっていた。
これはスギだ。人工林ということだろう。
2022年12月03日 08:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 8:56
これはスギだ。人工林ということだろう。
神社だ。これも斗南藩史跡のひとつのはず。何と言う神社か表示がない。
2022年12月03日 08:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 8:57
神社だ。これも斗南藩史跡のひとつのはず。何と言う神社か表示がない。
上の方の横柱の下に何かが張り付いている。
2022年12月03日 09:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/3 9:01
上の方の横柱の下に何かが張り付いている。
呑香稲荷神社とある。この神社を探していた。
2022年12月03日 09:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/3 9:01
呑香稲荷神社とある。この神社を探していた。
呑香稲荷神社。会津藩士の柴五郎(のち陸軍大将)の遺書『ある明治人の記録』によると、兄がここに居住して風雪を防いだという場所だ。「炉なくして暖をとる手段なし」(p72)。しかし大正12年の写真とは建物の形が違う。
2022年12月03日 09:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
12/3 9:00
呑香稲荷神社。会津藩士の柴五郎(のち陸軍大将)の遺書『ある明治人の記録』によると、兄がここに居住して風雪を防いだという場所だ。「炉なくして暖をとる手段なし」(p72)。しかし大正12年の写真とは建物の形が違う。
少し先に、柴五郎の住居跡がある。遺構はないようだ。柴五郎の描写「まことに荒涼たる北辺の地にて、猟夫、樵夫さえ来ること稀なり」(p68)。
2022年12月03日 09:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 9:01
少し先に、柴五郎の住居跡がある。遺構はないようだ。柴五郎の描写「まことに荒涼たる北辺の地にて、猟夫、樵夫さえ来ること稀なり」(p68)。
解説看板。
2022年12月03日 09:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 9:02
解説看板。
顕彰碑。雪がこびり付いてこれ以上除去できない。
2022年12月03日 09:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/3 9:04
顕彰碑。雪がこびり付いてこれ以上除去できない。
そのまま先に進めそうだったが、沢に阻まれる。渡渉は無理。
2022年12月03日 09:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/3 9:10
そのまま先に進めそうだったが、沢に阻まれる。渡渉は無理。
戻って、国道に出てしばらく行くとむつ市役所がポツンとある。
2022年12月03日 09:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/3 9:20
戻って、国道に出てしばらく行くとむつ市役所がポツンとある。
建物は散在しているが、巨大なスーパーがいくつもある。さとうはむつ市に本社のあるスーパー。
2022年12月03日 09:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/3 9:28
建物は散在しているが、巨大なスーパーがいくつもある。さとうはむつ市に本社のあるスーパー。
マエダは青森市に本社のあるスーパー。そしてビジネスホテルもやけに多いのだ。人口5万人だが、20万人級だと思う。
2022年12月03日 09:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 9:31
マエダは青森市に本社のあるスーパー。そしてビジネスホテルもやけに多いのだ。人口5万人だが、20万人級だと思う。
広々とした公園には人は誰もいない。
2022年12月03日 09:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 9:51
広々とした公園には人は誰もいない。
田名部(たなぶ)川の向こうに釜臥山。むつ市は、東側の田名部町と西側の大湊町が合併してできた市だ。これは大湊町方面。K'sデンキが写っているが、ヤマダ電機もあった。
2022年12月03日 10:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/3 10:08
田名部(たなぶ)川の向こうに釜臥山。むつ市は、東側の田名部町と西側の大湊町が合併してできた市だ。これは大湊町方面。K'sデンキが写っているが、ヤマダ電機もあった。
川にはオオバン、かと思ったが、バンではないなあ。キンクロハジロかも。だとしたら珍しい。ちゃんと写しておけばよかった。
2022年12月03日 10:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 10:09
川にはオオバン、かと思ったが、バンではないなあ。キンクロハジロかも。だとしたら珍しい。ちゃんと写しておけばよかった。
青森には多い温泉銭湯かと思ったが、ここは沸かし湯のようだ。
2022年12月03日 10:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 10:12
青森には多い温泉銭湯かと思ったが、ここは沸かし湯のようだ。
むつ市(旧田名部町)の中心市街地。右は百貨店みたいなビルだが、巨大スーパー(マエダ)。店の中は人だかりだが、街に賑わいはない。同じ寂しさでも古い町並みの一戸とは全然違う。
2022年12月03日 10:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 10:22
