やっぱり降られたオーレン小屋BC 〜根石岳まで〜
長野県
air_4224
その他1人 
体力度について
- GPS
- 25:21
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 867m
- 下り
- 875m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:43
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 5:44
| 天候 | 8/24（日）曇一時晴れ、夕方から雨 8/25（月）雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
※唐沢鉱泉からの未舗装のダート道は、普通車の場合、10〜20km程度で走行しないと下を擦ります（昨年の8月に走行した時より多少路面がよくなっている気がしました） ※8/24（日）8時前で駐車しやすい場所は満車、路肩や木々の隙間のスペースにはまだ余裕がありました（8/25（月）9時頃下山した際には平日で雨天ということもあり駐車スペースがら空きでした） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
コース全体を通じて特に危険を感じるような場所はありませんでした。 【桜平〜夏沢鉱泉】 ・ゲートがあり一般車両は進入出来ませんが、夏沢鉱泉、オーレン小屋の車両が走行できる林道を歩きます。一旦下り、地味な登りがありますが、30分ほどで夏沢鉱泉に到着です。 ・この間の標高差約150m 【夏沢鉱泉〜オーレン小屋】 ・ここからが登山道になります。 ・沢沿いに付けられた緩い傾斜の道を約40分程度かけて登ることになります。 ・この間の標高差約250m 【オーレン小屋〜根石岳】 ・オーレン小屋の脇を北東方向に登っていくことになります。 ・展望のない樹林帯を約40分ほど登ると夏沢峠方面と根石岳方面の分岐のある箕冠山です。 ・箕冠山から一旦下ると急に視界が開け、北には根石岳から東西天狗岳の展望が広がります。コマクサの群生地の根石山荘を左に見ながらひと登りすると根石岳山頂です。根石岳山頂は360度展望が開け、正面には東西天狗岳、後ろには爆裂火口を広げた硫黄岳の姿を見ることが出来ます。 【根石山荘】 ・箕冠山と根石岳のちょうど中間にあります。この場所は風の抜ける場所なので、荒天時には注意が必要だと思います。 ・内部が薄暗い旧館とまだ新しく綺麗な新館の2棟があります。 ・今回は味噌汁（300円）を頂きながら、旧館で昼食を摂らせて頂きました。 【根石岳〜夏沢峠】 ・根石岳から来た道を戻り、箕冠山の分岐を南に30分ほどゆるゆると下って行くと夏沢峠に到着です。このコースは基本稜線上を歩きますが、樹林帯の中なのでほとんど視界がありません。 ・夏沢峠では目の前に硫黄岳の爆裂火口が広がり、北側には佐久方面の展望が開けます。 【夏沢峠〜オーレン小屋】 ・南西方面に20分程下るとオーレン小屋に到着です。 ・このコースも樹林帯の中なので視界はありません。一部沢状の場所を下る箇所があるので、雨の際には注意が必要かも知れません。 【オーレン小屋〜夏沢鉱泉〜桜平】 ・往路を戻ります。 【トイレ】 �〆�平 ・駐車スペースからオーレン小屋方面に300mほど進み、橋を渡った左側に簡易トイレ（3ブース）が設置されています。（5〜10月の間の期間限定のようです） ��夏沢鉱泉 ・利用していませんがお借り出来ると思います。 ��オーレン小屋 ・立ち寄りの方でも建物内の最高に綺麗なトイレを利用可能です。（100円/回、テント泊、小屋泊の場合には無料） ・トイレットペーパーもありますが、使った紙は流さずにゴミ箱に入れることになっています。 �ず�石山荘 ・新館1階の綺麗なトイレが利用可能です、（100円/回） �ゲ涜�峠（山びこ荘、夏沢ヒュッテ） ・利用していませんがお借り出来ると思います。（たぶん100円/回） 【テン場】 ・オーレン小屋の沢を挟んで南側のテン場を利用しました。（1000円/人） ※早い者勝ちですが、すのこが10枚程度設置されています。（特に別料金もかかりません。） ※テン場全体は比較的平坦で幕営しやすいと思います。