719 熊伏山(平岡駅から往復)
- GPS
- 07:15
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 2,261m
- 下り
- 2,552m
コースタイム
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 8:27
平岡ルート登山口:1番
明治の平:9番
平岡ルート尾根取りつき:12番
平岡ルート下降点:16番
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道標2番〜3番:へつる箇所あり、難しくはない 道標3番のすぐ上流で右岸から左岸へ。 右岸にケルンのある所で左岸から右岸へ。 その後、ザレた高巻き&高度感のある高巻きあり、結構怖い。 道標5〜6番:徒渉(右岸から左岸へ)。 道標6番:徒渉後、取り付きがグザグザ 道標8番:徒渉後、取り付き、グザグザ 道標12番:徒渉後、グザグザ&急な坂 道標13番:以後。コンスタントな普通よりややきつい急な坂 道標16番:稜線に合流 |
その他周辺情報 | 平岡駅の温泉:土休日は12時からOK、三百円。 駅のすぐ北のスーパー満島屋は、お湯、電子レンジ、イートインコーナー完備。 前泊した龍泉閣は、夕食18時〜20時。食事なしでも入れるレストランにもなっている。朝食は7時か7時半。電気ポット、共用冷蔵庫、共用電子レンジ有。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
チェーンスパイク
|
---|
感想
青春18きっぷ利用山行2日目。
平岡駅の龍泉閣で前泊後、まだ暗い6時前に出発。
竜泉閣は、電気ポット、電子レンジ、共用冷蔵庫もあり、登山にも使いやすいが、朝食は7時からなので、朝飯付は向いていない。
暗い町中をGPS頼りに登山道へと向かう。
学校のすぐ上から近道をして、集落上端のアンテナが2本あるところでルートに合流。そろそろ明るくなってきた。
鹿止めのゲートを過ぎ、素掘りのトンネルを抜けると、ようやく1番の登山口に到着。この山は登山口1番から頂上17番まで番号が振られている。ただし、番号は合目表示ではないので、間隔は全く不ぞろいである。
2番の鉄橋までの道は、遊歩道クラス。ただし、落石が多いようなので、上方にも注意しながら進む。
2番の鉄橋を過ぎると登山道っぽくなる。すぐにヘツリがあるが怖くはない。
3番の道標の先で、赤テープがぶら下がっている箇所がある。右岸のまま進むのか左岸に渡るのか? 右岸のまま進む方向にもロープがあって、登れそうな感じだが、これ、登れるけど降りられないパターンではと思わせる感じ。
対する左岸側は、歩きやすそう。そういう訳で左岸に渡渉。ここの石は滑るので要注意。
3分ほどで左岸の尾根に登るのか、右岸に渡り返すのか微妙な地点に到着。右岸側に小さなケルンを見つけわたり返す。
その後、右岸の河原は荒れ気味で、いったいどう進むのか思案しながら行くと、古い石垣がみえ、赤テープがあった。
石垣に登ると細い道が高巻きになっていく。
ザレた小沢を通過するが、足元がすぐ崩れ、さほど高いわけではないが妙に怖い。いやらしい感じで、ここが今日一番いやな箇所であった。ここを通過すると、岩の崖を通過するトラバース道に。高度感もあり、一歩一歩慎重に進む。
高巻きを終えるとすぐに、渡渉を指示する看板。対岸にも看板が見える。番号がないがおそらく5番と6番。
渡渉後は、小さな枝沢沿いに高度を上げて、今度は左岸の林の中をトラバースする道になる。
沢が二股に分かれるのを林の中から横目で見つつ、右股を詰めていくと、7番と8番の渡渉点。沢は小さいが、ここからザレザレの急斜面を登っていく。
10分強でひょっこりと平らな地点に出て、9番明治の平の看板を見る。すぐに造林小屋を通過。この小屋は屋根に穴が開き、床板もないので通常泊まるには不向き。
11番までは緩やかな林の斜面を徐々に登り、11番から再び林間のトラバース道。12番で最後の小沢を渡ると、尾根に取り付くが、最初はザレザレで、13番までの斜度もものすごい。
13番で多少、斜度が緩んでくるが、それでも、14番、15番、16番とそれなりの急こう配が続く。
15番の少し下では、平岡ダムが眼下に望まれ、15番で右手に「反射板」への踏み跡を分けた。(反射板への踏み跡はごく薄く、道標が無ければ気づかないほど)
13番以降16番までは基本尾根に忠実に登っていく。
16番で北の方からくる尾根と合流。あと300Mの表示だが、まだきつい坂が続き、ようやく17番の山頂に到着。駅から4時間半ほどかかった。
頂上は東面のみ展望が得られるが、池口岳くらいしかわからない。他は私にとっては未知の南アルプス深南部の山々だ。
15番くらいから風が冷たくなり、頂上で写真を撮って、少し休んだ後は、帰りも長いのですぐ出発。
16番で「狩猟鳥獣捕獲禁止区域」の看板があるので、尾根を右前方に下らないように、左前方へ下る。
その後も、尾根の高みを忠実にたどりながら、元来た道を下る。12番の沢へのザレ、8番の沢へのザレは特に慎重に。
6番、5番と思われる渡渉点(左岸→右岸)の後の高巻きは、往路より易しい感じがしたのは気のせいだろうか。
高巻き後、再び河原に降り、ケルンで左岸へ、3番のすぐ上手で右岸へ渡り返し、右岸をたどって2番鉄橋へ。
やれやれ、ここまで下ってくれば滑落リスクは格段に小さくなる。
その後は、順調に平岡駅まで下って行った。下りも3時間半。急こう配のザレと多感期で時間を取られているようだ。
駅のすぐ手前にあるスーパー「満島屋(みつしまや)」はアルコール類、お惣菜、菓子パン等もあり、イートインコーナー、電子レンジに、電気ポットもあり、軽食を取ることが可能。
平岡駅には風呂もある(土休日は12時から)。入浴料も300円でリーズナブル。平岡駅のレストランは午後の時間帯は休憩中であった。
温泉とスーパーでの軽食でリフレッシュし、再び青春18きっぷの人となり、帰京。
上りの飯田線は予想に反して空いていたし、その後の東海道線も豊橋浜松間以外は空いていた。
でも登山後の青春18キップは疲れる。もう年だなあ・・・
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する