むつ市(旧田名部町)の中心市街地。右は百貨店みたいなビルだが、巨大スーパー(マエダ)。店の中は人だかりだが、街に賑わいはない。同じ寂しさでも古い町並みの一戸とは全然違う。
田名部川の向こう側に、次の目的地があるが、橋の付け替え工事をしていた。仮設の歩道を渡る。
2022年12月03日 10:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/3 10:53
田名部川の向こう側に、次の目的地があるが、橋の付け替え工事をしていた。仮設の歩道を渡る。
大きな円通寺というお寺。
2022年12月03日 10:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 10:57
大きな円通寺というお寺。
ここに斗南藩の藩庁が置かれた。100人規模の職員がいたらしい。
2022年12月03日 10:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/3 10:57
ここに斗南藩の藩庁が置かれた。100人規模の職員がいたらしい。
説明看板。
2022年12月03日 10:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/3 10:57
説明看板。
明治維新150年が2018年。薩長土肥では多くのイベントが行われた。2年間だけ存在した斗南藩150周年は2020年、ここむつ市と会津ではどうだったのだろう。
2022年12月03日 10:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 10:59
明治維新150年が2018年。薩長土肥では多くのイベントが行われた。2年間だけ存在した斗南藩150周年は2020年、ここむつ市と会津ではどうだったのだろう。
会津藩士招魂之碑
2022年12月03日 10:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 10:59
会津藩士招魂之碑
説明文
2022年12月03日 11:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/3 11:00
説明文
次の史跡に向かう。市街地を離れて東の丘陵地帯にある。田名部川の上流は川幅が広い。(放流水路があるため、市街地の本流は水量がは少ない)。ここでも橋の付け替え工事。
2022年12月03日 11:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/3 11:23
次の史跡に向かう。市街地を離れて東の丘陵地帯にある。田名部川の上流は川幅が広い。(放流水路があるため、市街地の本流は水量がは少ない)。ここでも橋の付け替え工事。
釜臥山。
2022年12月03日 11:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
12/3 11:25
釜臥山。
このあたりはかつては牧草地だったという。その名残りか。
2022年12月03日 11:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/3 11:31
このあたりはかつては牧草地だったという。その名残りか。
今は荒地が多い。
2022年12月03日 11:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/3 11:41
今は荒地が多い。
荒地の中に史跡。市域の東端に近い。隣は東通村だ。
2022年12月03日 11:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/3 11:47
荒地の中に史跡。市域の東端に近い。隣は東通村だ。
斗南岡というバス停。
2022年12月03日 11:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 11:47
斗南岡というバス停。
斗南藩はここに開拓拠点の市街地を建設したが、失敗したとの説明がある。
2022年12月03日 11:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/3 11:48
斗南藩はここに開拓拠点の市街地を建設したが、失敗したとの説明がある。
建設計画図。
2022年12月03日 11:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/3 11:50
建設計画図。
秩父宮殿下の記念碑。昭和11年のこと。浅虫温泉(青森市)には天皇の巡行が明治9年だったことを知ったのが一昨日のこと。随分後の話。そういえば会津藩士の柴五郎(のち陸軍大将)が大久保利通のことを生涯恨んでいたことを思い出す。
2022年12月03日 11:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 11:51
秩父宮殿下の記念碑。昭和11年のこと。浅虫温泉(青森市)には天皇の巡行が明治9年だったことを知ったのが一昨日のこと。随分後の話。そういえば会津藩士の柴五郎(のち陸軍大将)が大久保利通のことを生涯恨んでいたことを思い出す。
斗南藩史跡分布図もあった。今日、巡ってきたわけだ。
2022年12月03日 11:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
12/3 11:48
斗南藩史跡分布図もあった。今日、巡ってきたわけだ。
東屋があるのはありがたい。
2022年12月03日 11:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/3 11:53
東屋があるのはありがたい。
ここで、スーパー・マエダで買ってきた弁当をいただく。
2022年12月03日 12:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
12/3 12:01
ここで、スーパー・マエダで買ってきた弁当をいただく。
