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Yamareco

記録ID: 5040613
全員に公開
ハイキング
丹沢

登り納めは真のバリルート、荒井滝ノ沢から蛭ヶ岳

2022年12月30日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:55
距離
18.9km
登り
1,713m
下り
1,670m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:44
休憩
1:16
合計
10:00
6:10
57
荒井
7:07
7:10
128
滝ノ沢の滝
9:18
9:18
9
横山沢ノ頭
9:27
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16
9:43
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7
9:50
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14
10:04
10:05
17
10:22
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6
10:28
10:30
10
10:40
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9
10:49
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10:56
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16
11:28
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11:44
12:48
2
12:50
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12
13:02
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14
13:27
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8
13:35
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13:43
13:44
19
14:03
14:04
2
14:06
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15
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14:22
9
14:31
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7
14:38
14:38
16
14:54
14:54
22
15:16
15:17
53
16:10
荒井
天候 晴れ、頂上付近は曇り
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
413号線、荒井集落手前に駐車
コース状況/
危険箇所等
荒井からの滝ノ沢、旧詳細図では湯口沢、新詳細図では荒井沢となっている。いずれもカッコつきで滝ノ沢となっている。
登りは滝ノ沢左岸尾根、いつの間にか水源の森の標識が付いていたが、全く踏み跡や道標は無い。岩稜通過、滝の登攀等難度は高いが、手つかずの自然が楽しめた。
荒井集落の水道施設横を通り、滝ノ沢を遡行するが、ずっと水道用のパイプがあるので、これに沿って行けば良い。通過の難しい所は、お助けパイプになる。
標高600m付近で二俣に分かれ、左俣は大滝、右俣は小滝が掛かっている。左俣の大滝は登攀は無理。昨年はその左斜面を高巻したが、今回は右俣の滝の右斜面をむりやり登り、何とか滝の上に出た。その後、右俣と左俣の中間尾根を上まで登れば良い事になるが、岩稜が険しそうで、一旦左俣に下りて登り返した。
暫くは岩交じりの尾根を登れば良い。標高900m付近で大岩を避けるために右にトラバースする経路を取ったが、直ぐに稜線に戻る所を、遠巻きにトラバースした為、急な岩稜帯に入ってしまい、尾根へのリカバリーに苦労してしまった。ここを通過すれば、傾斜も緩み、美尾根となって横山沢の頭に到着、直ぐに平丸分岐となる。
下りは平丸ルートを下り、途中から分岐する滝ノ沢と平丸沢の中間尾根。始めはとんでもなく急であるが、白や赤のペンキが沢山あり誘導してくれる。標高620mくらいで突如ペンキが無くなり、その後は綺麗な自然の尾根を楽しめた。最後に荒井集落の片隅の祠の前に下りた。こちらも、容易には入れる尾根ではない。
荒井集落から沢沿いの道を登る。取水用パイプがずっとあり、道案内をしてくれる。
2022年12月30日 06:22撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 6:22
荒井集落から沢沿いの道を登る。取水用パイプがずっとあり、道案内をしてくれる。
炭焼の跡と思われる石組み。
2022年12月30日 06:56撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 6:56
炭焼の跡と思われる石組み。
沢が二俣に分かれ、左俣には大滝、右俣に小滝が掛かっている。
2022年12月30日 07:04撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 7:04
沢が二俣に分かれ、左俣には大滝、右俣に小滝が掛かっている。
左俣の大滝(15m)とても登れそうにない。右岸を高巻してる投稿を拝見しましたがかなりの高巻になりそうでした。
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左俣の大滝(15m)とても登れそうにない。右岸を高巻してる投稿を拝見しましたがかなりの高巻になりそうでした。
右俣の小滝、水流左側の階段状のところから登ろうとしました凍結しており断念、小滝右側のグスグスの斜面を這いつくばって登った。
2022年12月30日 07:11撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 7:11
右俣の小滝、水流左側の階段状のところから登ろうとしました凍結しており断念、小滝右側のグスグスの斜面を這いつくばって登った。
滝を登った後、右左の中間尾根を辿る。左俣もおとなしい沢になっている。
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滝を登った後、右左の中間尾根を辿る。左俣もおとなしい沢になっている。
一旦左俣に下りて遡行するが、渇水期なので靴を濡らす事は無かった。
2022年12月30日 07:40撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 7:40
一旦左俣に下りて遡行するが、渇水期なので靴を濡らす事は無かった。
沢から離れ、右の尾根に登る。始めから岩だらけの急斜が続く。
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沢から離れ、右の尾根に登る。始めから岩だらけの急斜が続く。
ここを真っすぐ行くと絶壁で行き詰るので、右にトラバース。そこに白い水源標識もあったので安心して進んでしまった。
2022年12月30日 08:24撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 8:24
ここを真っすぐ行くと絶壁で行き詰るので、右にトラバース。そこに白い水源標識もあったので安心して進んでしまった。
(Y)しかし、大巻し過ぎて岩交じりの急斜面にはいってしまった。もっと早く稜線に戻るべきであった。(t)チェーンスパイク、コンドルフル活用、今年1年の経験をフル活用でした
