ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5013394
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

【伊勢】高須ノ峰(798m) 御所覧場山(802m) 白猪山(819m)

2022年12月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:11
距離
25.2km
登り
1,345m
下り
1,350m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:32
休憩
0:38
合計
8:10
7:27
24
7:51
7:51
6
7:57
7:57
33
8:30
8:30
5
8:35
8:35
19
8:54
9:02
15
9:17
9:28
8
9:36
9:36
32
10:08
10:08
18
11:02
11:02
41
11:43
11:44
40
12:24
12:24
39
13:03
13:03
67
14:10
14:11
5
14:44
14:44
1
14:45
14:46
4
14:50
14:50
6
14:56
14:56
4
15:00
15:01
4
15:05
15:05
3
15:08
15:08
29
15:37
以前、白猪山へは「木屋」から登った。木屋は、阪内川最奥の集落だ。阪内川は、櫛田川の支流ではない。名前を変えることなく、伊勢湾に流れ込んでいく。一方、「夏明」は、白猪山の表玄関か。櫛田川の左岸支流群が食い込むエリアの集落で、深野棚田で知られている。

今回は「白猪山」から「高須ノ峰」への稜線を辿り、「仁柿峠」に降りるラインを引いた。峠は、櫛田川の左岸支流「仁柿川」の源流域だ。仁柿峠を西に越えると、局ヶ岳や大洞山を水源とする「雲出川」の水圏になる。

高須ノ峰へのメインルートは、かつては「白猪谷」ではなく「ズリ谷」を利用する登路と聞いていた。私は、仁柿峠に降りる尾根道に可能性を求めた。
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
深夜、吹雪の仁柿峠に
チャリ置き
それから宝泉寺に
移動して仮眠
なぜだか夢の中に
先日見た「ふたご座流星群」が出てきてびっくり
深夜、吹雪の仁柿峠に
チャリ置き
それから宝泉寺に
移動して仮眠
なぜだか夢の中に
先日見た「ふたご座流星群」が出てきてびっくり
出発
深田棚田の段々を上る
出発
深田棚田の段々を上る
夏明の穏やかな朝に油断して
夏明の穏やかな朝に油断して
軽装に震える
山頂にいても
落ち着かず
そそくさ腰あげる
山頂にいても
落ち着かず
そそくさ腰あげる
いや、その前に展望だ
朝熊ヶ岳・獅子ヶ岳・七洞岳・烏岳・総門岳・局ヶ岳・日出ヶ岳
一座ずつ数えるうち
身体の芯まで凍った
いや、その前に展望だ
朝熊ヶ岳・獅子ヶ岳・七洞岳・烏岳・総門岳・局ヶ岳・日出ヶ岳
一座ずつ数えるうち
身体の芯まで凍った
なんじゃこりゃ〜
親の顔が見たいぞ
ぷんぷん
なんじゃこりゃ〜
親の顔が見たいぞ
ぷんぷん
堀坂山や矢頭山
伊勢平野や伊勢湾の
向こうは
中央アルプスや
南アルプス

伊勢平野や伊勢湾の
向こうは
中央アルプスや
南アルプス

御所覧場山まで歩いたが
寒いのは解消せず
御所覧場山まで歩いたが
寒いのは解消せず
我慢を重ねながらも
時折のぞく展望地を
心待ちにする
我慢を重ねながらも
時折のぞく展望地を
心待ちにする
高見山地や
室生の山々
鈴鹿の峰々
高見山地や
室生の山々
鈴鹿の峰々
三峰山や高見山の
てっぺんが見えると
うきうき
三峰山や高見山の
てっぺんが見えると
うきうき
小山を越えたあたりで
登山者に出会う
人なつこい笑顔に
なごむ
小山を越えたあたりで
登山者に出会う
人なつこい笑顔に
なごむ
高須ノ峰着
何もない山頂
高須ノ峰着
何もない山頂
いや、山名標と
三角点が
あるか
いや、山名標と
三角点が
あるか
下山にかかると
ズリ谷に地図にない林道が沿っていた

下山にかかると
ズリ谷に地図にない林道が沿っていた

私は尾根を守り
尾根端から
谷型に降りる
私は尾根を守り
尾根端から
谷型に降りる
小広場から不動橋が見えると
小広場から不動橋が見えると
フィニッシュだ

お地蔵さまだ
「峠」集落は
かつては
大和と伊勢を結ぶ
主要路だったことを
偲ばせる
ここでチャリを回収してダウンヒル
寒くて寒くて
身体が凍結した
お地蔵さまだ
「峠」集落は
かつては
大和と伊勢を結ぶ
主要路だったことを
偲ばせる
ここでチャリを回収してダウンヒル
寒くて寒くて
身体が凍結した

感想

<チャリデポ〜夏明の深田棚田〜白猪山>

チャリをデポするために、仁柿峠に向かう。深夜だったが、立川にかかる不動橋はすぐわかった。しかし、橋は吹きつける雪で、みるみる白くなっていく。寒さに震えながらチャリを降ろした。

深野棚田の駐車場まで車を降ろして仮眠。明るくなるのを待ち、宝泉寺から棚田を縫って歩く。まるで城壁の中だ。振り返ると、雪に包まれた局ヶ岳が見えた。

登山道に入る。矢下コース、都コースを合わせて、石尊大権現のある二ノ峰に立つ。その足で白猪山の山頂へ。朝熊ヶ岳・獅子ヶ岳・七洞岳・烏岳・総門岳・局ヶ岳・日出ヶ岳方面が開ける。

<御所覧場山〜小山〜高須ノ峰>

前日、東海地区は終日、強い雨にたたられた。この日の強風は織り込み済みだった。なのに、早朝の夏明が穏やかだったせいか、軽装でスタート。ウェアを徹底的にミスった。寒さに震えながら、御所覧場山の三角点にタッチ。

鉄塔が立つ広場でつかの間の展望を楽しむ。北側に鈴鹿の御在所岳・雨乞岳・綿向山、布引の経ヶ峰、松阪の堀坂山・矢頭山、室生の尼ヶ岳・大洞山、台高の三峰山とわずかに高見山のてっぺん。

小山を越えたあたりで、声がかかった。「わ〜 今日初めて人に会いました〜」。束の間の、さりげない会話に心がなごんだ。

そして高須ノ峰。あっけに取られるほど、何もない山頂。渋山のにおいがぷんぷん。時計をみやって下山開始。

<仁柿峠〜夏明>

途中、ズリ谷の源頭が迫る地点には、新設林道が這い上がってきた。これを辿れば、確実にしかも簡単に下山できそう。なのに、私は予定通り、尾根通しで仁柿峠へ。楽して勝ちに行けばいいのに、オレって何者?

尾根は執拗にアップダウンを繰り返し、じわじわ体力を奪う。最後はアセビのヤブ。獣道をたどって左手の沢身に降りた。左岸を選ぶと不動橋が見えてくる。小広場から祠へと上がればフィニッシュだ。

締めくくりはチャリに乗って、旬を外したダウンヒル。身体が芯まで冷えた。笑顔も凍った。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:133人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら