復旧した只見線に乗りたくて 白虎隊士の墓〜堂ヶ作山〜鶴ケ城（会津若松城）

2022年12月13日(火) [日帰り]

• GPS: 03:30
• 距離: 12.3km
• 登り: 217m
• 下り: 213m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:54
• 休憩: 0:37
• 合計: 3:31

7:05 某コンビニ
7:39 7:53 白虎隊士の墓
8:20 8:26 堂ガ作山
9:42 9:59 鶴ヶ城
10:36 会津若松ワシントンホテル

天候

曇り時々小雨

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

【往路】
前日、長野市街から国道117号線、252号線経由で小出駅
小出駅近くのスキー場駐車場をお借りしました
JR只見線小出駅発13:12→会津若松駅
駅近くのホテルに宿泊
【復路】
JR只見線会津若松駅発13:05→小出駅

コース状況／危険箇所等

堂ヶ作山は神社の社の左脇に微かな踏み跡あり
急坂ですが、僅かな時間で頂上に立てます
堂ヶ作山以外は全て舗装車道歩き

その他周辺情報

喜多方ラーメン来夢　会津若松駅前店
http://www.umai-kitakata.co.jp/nakama/aizuekimae.html
チャーシュー麵が人気で殆どの人が注文していた感じ

写真

12/12 12:33

越後駒、中ノ岳、八海山が揃って見え、つい車を停めて撮影！小出駅間近。

12/12 12:43

下権現堂山、上権現堂山
今年七月、遂にこの間を縦走したのでした♪

12/12 12:52

小出駅到着
やれやれ、電車に乗り遅れるのではないかと緊張しながら100km運転してきました(^^ゞ

12/12 12:57

一日五本、ただし土日運休する電車があり、昨年、八十里越えの帰りに乗った日同様、一日四本の印象。期せずして只見線に乗った初の日を忘れられません。

12/12 12:59

これから乗る電車でしょうか？

12/12 12:59

ホームの向こうに越後駒
予想外に晴れ、眺望に感動！登るより眺められる喜びに浸れるようになりました。

12/12 13:00

只見駅に止るこのポスター、お帰りなさいと言いたくなる懐かしさ(^.^)なんだかわくわくしてきます！

12/12 13:01

電車の向こうに小出市街

12/12 13:01

下権現堂山、上権現堂山
山頂付近が少し白くなっています。季節の移り変わりは早いもの！

12/12 13:01

ポスターに掲示されている車両に出会い、感動！

12/12 13:02

左に唐松山
奥に見える真っ白な山々は毛猛山塊？

12/12 13:03

会津若松行き
二両編成の電車です

12/12 13:11

発車間近
ようやく願いが叶おうとしています！しかも滅多に出会えないこんな晴天の日に(^^♪

12/12 13:56

国道252号線に沿って走行。幾度車で通過したか分かりませんが、今日見る景色は初めて！車窓から目を離せません。

12/12 13:56

大白川駅
へとへとに疲れ切ってこの駅に着き、その後100km余り運連して帰宅した思い出がよみがえり、懐かしい駅！

12/12 14:25

只見駅に到着
要害山、蒲生岳に登った日、只見線の線路は草茫々、このまま荒れ果てていくのかと悲しくなり、今日の日が信じられない嬉しさ！

12/12 14:26

地元の皆さんの熱い思いが伝わってくる気がします

12/12 14:26

こんな紅葉の美しさを写真でみると、来年秋こそ来たくなってしまいます。欲張り過ぎかも(^^ゞ

12/12 14:28

言葉は要りません

12/12 14:37

要害山？
記憶が曖昧

12/12 14:38

車窓から蒲生岳が！こんな写真が撮れるなんて奇跡的＼(^o^)／

12/12 14:43

蒲生岳登山口へは踏切を渡った記憶が鮮明

12/12 14:47

この景色に様々な空の色が映り、でもいつ来ても、その穏やかな川面に感動します

12/12 14:47

車窓から
言葉は要りません

12/12 14:48

復旧を待ち焦がれていたのは自分だけではありません。大切な足として頼られていた沿線の皆様、おめでとうございます。

12/12 14:49

こんな晴れた日に来られて幸運

12/12 14:59

本名神楽登山の帰りに寄った大塩温泉は地元の方々が来るリーズナブルで嬉しい共同浴場でした

12/12 15:01

言葉は要りません

12/12 15:17

本名ダム
本名神楽登山口へは谷を分け入り、林道の走行を長く感じました

12/12 15:19

本名駅を通過

12/12 15:25

会津川口駅に到着

12/12 15:27

見飽きず、乗ってきた電車をまた撮影

12/12 15:28

ここで登りと下りのすれ違い。撮り鉄、乗り鉄ではありませんが、長い年月を経ての復旧にやはり何か感動してしまいます！

12/12 15:28

只見川上流

12/12 15:28

案内板にある沼沢湖は大きく、美しい湖。湖の周辺の山を巡りたい考えた日もありました。

12/12 15:29

そろそろ発車時刻

12/12 15:29

大勢のファンが小出に向かう電車を撮影していました。紅葉の素晴らしい秋は、連日満員だったとニュースでも放送。寒くなり日も短くなり、少しは静かになったかもしれないと出掛けてきましたが、乗鉄らしい方で座席は埋まっていました。

12/12 15:45

駅のホームに雪
雪に覆われる日も近いのですね

12/12 15:51

既に暮れかけた谷間は次第にモノトーン

12/12 16:02

宮下温泉は、志津倉山に登った折に宿泊した懐かしい温泉。機会があったらまた訪れてみたい場所

12/12 16:09

いよいよ暮れかかり、写真撮影はここで諦め、電車に揺られました

12/12 17:50

赤べこ
今夜は会津若松駅近くのホテルに宿泊です。ホテル内で撮影。

12/12 17:52

ホテルを出て、近くのコンビニに買い出し。明日、このコンビニをスタート地点にして、会津市内を散策します。

12/13 7:30

正面に飯盛山
白虎隊記念館駐車場前で撮影。昨日と打って変わった曇天(:_;)

12/13 7:33

白虎隊墓地入口
結構急な石段を上るようです

12/13 7:35

石段を迂回して緩やかに登れそうな道が左にありました

12/13 7:37

奥州會津飯盛山本山道

12/13 7:40

さざえ堂
何故サザエなのか、お堂を見ているうちに気が付きました。珍しい建物(*_*)

12/13 7:41

足下に正面石段、そして真っすぐ会津若松駅に向かう道路が見え、飯盛山は会津若松駅の真東にあるとわかりました

12/13 7:43

少年武士慰霊碑

12/13 7:44

自刃の地へ向かいます

12/13 7:47

150年前の戊辰戦争は決して遠い過去の歴史だはなく、河合継之助という武士の生涯を知り、昨年、継之助が越えた八十里越えを果たして、一度は継之助が向かおうとしていた会津にお参りしたいと思っておりました。

12/13 7:48

炎上する鶴ヶ城が見えていたのですね

12/13 7:54

正面石段を下ってきました。飯盛山は頭上だと思いますが、頂上に到る道はないようです。聖地なのかもしれません。

12/13 7:58

旧会津藩御本陣

12/13 8:06

桜？の古木
ここで左折し、住宅団地へ

12/13 8:08

住宅団地の突き当りに神社がありました。どうやらこの神社が登山口。

12/13 8:08

「正一位」「神社大明神」は読めましたが、その間の旧漢字が読めませんでした(:_;)神社の左脇に踏み跡あり、僅かな距離ですが急坂。

12/13 8:20

頂上は平坦地
城跡なのでは、と思われます

12/13 8:20

三角点発見
堂ケ作山
標高＝382.24 m
四等三角点

12/13 8:21

手作り標識がありました

12/13 8:27

樹間に飯森山

12/13 8:35

「みんなのあしあと」あり、距離も短いようですし、三角点もありそうなので、会津市内散策のついでに登らせて頂きました。有難うございました。

12/13 8:36

やや左に少し尖って見えるピークは？多分、名のある山と思われます。わからなくて残念！

12/13 8:42

立派な武家屋敷の門
この門を潜れる人は限られていたのでしょう

12/13 8:42

旧滝沢本陣

12/13 9:22

明治時代の建物でしょうか？堂々とした建築ですね。この建物は現在無人のよう、保存されるのか、取り壊されるのか、ちょっと気になります。

12/13 9:29

この板壁は酒蔵でした

12/13 9:30

つい、お土産にお酒を買おうと寄り道。定休日で、裏の事務所で販売しており、足を運びました(^^ゞ

12/13 9:34

ここが裏の事務所

12/13 9:39

潜り戸も良い雰囲気
純米酒八合瓶を買ってしまい、割らないようにと帰りの道中気を使いました(^^ゞ

12/13 9:42

鶴ヶ城（会津若松城）三ノ丸入口は初めて

12/13 9:48

桜の季節がさぞや！と想像する古木の並木道

12/13 9:50

深くて広い堀

12/13 9:51

以前ツアーでお花見に来た時には来なかった朱塗りの橋

12/13 9:52

この季節、殆ど散歩する人にもすれ違わない静かな城内で散歩を満喫♪

12/13 9:55

天守閣

12/13 9:56

工事中で来年三月迄天守閣は立ち入り禁止。巨大なクレーンが！

12/13 9:57

何をしているのでしょう？

12/13 9:59

振り返った鶴ヶ城
また桜の華やぐ季節に訪れたいものです

12/13 11:49

駅の近くで喜多方ラーメン(^.^)

12/13 12:12

会津若松駅

12/13 12:19

大人の休日倶楽部パスをチェック(^^ゞ

12/13 12:20

少し青空が

12/13 12:28

會津鉄道
この電車にも乗ってみたくなりますが、またの機会に…

12/13 12:32

只見線と青空

12/13 12:54

この電車に乗ります

12/13 13:10

磐梯山方面
山頂は雲に覆われ、残念

12/13 13:18

広い田園地帯を先ず北に向かって走り、会津坂下付近から只見川に沿って南下

12/13 13:25

見えている山の名がわからず残念

12/13 13:42

会津坂下駅
坂下を「ばんげ」と読むのを知ったのは飯豊山に登った折、遥か昔になりました

12/13 14:25

早くも日暮れが迫っている気ぜわしさを感じながら

12/13 14:29

単調な、それでいて心地良く眠りに誘われそうな鉄道の旅は贅沢そのもの！

12/13 14:38

川岸の木々も眠りに就こうとしているよう

12/13 14:59

橋の影が美しいのは川面が鏡のように静かだから

12/13 14:59

こんな景色には幾度も会いに来たくなります

12/13 15:08

会津川口駅に到着
ここで会津若松行きの電車とすれ違い

12/13 15:24

会津若松行きが到着

12/13 15:31

車窓から撮影しているのに、あまりにも静かな川面に山並みと空が映し出されます

12/13 16:23

只見駅
待ち焦がれていた旅も終わりに近づきました。只見駅から大白川駅まではトンネルの連続、しかも日が暮れ、写真も撮れず、残念ですけれど、一日目が予想外の滅多にない晴れた日になり、思い切って実行して大満足の鉄旅になりました。

感想

kyom4

JR只見線に、しかも只見駅から会津若松方面に向かう電車に
乗ってみたいと思ったのは、いつからか思い出せず、
多分、会津蒲生岳に登った日が最初と思い、調べてみると、
ヤマレコに投稿したのは2014年、もう8年前でした。

只見線に沿う山には度々通い、様々な思い出が詰まっています。
昨年、二年越しでガイドをお願いして八十里越えを終え、
疲労困憊して着いた只見駅に置かれていた
只見線復旧のパンフレットを見た嬉しさは今でも忘れられません。
奇しくも只見線に乗れたのは国道252号線の通行止めからでした。

今年10月から運行再開された只見線は、紅葉の季節と重なり
随分混みあっているとニュースでも流れました。
寒くなり、日も短くなり、少しは静かになったかもと、
電車に乗り遅れる不安を抱えながら、100km運転し、只見駅に到着。
予想外に晴れ、越後駒、中ノ岳、八海山の眺望に恵まれました！

要害山、蒲生岳に登った日、只見線の線路は草茫々、
このまま荒れ果てるのかと悲しくなったのを鮮明に覚えています。
只見駅から会津川口駅まで行ける今日が信じられない嬉しさ！
そして、地元の皆さんの熱い思いが伝わってくる気がします。

会津川口駅に到着すると、ここで登りと下りのすれ違い。
撮り鉄、乗り鉄ではありませんが、11年の長きを経ての復旧に
やはりなぜか感動してしまうのは自分だけでしょうか？

早くも日暮れが迫っている気ぜわしさを感じながら、
単調な、それでいて心地良く眠りに誘われそうな鉄道の旅は、
正に贅沢そのもの、各駅毎に登った山々の思い出が宿り、
まどろみながら思い出を反芻する自分がいました。

会津若松駅近くで宿泊し、翌日白虎隊士の墓にお参りしました。
150年前の戊辰戦争は決して遠い過去の歴史ではなく、
河合継之助のような武士の生涯を知り、八十里越えを終え、
復旧した只見線に乗って、会津若松に辿り着いた今、
人生の最後の願いを一つ叶えられた気がすると共に、
また季節を変え、只見線の旅がしたくなりました。

河合継之助の生涯についてご教示下さったmogressさんに
改めて感謝申し上げます。