2022年12月30日 08:34撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 8:34
(Y)しかし、大巻し過ぎて岩交じりの急斜面にはいってしまった。もっと早く稜線に戻るべきであった。(t)チェーンスパイク、コンドルフル活用、今年1年の経験をフル活用でした
大変苦労して稜線に復帰。
2022年12月30日 08:51撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 8:51
大変苦労して稜線に復帰。
稜線へ戻った。
2022年12月30日 08:54撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 8:54
稜線へ戻った。
まだまだ岩ゴロゴロ。
2022年12月30日 08:56撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 8:56
まだまだ岩ゴロゴロ。
主脈稜線はまだか?
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主脈稜線はまだか?
随分楽になった。もう少し。稜線の手前はここまでの激しさが嘘のような穏やかさ。。
2022年12月30日 09:11撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 9:11
随分楽になった。もう少し。稜線の手前はここまでの激しさが嘘のような穏やかさ。。
あと少し。
2022年12月30日 09:16撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 9:16
あと少し。
やった、横山沢の頭、彼方に蛭ヶ岳が見えた。
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やった、横山沢の頭、彼方に蛭ヶ岳が見えた。
この看板、バリルートでも至る所にあるよね。
2022年12月30日 09:24撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 9:24
この看板、バリルートでも至る所にあるよね。
姫次では富士山お隠れ。
2022年12月30日 10:24撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 10:24
姫次では富士山お隠れ。
爪付きドラゴン冬景色。
2022年12月30日 10:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 10:48
爪付きドラゴン冬景色。
ニュードラゴン
2022年12月30日 11:15撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 11:15
ニュードラゴン
寒そうな0.4シスターズ。
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寒そうな0.4シスターズ。
登山者を見守る生贄の十字架。
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登山者を見守る生贄の十字架。
最後の詰めの北斜面は。まだ真白だった。滑り止めは使わなかったが、有るに越した事は無い。
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最後の詰めの北斜面は。まだ真白だった。滑り止めは使わなかったが、有るに越した事は無い。
(Y)着いた、やれやれ。
(t)去年の年末も激しめのVRでした(笑)
2022年12月30日 11:42撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 11:42
(Y)着いた、やれやれ。
(t)去年の年末も激しめのVRでした(笑)
お疲れ様でした。
2022年12月30日 11:42撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 11:42
お疲れ様でした。
おつカレーさまでした。
2022年12月30日 12:03撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 12:03
おつカレーさまでした。
帰りも少し下ると青空。楽しい散歩道。
2022年12月30日 14:02撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 14:02
帰りも少し下ると青空。楽しい散歩道。
滝ノ沢と平丸沢の中間尾根の下り始めは、大変な急斜面。
ショートカットの割に難度が高くサクサク降りれない尾根(笑)
2022年12月30日 15:27撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 15:27
滝ノ沢と平丸沢の中間尾根の下り始めは、大変な急斜面。
ショートカットの割に難度が高くサクサク降りれない尾根(笑)
大きな岩もある。
2022年12月30日 15:31撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 15:31
大きな岩もある。
岩を覗き込みに行ってみる。
2022年12月30日 15:33撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 15:33
岩を覗き込みに行ってみる。
岩の横顔。ゴリラか、スフィンクスか。
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岩の横顔。ゴリラか、スフィンクスか。
この経路、赤ペンキがいっぱい。
2022年12月30日 15:41撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 15:41
この経路、赤ペンキがいっぱい。
気持ちの良い尾根区間。
2022年12月30日 15:46撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 15:46
気持ちの良い尾根区間。
最後の下りの先に小さな祠。
2022年12月30日 16:03撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 16:03
最後の下りの先に小さな祠。
祠と鳥居らしき物。
2022年12月30日 16:04撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 16:04
祠と鳥居らしき物。
林道に下りてきました、お疲れ様でした
2022年12月30日 16:05撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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12/30 16:05
林道に下りてきました、お疲れ様でした

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 タオル ストック ヘルメット チェーンスパイク

感想




年末恒例となった隊長との登り収めVR、昨年はガータゴヤの滝から凍結してるポッチ沢を詰めて、岩礫の壁のような取付だった蛭ヶ岳真北尾根で蛭ヶ岳へ。。
今年はそれに劣らず、高巻、トラバース、ともに難度が高かったです(笑)
グリベルのコンドルが活き活きしてました、山荘では山友さんに会え楽しい時間を過ごしました。下山のショートカットも激下りで、最後までVRドップリの一日でした、
隊長、本年もお世話になりました。。来年も宜しくお願いします♪

ここのところ毎年恒例の年納め蛭ヶ岳バリルート、今年も随分ハードなコース取りでした。危なっかしい所もふんだんにありましたが、楽しい年の締めくくりになりました。

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