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Yamareco

記録ID: 4995279
全員に公開
ハイキング
近畿

大谷山南部山域 古道を辿って周回

2022年12月07日(水) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福井県 滋賀県
 - 拍手
shikakura その他7人
GPS
07:21
距離
9.4km
登り
835m
下り
832m

コースタイム

日帰り
山行
6:13
休憩
0:57
合計
7:10
距離 9.4km 登り 835m 下り 838m
8:37
55
辻駐車地
9:32
9:38
25
田屋城址搦手付近分岐
10:03
10:08
43
花地
10:51
11:00
70
イモジャ谷
12:10
14
P817
12:24
7
高島トレイル合流点
12:31
13:08
17
13:25
12
13:37
55
14:32
75
辻分岐
15:47
辻駐車地
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
辻集落の別荘地の道端に駐車
コース状況/
危険箇所等
ヤブは有るが危険な所は有りません。
・マキノ町辻〜イモジャ谷
地形図で道が標記されている辺りから昔の道が現れて来る。途中で林道になるが、林道終了後しばらくは沢源頭の泥濘状態の道。原山峠付近は低い灌木で歩きにくい。
・イモジャ谷〜白石平
イモジヤ谷からの登り始めは灌木のヤブの急登。その後はヤブは薄くなりブナ林となるが、P817から高島トレイル合流点までも灌木のヤブが有り、右往左往する。
・白石平〜マキノ町辻
辻への分岐までは普通の登山道。それ以降は昔の道を下り小沢に下る。沢筋には道は無くヤブを下り、大きな堰堤はヤブの中の踏み跡を辿り高巻き道路に出る。

使われていない道に2台突っ込んで駐車
使われていない道に2台突っ込んで駐車
ログハウス左側の杉林を抜けて取付きます
ログハウス左側の杉林を抜けて取付きます
杉林が終わると緩やかな自然林
杉林が終わると緩やかな自然林
地形図の点線道付近から掘割状の古道が現れて来ます
地形図の点線道付近から掘割状の古道が現れて来ます
古道を登り切ると辻への分岐に登り着き、少し進むと
古道を登り切ると辻への分岐に登り着き、少し進むと
道端に搦手の石柱。田屋城址はこの辺りまで続いていたようです
道端に搦手の石柱。田屋城址はこの辺りまで続いていたようです
荒れた林道を辿り
荒れた林道を辿り
林道の終点で横を向くと、一段高い土手に
林道の終点で横を向くと、一段高い土手に
花地の石柱
原山峠への沢源頭の道は靴が半分埋まるほどの泥濘状態の所も、長靴で正解です
原山峠への沢源頭の道は靴が半分埋まるほどの泥濘状態の所も、長靴で正解です
原山峠付近の灌木は雪の重みでか横方向に枝を伸ばしているので歩きにくい
原山峠付近の灌木は雪の重みでか横方向に枝を伸ばしているので歩きにくい
イモジャ谷に下る直前は石畳になっています。原山峠を越して琵琶湖岸に抜ける古道だったとの事。我々には想像もできない日常が有った事が伺えます
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イモジャ谷に下る直前は石畳になっています。原山峠を越して琵琶湖岸に抜ける古道だったとの事。我々には想像もできない日常が有った事が伺えます
尾根の登り始めは急斜面
尾根の登り始めは急斜面
鬱陶しいヤブが続きますが、葉が茂っていないので助かります
鬱陶しいヤブが続きますが、葉が茂っていないので助かります
のたうち回ったミズナラ。これも雪の影響でしょうか
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のたうち回ったミズナラ。これも雪の影響でしょうか
P817mへ。こんな素敵なブナ林も有ります
2
P817mへ。こんな素敵なブナ林も有ります
Co800m付近から一昨日の雪が現れて来ます
Co800m付近から一昨日の雪が現れて来ます
P817まで登ると視界が開け、三重嶽(木の枝の左)と大御影山への稜線(近江坂)が見えて来ます
P817まで登ると視界が開け、三重嶽(木の枝の左)と大御影山への稜線(近江坂)が見えて来ます
P817から高島トレイルの稜線が見えて来ますが、同時に横に枝を広げた灌木を避けて右往左往が再開です
P817から高島トレイルの稜線が見えて来ますが、同時に横に枝を広げた灌木を避けて右往左往が再開です
高島トレイルへ合流
高島トレイルへ合流
白石平にて。此処は琵琶湖と若狭湾が両方に見られます
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白石平にて。此処は琵琶湖と若狭湾が両方に見られます
琵琶湖の向こうに伊吹山(左)、鈴鹿北部の山々が霞んでいます
琵琶湖の向こうに伊吹山(左)、鈴鹿北部の山々が霞んでいます
美浜の町と若狭湾と雲谷山(左)
美浜の町と若狭湾と雲谷山(左)
此処から下山開始
此処から下山開始
石庭への登山道でイモジャ谷源頭のブナ林。付近のイワカガミの群落は春が楽しみです
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石庭への登山道でイモジャ谷源頭のブナ林。付近のイワカガミの群落は春が楽しみです
田屋城分岐。今年の2月に田屋城址から原山に登りここまで来ました
田屋城分岐。今年の2月に田屋城址から原山に登りここまで来ました
石庭への登山道Co430m付近の木に吊り下げられた道標とテープの有る所から右折します
石庭への登山道Co430m付近の木に吊り下げられた道標とテープの有る所から右折します
辻へ掘割状の旧道が下っているのでそれを辿りますが
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辻へ掘割状の旧道が下っているのでそれを辿りますが
沢に下ると道は消失。沢沿いに下ると
沢に下ると道は消失。沢沿いに下ると
巨大な砂防ダムが現れ、。左岸を高巻きします
巨大な砂防ダムが現れ、。左岸を高巻きします
砂防ダムの高巻きは草の中の踏み跡を登り
砂防ダムの高巻きは草の中の踏み跡を登り
杉林までトラバ-ス後、ヤブの中を下ります
杉林までトラバ-ス後、ヤブの中を下ります
ヤブを降りて来ました
ヤブを降りて来ました
コンクリ-トの橋を渡ると
コンクリ-トの橋を渡ると
道路に出て来ます
道路に出て来ます
駐車地に戻ります
駐車地に戻ります

