鹿島槍天狗尾根

コースタイム
4/30 天狗の鼻 5:40 - 岩壁 9:40 - 13:30 天狗の鼻 - 18:00 駐車場
天候 | 4/29 -4 度前後 曇り 4/30 0 度前後 朝方は晴れるものの徐々にガスが上がってくる。昼過ぎより雷を伴ったあられ、雨。午後は断続的に降り続ける。 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況: 尾根の取り付きまでに 3 回の渡渉。水量は膝上程度。それほど多くはない。 尾根上の雪は例年に比べると多いと思われる。 食事:松本かつ玄 松本にはかつ玄あり。古民家を改築したきれいな家屋。勘定場には囲炉裏もある。 カツもおいしい。もちろん味噌汁、ご飯はお代わり可。今回は竹の子ご飯もあった。 難点はむさくるしい山帰りよりカップルで来るほうが似合うところか。 松本IC近く車で10分ほどの19号線脇。年中無休、9:30ラストオーダー。とんかつ屋の看板が目印。 http://www15.plala.or.jp/katsugen/humoto.htm |
ファイル |
非公開
4995.xls
計画書
(更新時刻:2011/04/27 05:00) |
写真
感想
駐車場から東尾根取り付きの看板を見ながら沢沿いに 30 分ほど歩く。
川原で渡渉装備に。
天狗尾根へ取り付くには渡渉が必須。この時期、水の冷たいことを覚悟して
いたが、ネオプレーンのスパッツ、ソックス、沢靴を利用すればそれほど
のことはない。水量も膝上程度で、ズボンをまくれば十分。
ストックも利用して濡れずに通過した。
3 回の渡渉をして取水口到着。ここで沢装備解除。同ルート下降ならデポが
可能。
荒沢をすこし入って尾根取り付きへ。
尾根取り付きからブッシュ帯を抜けていく。斜面は急なため結構いやらしい。
尾根上にあがるまで時間がかかる。
尾根に上がったところでアイゼン装着。
緩い傾斜を登っていくと第一クーロワール。見事な岩壁に圧倒される。
実際は脇の雪壁を登る。シュルントが開いているため、取り付きと乗っ越しが
いやらしい。
続いて第 2 クーロワール。こちらも見事な眺め。
ここを過ぎると、天狗の鼻までほんのわずか。適当なところで幕営をする。
雪の量は多いながら、雪質はグズグズなので歩きにくい。割れ目が至るところに
空いている。
天狗の鼻から最低のコルへ下りてから登攀開始。
もともとはピークを抜けて赤岩尾根を下るはずだったが、雪が多いためコルへ
幕営装備をデポ。同ルート下降を選択する。
雪壁ですぐにロープを出す。ここは幕営装備をもっていたら越せない。
すこし歩くと岩壁。本日の核心。雪壁よりこちらの方が登り易い。
この辺りからガスが広がり、核心をこえたところで雨となる。残りは尾根歩きと
なるのでここで終了。
天狗の鼻へ下る途中、雷が鳴り出し、雨あられ、風が強くなる。ずぶぬれのまま
ビバークの不安も広がるが、弱まったところで下山再開。
寒気が予想より早目に入って、大気が不安定になったのか。
第 2 クーロワールまで 2 回ほど懸垂。のこりはクライムダウン。
沢に下りる際に最後の懸垂下降。
16:30 頃沢へ。沢の渡渉がありヘッデン下山できないため、本日中に下山できる
か不安だったが、ここまでくれば安心。最後は面倒なので登山靴のまま渡渉。雨
でずぶぬれなので怖いものナシ。
登りは去年の白馬での経験が生きて恐怖感を持たず登れたが、クライムダウン
は怖い。もう少しリズミカルに歩けるようにしたい。
最近は日帰りかベースまでのボッカばかりだから、全荷での2日間行動は厳しかったよね。
来年はリベンジって気持ちも湧いてくるのかな?
テント内ではやらかしてしまった(汗
ご無事で何よりです。
鹿島槍東尾根ですかね。今度は CL やります(と宣言してしまおう)。カモメンバーもさそって行ければいいですねぇ。
3月以降まともに山を歩いてなかったので、疲れた山行でした。
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