さらに東へ。雨が降ってきた。
2022年12月03日 12:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/3 12:26
さらに東へ。雨が降ってきた。
最後の目的地。会津藩士のお墓。何十もの墓があった。
2022年12月03日 12:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 12:37
最後の目的地。会津藩士のお墓。何十もの墓があった。
情感がこもっている。頭を下げて、偲ぶ。
2022年12月03日 12:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 12:37
情感がこもっている。頭を下げて、偲ぶ。
帰り、1時間大雨の中を歩く。
2022年12月03日 13:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 13:40
帰り、1時間大雨の中を歩く。
やっと雨宿りできる場所にたどりつく。雨宿りにしては大きすぎる。「むつ市イベント広場」だった。いつの間にか、市の中心街に戻ってきていたのだった。
2022年12月03日 13:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 13:45
やっと雨宿りできる場所にたどりつく。雨宿りにしては大きすぎる。「むつ市イベント広場」だった。いつの間にか、市の中心街に戻ってきていたのだった。
すぐ近くに「むつバスターミナル」。目に前には弘前市に本拠を置く「さとちょう」というスーパー。
2022年12月03日 13:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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すぐ近くに「むつバスターミナル」。目に前には弘前市に本拠を置く「さとちょう」というスーパー。
観光拠点と思しき「むつ来さまい館」は閑散としていた。雨とはいえ土曜日だよな。ここには「下北ジオパークビジターセンター」、「むつエネルギープラザ」(資源エネルギー庁)もある。
2022年12月03日 14:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/3 14:14
観光拠点と思しき「むつ来さまい館」は閑散としていた。雨とはいえ土曜日だよな。ここには「下北ジオパークビジターセンター」、「むつエネルギープラザ」(資源エネルギー庁)もある。
ビジネスホテルとスーパーなどの大型店舗と公共施設ばかりが目立つむつ市。その理由が、このパネルで氷解した。原子力の一大拠点だったのだ。しかも核リサイクル開発拠点。エンジニアや関連産業が集積しているベッドタウンというわけだ。
2022年12月03日 14:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ビジネスホテルとスーパーなどの大型店舗と公共施設ばかりが目立つむつ市。その理由が、このパネルで氷解した。原子力の一大拠点だったのだ。しかも核リサイクル開発拠点。エンジニアや関連産業が集積しているベッドタウンというわけだ。
バスで、一気に北上して、下風呂温泉へ。雨が降り続く。
2022年12月03日 15:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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バスで、一気に北上して、下風呂温泉へ。雨が降り続く。
下北半島の第一目的は、この温泉だった。白濁の湯花いっぱいの素晴らしい湯。これまでのベスト3に入る。
2022年12月03日 16:44撮影 by  SHV45, SHARP
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下北半島の第一目的は、この温泉だった。白濁の湯花いっぱいの素晴らしい湯。これまでのベスト3に入る。
そして美味しい海産物。ごはん以外すべて海産物だった。イカがこんなに美味しいものだったとは。部屋いっぱいに、濡れた何着もの衣服(レイヤリング!)をぶら下げて眠りにつく。
2022年12月03日 18:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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そして美味しい海産物。ごはん以外すべて海産物だった。イカがこんなに美味しいものだったとは。部屋いっぱいに、濡れた何着もの衣服(レイヤリング!)をぶら下げて眠りにつく。
4日目(12/4)。まだ雨が降り続いている。今日は温泉巡りかな。
2022年12月04日 07:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4日目(12/4)。まだ雨が降り続いている。今日は温泉巡りかな。
朝食を食べているうちに雨が上がった。帰りのバスには時間があるので、下風呂めぐりをしよう。密かな目的があったのだ。
2022年12月04日 08:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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朝食を食べているうちに雨が上がった。帰りのバスには時間があるので、下風呂めぐりをしよう。密かな目的があったのだ。
海岸線を先に行く(方角としては西へ)。
2022年12月04日 08:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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海岸線を先に行く(方角としては西へ)。
津軽海峡。かすかに見えるのは北海道か。
