歩き遍路・区切り打ち第二区(13番〜23番)
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- GPS
- 104:00
- 距離
- 107km
- 登り
- 2,395m
- 下り
- 2,441m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 9:05
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 9:25
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 8:55
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 8:50
- 山行
- 3:45
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:00
天候 | 1日目 晴れ(風強し) 2日目 曇り(風弱まる) 3日目 小雨(鶴林寺、太龍寺越え)、午後本降り 4日目 朝ミゾレ、後晴れ 5日目 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
広野⇒第十三番⇒⇒⇒第二十三番⇒牟岐 牟岐(JR)→徳島(友人車)→徳島空港→羽田空港→横浜 |
コース状況/ 危険箇所等 |
遍路区切り打ち、第十三番・大日寺から第二十三番・薬王寺までの歩き遍路の為の注意事項です。歩き遍路に関する全体的なノウハウは別記事の「第一番〜第十二番」をご覧ください。 1.今回は区切り打ちの第二回目です。第十二番・大日寺から始めて何処まで歩けるかですが、次回・第三回目の区切り打ちとなるであろう室戸岬通過のロードをどれだけ減らせるかがポイントと考えました。 2.第二区も1日で越える必要がある区間があります、鶴林寺と太龍寺です。両霊場間で一度地上に降りますが近くに宿は無く、1日で歩ききるのが一般的な計画と思われます(ヤマレコ見ていたら、なんと鶴林寺から下山後ロードで宿まで行き、翌日林道から太龍寺に登っている記録がありました。ご苦労さまです。)。従ってこの両霊場の1日越えの為に、前日に勝浦町の「ひなの里道の駅」周辺に着いている必要があります。なお全行程の難度を評価した人のWeb サイトを見ましたが、焼山寺越え(遍路ころがし)が第1位、鶴林寺と太龍寺が2位、3位でした。山歩きをしている自分としては、体調もあるとは思いますが、この2寺越えの方が焼山寺越えよりも厳しく感じました。この2霊場での累積標高差は900m程度です。 3.やはりへんろみち保存協会編の「地図編」は、多少重さはありますが、必携です。今回、区切り打ち2回目で、適当な所に店やコンビニなど色々あるだろうと思って歩きましたが、「ひなの里道の駅」から先「日和佐」迄は全く何も無いです。宿に入ったら、翌日の遍路道上のコンビニとトイレの位置は必ず確認しておく必要があります。 4.金剛杖は航空機では機内持ち込みできません。預ける必要がありますので、チェックイン時間には余裕をもってください。 5.本報告におけるヤマレコの示す登り/下りの標高差は、トンネル区間も峠越えとして加算している可能性がありますので、ご注意ください。 |
写真
装備
個人装備 |
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
携帯バッテリー
時計
タオル
傘
カメラ
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感想
●0日目
朝から歩き始めるために、前日に徳島入しました。空港で友人にピックアップして貰いました。
宿泊費 \12,500 (ホテルサンルート徳島 評価:普通)
●1日目(大日寺、常楽寺、国分寺、観音寺、井戸寺)
友人に市内からスタートポイントの広野まで送って貰っています、なおバスの便もあります。平地歩きで、道標が殆どありません。大日寺から常楽寺へは最初遍路道を歩きますが、鮎食川に架かる一宮橋を渡る事に注意してください(私は先まで行ってしまいました。此処を始め各所に「四国みち」の標識がありますが、「遍路道」との関係は未調査です)。常楽寺は時間を掛けていますが、例外事項です。国分寺では庭園を見学されることをお勧めします。本日の最終到達点の上鮎食橋から宿まで一部タクシー利用です。
大日寺の側で、地元の方にご接待を受けました。
・朝食 市内コンビニ
・昼食 観音寺近くの支那そば「十三八」 (地元の方でいつも満員)
・宿泊費 \14,300 (神山温泉 評価:普通。友人に送迎してもらう。
12時前、常楽寺付近から電話で予約)
・歩行キロ数 19.7Km (地図上の計測)