（少々水はけの悪い場所もありますが・・・） ※水は小屋前の「オーレン強清水」と冬季避難小屋脇にある塩素消毒済の水道を利用できます。（立ち寄り者でも無料で利用できるようです） ※オーレン小屋では入浴が可能です（500円/回） 入浴時間は17：30〜20：00です。（テント泊の方は小屋拍の方が夕食中の17：30過ぎに早めに入浴するとお湯も綺麗でゆっくり利用出来ると思います） 言うまでもありませんが、石鹸などは使用不可です。 今回は設備の整ったオーレン小屋に風呂、トイレ、洗面など「おんぶにだっこ」状態だったので、雨中テント泊も比較的快適に過ごすことが出来ました。 オーレン小屋の皆様には感謝です |
| 予約できる山小屋 |
オーレン小屋
|
写真
悪路を走ること5km、桜平に到着です日曜ということもあり、駐車スペースは余裕がなく、樹間の僅かなスペースに駐車
ジムニーのお尻が高くなっています（石で輪止しました）
19
日曜ということもあり、駐車スペースは余裕がなく、樹間の僅かなスペースに駐車
ジムニーのお尻が高くなっています（石で輪止しました）
5〜10月の期間限定設置のようです
このお蔭で深夜でも電気が付いていましたし、何とトイレは自動で流れるんですよ
テント泊するかどうか2人で協議です
申し込みに行ってきた嫁
稜線に出たら風に吹かれそうかも・・・
いつまでも子供みたいな中年夫婦（汗）
外は雨が降ってきました
結局下山することに
夜のうちにシュミレーションしていた通りにテントを撤収し、下山します
装備
| 個人装備 |
レインウェア（上下）(1)
エマージェンシーキット(1)
カメラ（M4/3機）(1)
手袋(1)
ゲイター(1)
帽子（キャップ）(1)
スマートフォン(1)
ヘッドライト(1)
速乾性タオル(1)
水(1)
多機能ウォッチ(1)
ダウンジャケット(1)
ストック(1)
サングラス(1)
着替え(1)
サンダル(1)
熊よけ鈴(1)
フリース(1)
|
|---|---|
| 共同装備 |
GPS(1)
ガスストーブ(1)
コッヘル(1)
250ガス(1)
テント本体(1)
フットプリント(1)
行動食(1)
食事（朝晩）(1)
食事（昼）(1)
LEDランタン(1)
スポンジ(1)
シュラフ(2)
シュラフカバー(1)
マット(1)
水(1)
地図(1)
コンパス(1)
サプリメント(1)
自動車(1)
|
| 備考 | 今回は雨を覚悟のテント泊山行だったので、軽量の折り畳み傘が役立ちました。 小屋までの移動の際に、いちいちレインウェアを着たり脱いだりするのは厄介ですし、濡れたレインウェアの置き場所に困るかと思いますが、傘があれば着替えることなく移動が可能でした。 また風がなかった為、屋外に広げたまま置いておくことが出来て助かりました。 |
感想
天気予報と予想天気図を眺めること数日
嫁と2人して有給休暇も取ったし、何としても出掛けたかった3度目のテント泊
当日朝、雨が降っていなければ出掛けることとしていましたが、当日の朝3時半には星も見える天候だったので出掛けてみました。
登山口の桜平で雨なら、そのまま帰宅する予定でしたが、ここでも何とか曇天
オーレン小屋で雨なら引き返すつもりが、更にここでも曇天
テントを設営し、予定通り天狗岳に向かう途中では晴れ間も見え、森林限界を超えると根石岳越しに東西天狗岳が待っていてくれました♪
ところが稜線では帽子が飛ばされそうなほどの強風
根石岳まで行ってみましたが、青空が消えガスが濃くなってきた為、引き返すことにしました
根石山荘で場所をお借りして昼食を摂った後、夏沢峠で硫黄岳の爆裂火口を眺めてオーレン小屋に下山
下山して2時間ほどで予想通り雨が降ってきました
綺麗なオーレン小屋のお風呂を貸切状態で頂き、早々と夕食を摂って就寝
雨音と沢の流れる音を聞きながら、外気温10℃ほどの中でもテント内は暖かく、朝までぐっすり眠ることが出来ました
3度目にして初の雨のテント泊
翌朝には雨は上がるかと思っていましたが、一晩降り続けており朝食をテントの中で摂った後でもやむ気配がない為、そのまま下山することに
夜の間にシュミレーションしていた通りに、まずはテント内で嫁のバックパックに軽くてがさばる物をパッキングしてレインカバー装着
私のバックパックには余裕を残してパッキングし、2人でレインウェアを着こんで5分ほどでテントを撤収！！
準備しておいた90Lのごみ袋に手早く入れたうえでバックパックに詰め込み、早々に登山口に下山しました
途中、夏沢鉱泉では宮城からきた年配のグループと話しましたが、この天候の中、硫黄岳山荘で宿泊予定とか。雨脚は強くなかったですが、稜線上で強風に見舞われることなく無事到着出来たでしょうかね？
桜平までの間では大勢の学校登山の中学生！？とすれ違いました
今日はオーレン小屋泊とのことでしたが、ビニール合羽の子もいたので寒い思いをせずに小屋に到着出来たでしょうかね？
初下しのモンベルのエアー式のピローがエアー漏れで使えないトラブルこそありましたが、雨の降り続く中でもテント内は僅かに結露する程度でしたし、気温10℃程度でも手持ちのシュラフとシュラフカバー、防寒着で充分暖かく過ごすことが出来ました。
ただ入浴の際に小屋の食堂の脇の廊下を歩くのですが、夕食時、名物の桜鍋の良い香りがしており、「小屋泊にすればよかったぁ」と感じました（笑）
またノースフェイスのレインウェアを本格的に着用するのも初めてでしたが、気温が低めだったこともあり、蒸れを感じることもなく比較的快適に1時間半程度歩くことが出来ました
当初の計画の半分も実現出来ませんでしたが、初の雨の幕営、雨中行動も経験出来ましたし、僅かですが八ヶ岳の稜線でアルペン気分も味わうことが出来て満足出来る2日間になりました
機会があれば天候の良い時にリベンジしたいですね
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
根石岳の最新記録
箕冠山の最新記録
momijiosamu さん
最高！とはいえなかったようですが、一日目は尾根まで上がれて何とか眺望もあったようですし、雨の中でのテント泊は「次につながる」ご経験だったのでは無いでしょうか。また、今回もとても仲むつまじい山行の様子が伝わってくるレコで、ほっこりさせていただきました。
ワタクシも昨年みどり池から上がってヘロヘロになりながら根石山荘旧館に泊まったので、夏沢峠から根石岳、それと旧山荘のいかにも山小屋らしい(?)お写真を懐かしく拝見しました。
最後から４枚目のair_4224さんのお写真はちょっと脱力感が現れているように見えなくも無いですが、早速リベンジ、次のチャレンジを考えていらっしゃるのでは。
テン場は逃げないですしね。
ほっこりレコまた楽しみにしています。
tatsucaさん
いつもコメント有難うございます。
計画通りに天狗にも硫黄にも行けませんでしたが、ある程度予想しての雨だったので、全く「残念感」はなかったですね
それ以上に雨でなければ経験出来ない「しっとりとした北八つの森」「夜、テントに落ちる雨音と沢の流れる音だけの世界」「レインウェアを着こんで雨の中を歩く」etc
ある意味、良い経験が出来た山行になりました
tatsucaさんはみどり池方面から歩かれたことがあるのですね
あちらには山ガールさんにも人気の「しらびそ小屋」があるんですよね
機会があったら出掛けてみたい山小屋の１つです
天候は悪くなってしまいましたがテント泊を満喫されて良かったですね
それにほんと仲が良いですね！！羨ましい
テント内が寒くなかったのは奥様のおかげでは？（笑）
テント装備も軽く感じられるほどになってるのですか
やっぱりグレゴリー良さそうですね
ponsukeさん
いつもコメント有難うございます。
「ゆるゆるテント泊」ばかりですが、毎回楽しくテント泊が出来ています
ガツガツとピークを目指すのもいいですが、ゆったりとテン場で過ごす時間も良いものですね♪
テントの中って思っていた以上に暖かくて居心地がいいです
自分たちのペースで組み立てられる計画
テント泊の醍醐味ですよね♪
テント泊装備も回数を重ねるごとに軽く感じるようになりました
慣れてきたのか・・・それとも無理して購入したバックパックのお蔭なのか・・・
まだまだ初期投資を「回収」するまでには至っていませんので、そんなことも考えながらテント泊を続けたいと思っています
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する