装備

個人装備
雨具 昼ご飯 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト カメラ
共同装備
無し

感想

今回は2021年10月03日にマキノ町森西〜田屋城祉〜原山峠〜原山林道〜高島トレイル抜土〜大谷山〜石庭で周回し、翌年の02月11日にマキノ町森西〜田屋城祉~原山〜P704下〜石庭 と周回しましたが、最後の仕上げとして高島トレイルの地図に「点線ル-ト」で記載されているル-トとイモジヤ谷から高島トレイルルートに直接登るヤブ漕ぎル-トをトレースしたいとのIさん企画の例会です。

マキノ町辻の別荘横の使われていない道路に駐車して準備後出発します。なだらかな自然林の尾根から登り初め地形図で道の標記が有る辺りから掘割状の道が現れてそれを辿り田屋城址の搦手付近に登り着きます。

その後は荒れた林道が花地の石柱が有る所まで続きます。花地からトラバ-スして川原谷支流の源流を辿りますが細い流れと靴が半分ほど埋まってしまう湿地が続きますので長靴を履いて来たのは正解です。湿地帯が終わると再び掘割状の道が現れて来ますが倒木が有り、原山峠付近は灌木の枝が張り出して歩きにくい道が続きます。

イモジヤ谷に下る直前には石畳の道が残っており、これは長峰清司氏著「琵琶湖周辺の山を歩く」に書かれていた石畳の道で原山峠を越して森西に抜ける古道だったとの事。

イモジャ谷を渡渉して杉林から始まる急登の尾根に取付き、ヤブの灌木を掴んで体を引きあげます。50m程の急登が終わると傾斜は緩くなって楽にはなりますが灌木のヤブは相変わらずで、落葉した現在はまだましですが繁茂期は鬱陶しい場所です。それでも登るにつれてブナ林になり下生えが少なくなりホッとします。

Co800m付近からは一昨日からの雪が残っています。P817に登り着き、振り返ると大御影山への近江坂の向こうに雪を被った三重嶽が頭を出しています。此処から又灌木のヤブになり薄い所を探して右往左往しながら進み高島トレイルに合流します。

石庭への下山口の白石平で風を避けて薄っすらと見える伊吹山、鈴鹿北部と眼下の琵琶湖を眺めながら昼食。

昼食後は石庭への登山道を下りCo430m付近で南東に派生する支尾根に乗ると直ぐに掘割状の道が現れて来ます。これが地形図には有りませんが高島トレイルの地図に記載されている道の様ですのでそのまま辿って沢まで下りますが沢に下ると道は流失したのか無くなっていまいます。

ススキをかき分けながら砂防ダムまで下り、踏み跡に導かれ砂防ダムを乗越してヤブの斜面を下り灌木が生えて廃道と化した道路に下ります。少し下りコンクリ-ト製の橋を渡り広い道路に出て駐車地に戻ります。

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