・歩数 39,000歩 (iPhone計測)
・歩行時間 9時間50分
●2日目(恩山寺、立江寺)
井戸寺からは徳島市内を通らずに、上鮎食橋を経由し地蔵峠越えをしています。峠越えの入口はお寺のすぐ先の左側で、標石があるものの目立たないので注意してください。また日本一低い山「弁天山」も登山しています。登頂証明書は山頂のショーケースの中に入っています。小松島町の国道歩き区間にはコンビニがあります。「立江だんご」は美味しいです。ひなの里の道の駅付近に遍路宿があります、他にも離れていますが「ふれあいの里坂本」は道の駅から送迎して貰えます。
・朝食 神山温泉は朝食の時間が遅く、大日寺付近のセブンで購入
・昼食 セブン日開野町 (国道ではコンビニはあります。弁天山の脇
にはラーメン屋が、セブンの脇には「王将」があります。)
・宿泊費 \7,600 (ふれあいの里坂本 評価 とても良い。酒代込
み。14時半、立江寺付近から電話で予約)
・歩行キロ数 29.5Km (地図上の計測)
・歩数 48,000歩 (iPhone計測)
・歩行時間 9時間25分
●3日目(鶴林寺、太龍寺)
体調が芳しくないのか非常に疲れ、また天候も悪く、鶴林寺と太龍寺はお参りできたものの、平等寺には着けませんでした。舎心ヶ嶽からへんろ宿に電話し、太龍寺の麓の阿瀬比に迎えに来てもらいました。鶴林寺への登りは部分的に急で、下りは非常に急な階段で注意が必要です。下りの途中で舗装道の横断点に注意してください(私は下り口に気が付かず舗装道を下ってしまいました)。太龍寺への登りは舗装された沢沿いの林道で、最後だけ少し急になります。太龍寺は標高では鶴林寺よりやや高いものの、登りのアルバイトは逆に少し楽です。太龍寺からの下りは複数ルートありますが、最近整備された、いわや道・平等寺道を歩きました。このルートは大師さまが修行された舎心ヶ嶽を通りお勧めですが、最後の少し手前に急降下があります。阿瀬比で宿にピックアップして貰いました。阿瀬比には遍路小屋があります。
・昼食 宿のおにぎり
・宿泊費 \8,800 (さざんか 評価 とても良い。酒代込み。
14時過ぎ、舎心ヶ嶽から電話で予約及び迎え依頼)
・歩行キロ数 14.5Km (地図上の計測)
・歩数 34,500歩 (iPhone計測)
・歩行時間 9時間
●4日目(平等寺、薬王寺)
阿瀬比まで宿に送って貰いました。大根峠は良い雰囲気の峠越えです。阿瀬比から舗装道を入って標識に従って左折、その先二股は右に行きます(左の立派な家の方に行くとその先竹藪の廃道になります)。平等寺以降舗装道を歩き、阿南小野では標識が無く分岐に注意で、左に行って貝谷峠への道に入ります。薬王寺までの距離数表示が増えてしまうのでショックですが、そもそも距離表示はどのルートを通るのか明示していませんので、気にしない事です。木岐に入る所にも道標がありませんが、間違えて左に行ってもその先で、橋を渡れば遍路道に復帰できます。木岐からは左・左へと行き、遊歩道を通りながら、舗装道に戻ります。えびす洞は一見の価値があります。日和佐には複数の宿があります。道の駅に観光案内所がありますので、宿を紹介して貰うと良いでしょう。
木岐では交差点でおばあちゃんが、ミカンと煎餅を持って待ち構えていました。多分、木岐に入る所で道を教えてくれたおばあちゃんが連絡してくださったのだと思いました。また夜の飲み屋でもご接待頂きました。
・昼食 ご接待で頂いたミカンと煎餅及び朝食の残りのバナナ
(遍路道上にコンビニはありません)
・夕食 日和佐 つくし (地元の魚が食べられる)
・宿泊費 \4,800 (ビジネスホテル・ケアンズ 評価 良い。16時過
ぎ、日和佐の道の駅にある観光案内所で予約して貰いました)
・歩行キロ数 26.5Km (地図上の計測)
・歩数 47,800歩 (iPhone計測)
・歩行時間 8時間40分
●5日目(日和佐〜牟岐駅)
未明の出発で、国道ではありながら街路灯が無いので、ヘッドランプ必須です。国道ですが歩道の無い幅の狭い区間もあり、車に注意してください。牟岐駅からJR徳島駅経由で徳島空港から帰路です。
・朝食 日和佐のコンビニ
・歩行キロ数 16Km (地図上の計測)
・歩数 29,700歩 (iPhone計測)
・歩行時間 3時間20分
●合計(上記とはまるめ誤差があります)
・日数 4.5日
・歩行時間 40時間10分
・歩数 199,000歩
・キロ数 106.2キロ
・交通費 \76,300(羽田〜徳島航空機含む)
・宿泊費 \49,000(5泊)
・食費 \12,300 (宿泊費に含まれない分)
・その他 \1,000
費用合計 \138,600
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