2022年12月04日 08:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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津軽海峡。かすかに見えるのは北海道か。
こころなしか、天回復模様。
2022年12月04日 08:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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こころなしか、天回復模様。
単なる雑草地かと思ったのだが。。。
2022年12月04日 08:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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単なる雑草地かと思ったのだが。。。
あれあれ綺麗な花が。園芸のわけないとしたら、野生の菊か。ここは海岸。考えてみれば野生の花の宝庫のはずだ。葉の形はコハマギクみたいだが、普通は白い花。花の色はハマベノギクに似ているが、葉の形が違う。シオン系との交雑かもしれない。
2022年12月04日 08:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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あれあれ綺麗な花が。園芸のわけないとしたら、野生の菊か。ここは海岸。考えてみれば野生の花の宝庫のはずだ。葉の形はコハマギクみたいだが、普通は白い花。花の色はハマベノギクに似ているが、葉の形が違う。シオン系との交雑かもしれない。
こちらは、黄色いキク。野生の菊ではシマカンギクに似ているが分布(近畿以西の山地)が合わない。園芸種なのか。
2022年12月04日 08:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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こちらは、黄色いキク。野生の菊ではシマカンギクに似ているが分布(近畿以西の山地)が合わない。園芸種なのか。
空にはカモメ。
2022年12月04日 08:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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空にはカモメ。
カモメを追っていくと、遠方がはっきり見えてきた。
2022年12月04日 08:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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カモメを追っていくと、遠方がはっきり見えてきた。
これは、北海道。函館から東に延びる亀田半島の先端、恵山ではないだろうか。
2022年12月04日 08:54撮影
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これは、北海道。函館から東に延びる亀田半島の先端、恵山ではないだろうか。
あれは鉄道の橋みたい。かつて、大間まで建設途中で中止になった大間鉄道の跡だろう。
2022年12月04日 08:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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あれは鉄道の橋みたい。かつて、大間まで建設途中で中止になった大間鉄道の跡だろう。
海岸には降りられそうもないので、国道を行く。
2022年12月04日 09:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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海岸には降りられそうもないので、国道を行く。
これはハマナスの実。花期には綺麗だろうな。
2022年12月04日 09:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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これはハマナスの実。花期には綺麗だろうな。
左の道に入る。
2022年12月04日 09:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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左の道に入る。
右側にはスギの植林。
2022年12月04日 09:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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右側にはスギの植林。
尾根に針葉樹がある。植生図によるとこの尾根筋にヒバが分布いているようなので見に来たのだ。しかしこの斜面はかなり急で、登れそうもない。
2022年12月04日 09:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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尾根に針葉樹がある。植生図によるとこの尾根筋にヒバが分布いているようなので見に来たのだ。しかしこの斜面はかなり急で、登れそうもない。
あれがヒバと信じて写真に収めて戻ろうかとも思ったが、稜線にヒバが残っているということは、一旦伐採されたあとにスギが植えられたと思われる。しかし、スギもまばらで放置されている。ということは、自生のヒバの方が強いはず。稚樹だ。林道の近くの低い針葉樹を探してみた。
