鍬崎山(ゴン降り激ラッセル)
- GPS
- 09:50
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,729m
- 下り
- 1,717m
コースタイム
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は除雪&スキー客の邪魔にならないように一番北東の隅を利用 ゲレンデハイクアップは向かって右側のウェーデルンコースとダイナミックコースから。(スノードルフィンコースはスキーヤーのパウダー用に残しておく) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆ゲレンデトップ〜大品山 ・基本夏道沿いにハイクアップ。アップダウンを作りたくないが今回のような吹雪の状態だとルートがわかりにくい。 ・まだ藪が優勢なので歩きやすいところを登っていく。 ◆大品山〜鍬崎山鞍部 ・帰りの登り返しのためにジグを切ってシール滑走。 ・ここもまだ藪が濃かった。 ◆鍬崎山鞍部〜独標 ・藪を避けながら基本夏道沿いに登る。 ・独標は鎖が出ていたのでツボで担いで登った。(帰りはスキー滑走) ・まだ藪が多いので巻けない。来週末はいけるかも。 ◆独標〜鍬崎山 ・左の雪庇は、まだ成長していないが右の藪が濃いので結局登れるルートは限られる。基本ここも夏道沿い。 |
写真
感想
今日は今シーズン初の地獄山行。
今シーズン一番の寒波が襲来するということで高い山は厳しい。こんな時は困った時の鍬崎山。
センセーも大魔人さんもお久しぶりです。夏場はみんな別々に行動しているが冬になると毎年ちゃんと集結する。
すっかりレギュラーとなったヤマケイも参加してくれてワイワイ4人で鍬崎山を目指すことになった。
2時スタートということだったがお約束のフライング。センセーとヤマケイに遅れて大魔人さんと後を追う。
あわすのスキー場もちょうど昨日オープンしたようでゲレンデは圧雪されていた。
大品山の手前までは前日のツボ足トレースが残っていたが降り続く雪に覆われてちびラッセル状態になっていた。
大品山から先は完全にノートレース。鞍部まで一旦下るが実に藪い。こんな藪っぽい鍬崎山は初めてだ。
11月〜先週にかけてずっと暖かい日が続いたので当然か。激ラッセルに激藪…今日はなかなか試練の山行になりそうな予感。
案の定木の枝にスキーを引っ掛けてシールトラブル。テーピングをグルグル巻きにして対応したが鍬崎山のようにシールの着脱回数が多い山はいつも以上にシールの取扱いに気をつけなければならない。
鍬崎山までのルートはほぼ登山道をトレースする形にせざるをえなかった。独標も鎖が出ていたのでツボ足で突破。
いつもなら巻けるところも尾根通しになったのでアップダウンも多くなった。シール泣かせ。
センセーと大魔人さんはいつも通りルート工作やラッセルを頑張ってくれたが、今日はヤマケイが光っていた。
底なしの体力でラッセルしていく。自分が先頭でラッセルしている時も後ろについて寒そうにしているので早々に交代笑
自分は後ろでついていっても寒くないので良いのです笑
山頂はほぼホワイトアウト。この山はいつもこんな感じだ。というかこんな天気の時しか来ないので。
トレースも降り続く雪でわかりにくくなっているので慎重に4人で固まって滑走。時折差し込む日の光がありがたい。
藪は目障りだったがしっかりパウダーをいただくことができた。
大品山への登り返しがシール的には核心だったがみんな無事にこなしてあとはあわすのスキー場まで楽しく滑り込んだ。
今日も寒波襲来で山は大荒れだが雪が降るなら行くしかない!
立山手前のトンネルで準備万端、大魔人号とガン号も通り過ぎて行った。
深夜二時スタートであったが安定のフライイングでYSHR・山渓・大魔人・ガンの順にスタート、スキー場トップまでYSHRが先頭でここから山渓がガシガシ
それにしても最後尾のガンが見えない、おかしいなライトが見えない、時折立ち止まって携帯で連絡がないか確認。その間に山渓も大魔人も先に行く。おかしいおかしいと少し待ってみるが一向にライトが見えなかった。
そのうち右足のシールが剥がれ修正、しばらく行くと左足も剥がれ出す。最悪です。もう皆んな見えない、大品山の下りで誰かが立ち止まっていた。ガンであった!ええいつの間に抜かしたんだ!実はスキー場で別コースから先頭に立っていたようだ。マジスカ、どこかに埋まってるんじゃないか、内心思ったが口には出さなかった。大人である。
相変わらず風雪が激しい、最初からわかっていた事なので事なので何ということは無い。シールの不調で気が重い、シーズン初めはこんなもんだ。今日は山渓が特に頑張って居た。流石に20代は半端ない。
無事ホワイトアウトの山頂をピクったらあとはお楽しみ。
今季最高のパウ三昧で僕たちは今日日本で一番幸せなパーティだったかもしれない。
皆の衆お疲れ山でした。
今日は冬型気圧配置で寒気が入っている、こんな日にスキーに出かけなくていつ行くんだ、、、滑走もラッセルも激なので富山の鍬崎山で鍛えてこよう。寒気が入ると言ってもまだ12月、厳冬期よりマシなんです。
スタートから大荒れ、一時止んだけど終始大荒れ。前日のツボトレースを使うが急斜面では役に立たなかった。大品山からはノートレース、みんなでラッセルを回していった。1500mを越えた辺りで急激に積雪が増え激になる。
1700mの独標では板を担いで核心を通過、スキーでは登れなかった。
さて試練になってきた、みんなシールが不調でヤバそう。天候よりシールが試練だったのでは、、、。それでもピクリ、3丁目の試練でした。
さあ楽しもう、頑張ったご褒美は激パウです。今季初の至福をいただきました。あっという間に高度を下げて、核心もスキーで突破、板を履けば問題はないっす。
約10時間の激祭りでした。。。
冬型ばっちり決まって行き先は樹林帯で風を凌げる鍬崎山になった
ことしの4月に1回行っただけなのでなんとなくしか覚えてない
貯水池すぎで後から来てるはずのがんさんになぜか追いついた
そこからラッセルを交代していく
大品山からの下りで暗闇で右往左往してしまって帰り用にうまいトレースを作れなかった、GPSもっとこまめにみて方向を見定めないといけない、今日は大魔人さんにルート採りのポイントも聞けた
薮で遮られて登りにくい、先頭になるとアップダウン作っちゃったり歩きにくいトレースをひいてしまう、暗いとほんとわけわかんないっす。。どうしてみなさん暗くてもうまいルート採りができるんですか!
独標はスキーでいったら一人前だと聞いてたので一瞬トライしたけどやっぱり無理、がんさんが担ぎで突破してくれた
なにも見えない山頂をピクってすぐに滑走準備
独標の登り返しでビンディングに雪が詰まったり、滑ってる途中でウィペット最下段取れて拾いに行ったりもたついたのでかなり疲弊してあわすのゲレンデへ、山の後のゲレンデ1本はめちゃくちゃ楽しい
きょうは本気の地獄じゃなかったみたいですが個人的には厳しかった、雪が増えたらトレーニングしにまた来たいです
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