2022年12月04日 09:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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あれがヒバと信じて写真に収めて戻ろうかとも思ったが、稜線にヒバが残っているということは、一旦伐採されたあとにスギが植えられたと思われる。しかし、スギもまばらで放置されている。ということは、自生のヒバの方が強いはず。稚樹だ。林道の近くの低い針葉樹を探してみた。
登らなくとも、近くにヒバらしいまだ小さな樹があった。
2022年12月04日 09:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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登らなくとも、近くにヒバらしいまだ小さな樹があった。
おお、これはアスナロの葉とそっくり。アスナロは青森には分布していないはずなので、これはヒバだろう。ヒノキアスナロともいう。
2022年12月04日 09:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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おお、これはアスナロの葉とそっくり。アスナロは青森には分布していないはずなので、これはヒバだろう。ヒノキアスナロともいう。
ヒバの稚樹もあった。下北半島と津軽半島の自然林のほとんどにヒバが自生している。ここもいずれヒバ林になっていくのだろう。
2022年12月04日 09:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ヒバの稚樹もあった。下北半島と津軽半島の自然林のほとんどにヒバが自生している。ここもいずれヒバ林になっていくのだろう。
先に進んでみる。国土地理院地図には終点に建物が数件あった。集落かなと思っていたが、どうやら取水施設のようだ。
2022年12月04日 09:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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先に進んでみる。国土地理院地図には終点に建物が数件あった。集落かなと思っていたが、どうやら取水施設のようだ。
貯水池。ここが水源地なのだろう。
2022年12月04日 09:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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貯水池。ここが水源地なのだろう。
戻っていくと、確かに給水管らしきものが続いていた。
2022年12月04日 09:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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戻っていくと、確かに給水管らしきものが続いていた。
下風呂の漁港に戻る。海峡いさりび公園。
2022年12月04日 09:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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下風呂の漁港に戻る。海峡いさりび公園。
井上靖文学碑。下風呂温泉の宿に泊まって『海峡』という作品を書いたらしい。
2022年12月04日 09:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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井上靖文学碑。下風呂温泉の宿に泊まって『海峡』という作品を書いたらしい。
カモメが近づいてきた。
2022年12月04日 09:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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カモメが近づいてきた。
これはウミネコですね。
2022年12月04日 09:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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これはウミネコですね。
イカ釣り漁船。
2022年12月04日 09:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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イカ釣り漁船。
下風呂温泉BSに戻ってきた。この温泉施設にはヒバがふんだんに使われているという。
2022年12月04日 10:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/4 10:00
下風呂温泉BSに戻ってきた。この温泉施設にはヒバがふんだんに使われているという。
バス停から見上げる低山。てっぺんにあるのはヒバだろうか。
2022年12月04日 09:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/4 9:56
バス停から見上げる低山。てっぺんにあるのはヒバだろうか。
下北半島の帰路。大湊線の車両から後ろを眺める。さらば下北。
2022年12月04日 12:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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12/4 12:08
下北半島の帰路。大湊線の車両から後ろを眺める。さらば下北。
撮影機器:

装備

MYアイテム
翔亀
重量:0.51kg
個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ チェーンスパイク

感想

JR東日本の「大人の休日倶楽部」切符(11/24-12/6の期間限定)を利用した青森・下北の4日間の旅。12月初旬というのは、関東では秋も終わり雪もまだという微妙な時期。青森なら低山の雪山が楽しめるのでないかと、梵珠山、高森山、黒森山といった低山を狙って宿を手配した。しかし11月の終わりになっても暖かい日々がつづき、初雪の便りもない。雪のない冬山では面白みはないが、沢山登れるので3座行くかと、つらつら考えているうちに、予定日の12月1日を境に寒波到来。青森は吹雪になるという。慌てて冬山装備をしつつも、12/1は山は避けて、途中下車して雪の降らない岩手の縄文遺跡に変更。12/2にコースの無難さとアクセスの良さから高森山に絞って挑戦することにした。

<高森山の雪山ハイク 12/2>
コースタイムと写真は時系列で並べたが、ヤマレコ的には2日目の高森山の雪山ハイクがメインとなるので、こちらから。

青森市は12/1が初雪で、夜、浅虫温泉に入ったが一晩雪が降り続いていたようだった。20cmの積雪と発表されていた。宿の人は、「今年は初雪が遅かった。一晩でこんなに積もるなんて初めて。いつもは少しずつ積もる」と言っていた。高森山は、駅からも近く地元で愛され1年中登られている里山(標高386m)と聞いていたが、さすがに降り過ぎではないか、難しいのではないかとは思ったが、ここまで来て温泉以外には水族館ぐらいしかないし、天気予報も午後から回復するようだったので、行くだけ行ってみることにした。

案の定、麓の浅虫温泉森林公園の入り口は雪に埋もれていて、どこが道だかもわからない。いつも先行者のトレースを頼りにしているので(結果的に)、こりゃ無理かなと思った。そもそも地元の関東南部では雪はめったに降らず雪慣れしていないのだ。

ところが、この高森山は、まるで雪山初心者を誘うかのように、知らず知らずのうちに山頂まで導いてくれたのだった。最後まで森林の中の夏道は、トレースがなくともルートははっきりしているし、積雪量もせいぜい30cmぐらいでツボ足(チェーンスパイク)で十分対応できた。雪はほぼやみ、日も射してきたし、風もほとんどない。天候も積雪量も絶好のコンディションだったように思う。

もう少し積もっていたらワカンかスノーシューのほうが快適だったろうが、このコースはスノーシューだけでも十分対応できそうだ。

どうやら1番のりだったようで、小動物の足跡以外ないまっサラな雪を歩く快適さ。日が射した美しい銀世界を堪能した。身近にこういう雪山があればいいなあ、とつくづく思った。

<斗南藩のこと>
今回の「山と温泉旅」は、下風呂温泉が第一の目的だった。そのための下北旅ともいえる。せっかく行くのだから、下北に何があるかと調べたところ浮かび上がってきたのが「斗南藩」だった。

斗南藩とは、戊辰戦争で敗れた会津藩が、いわば強制移住させられて、藩としての存続が許された地。下北半島と、豊かな八戸を除いた上北がエリア。藩庁はむつ市田名部におかれ、南端が一戸。廃藩置県で1年半で消滅したが、斗南藩での会津藩士の苦闘が記録としていくつか残されていて、気候の厳しい荒地で会津藩士は貧苦に喘いだという。明治維新の裏面史として何冊かを興味深く読んだ。

そこで、どんな地なのか、一戸・二戸(1日目)とむつ市(3日目)を歩いてみた。一戸には世界遺産の御所野縄文遺跡もあるし、むつ市には斗南藩の史跡がいくつか残っている。

二戸と一戸は、盆地というより山地。平らなところはあまりない。縄文時代は暖かく木の実が多く取れて豊かだったろうけど、会津より厳しそうな感じだった。しかし古くからの集落が残っていて、寂れてはいるが歴史が繋がっているような感じを受けた。まさに縄文時代から永遠と。

一方、むつ市は意外だった。斗南藩士上陸の地、「ある明治人の記録」の柴五郎住居跡、斗南藩庁跡、斗南藩開拓市街地跡、斗南藩士墳墓などを巡って、結果、むつ市を一通り歩いたことになったのだが、観光的には他に何にもない市。目立っていたのは人口5万人とは思えない数のビジネスホテル。そして大きなスパーマーケットが、このルートに5つは有った。これらは散在していてそれもかなりの人だかり。新しい住宅地も多いようだった。下北半島の中心都市のため、一通りの行政機関が揃っているのだが、それにしてもこれは20万人級。街に活気があるわけではなく、ベッドタウンという感じ。思い当たったのは、原発。このあたりは、原発開発の核心が集中している。それも核リサイクル開発だ。エンジニアが多く住み、関連産業の裾野も広いのだろう。

明治政府は、厄介な会津をこの地に押し付けた。同じように原発開発が厄介払いの押し付けに留まらなければいいのだけど。

<下風呂のこと>
今回の旅の第1の目的の下風呂温泉は評判に違わぬ素晴らしい湯だった。下風呂とは地名で、勿論アイヌ語。だから風呂ではなく、スマ・フラ。臭い岩という意味。硫黄の匂う岩、つまり昔からの温泉なのだ。ドロドロの白濁湯。湯花が底に貯まっている。自噴だという。女将の話、「温度の変化が激しく、近頃は低め。自分としてはもっと熱いほうが安心できるけど、お客さんには適温でしょう」。そう、何時間も入っていられるのだった。神経の奥深くまで届いているようなよく効く湯。これまでのBest3に入る。

そして特筆できるのが、食事。すべて海産物だが、これが絶品だった。特にイカ。イカは下風呂漁港の名物だが、この蒸し焼き(黒い鍋)が絶品。これまでイカは美味しいと思ったことがないのだが、成る程、これがイカだったのか。ちなみに、お世話になったまるほん旅館は、高級クラスではありません。旬の新鮮だからなんでしょうね。

<ヒバのこと>
さらに密かな目的の一つにヒバの樹を見たい、というのがあった。正式名はヒノキアスナロという針葉樹。青森県ではかつては、この樹で覆われていたと言う。今でも山の中腹以上の森の自然林はこの樹ばかりのようだ。夏なら青森のちょっとした山に登れば簡単に見ることはできそう。しかし冬はそうはいかない。広葉樹が葉を落とすので見つけやすい反面、雪で閉ざされている。2日目に登った高森山の針葉樹はアカマツはあってもヒバはなかった。やはりある程度登らないとヒバはないかな、と植生図を見ていたら、下風呂の近くの丘の森の稜線に残っていそうだったので、行ってみたのだった。

小さい山の稜線は傾斜が急で登れなかったが、手前の樹はスギ(恐らく植樹)に混ざって、ヒバをみつけた。スギもまばらで放置されていたので、自生のヒバの方が強いはず。ヒバの稚樹もあった。いずれ、ヒバに覆われることでしょう。

<最後に>
12月に入った途端に襲ってきた寒波にぴったり合わせてしまった旅となった。出発の前日の南関東20℃から一気に0℃の世界へ。大雪が降った割には、昼間は大きく天気は崩れず、行程を変えながらも目的は果たせた。むしろ寒波が到来して雪が降ってよかったと思う。これが本来の下北だろうから。

一見バラバラに見える行程だったが、意外なつながりがあった。高森山のアカマツ(2日目)は会津の市の樹(3日目)だったとか、一戸二戸(1日目)とむつ市(3日目)が同じ斗南藩のエリアなのにその後の発展の違いだとか(しかしどちらの方がよいかはわからない)、浅虫温泉(弘前藩、2日目)とむつ市(斗南藩、3日目)への皇族の行幸の時間差だとか。(だから敢えて4日間のコースタイムを結合したのです)

そしてヒバ。一戸の縄文人は、クリを食料にし住居の柱にした(1日目)。ヒバの分布域(4日目)の縄文人はヒバをどう使ったのだろうか。そして花と野鳥の豊かさが、この季節でありながら感じることができた。季節を変えて、また来てみたい。北海道・北東北の縄文遺跡群はまだ行っていない遺跡がたくさんあるが、ほとんどが冬季(11月〜)閉鎖なのだ。

浅虫温泉で落としたゲイターの袋を拾って追いかけてくれたおばさん、雪山に誘ってくれた高森山、斗南藩の史跡を保存してきた関係者、そして下風呂集落で温泉を守っている方々など、皆さんに感謝したい。

<参考文献>
石光真人『ある明治人の記録 会津人柴五郎の遺書』(1971年 中公新書)
星亮一『斗南藩 「朝敵」会津藩士たちの苦難と再起』(2018年 中公新書)

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