観音寺山(かんのんじやま) 備前市:岡山県南東部
- GPS
- 05:34
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 837m
- 下り
- 835m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行きに辿った南側のルートは観音寺山までとスケ岩までのどちらも問題なし。 小動物の仕業と思しきフンが落ちまくっているが。 観音寺山までの道は落ち葉が掃かれた形跡もあり、よく整備されている。 北側の第三大岩を辿るルートはもう二度と行かないと思う。 沢から稜線に出るまで、踏み跡が不明瞭で分かりにくいところも。 谷間で薄暗く、沢沿いのため、足元もさほど良くない。 岩を二箇所で下るのも、滑ったら人生終了感があり、一人だと色々と怖かった。 観音寺山から下山に辿った西の池コースも踏み跡が分かりにくかったり、細い道や石で歩きづらい箇所があるため、こちらも一人ではあまり歩きたくないルートだった。 |
その他周辺情報 | 備前片上駅:多目的トイレあり。ペーパーつきウォシュレット。自販機、自販機用ゴミ箱あり。 |
写真
感想
年明け初登りは熊山にするか観音寺山にするか迷っていたけど、年末に熊山でお会いした方が「観音寺山もいい山ですよ」と言われていたので、そちらに決定。
良い山ならお仲間もきっとおいでだろう、と人少なめの電車に乗る。
雲が多くて太陽もはっきり見えず、これは電車の窓から初日の出が拝めるのでは、と思っていたのに、iPadから顔を上げたらいつの間にか日が照っていた。
備前片上駅に着いてトイレを済ませ、登山口に向かってトコトコ。
駅から北に抜ける出口がないので、ちょっと遠回りになる。
柵のある場所に出て、ラジオ体操をしてから再び歩く。
いかにも登山口っぽかったのに、マップの登山口はまだ先だった。
池のほとりの細い道を越えると、確か沢沿いで石がゴロゴロしている場所だったような。
写真も撮ってなくて記憶は朧げだけど。
とは言え、道標もあるし、特に道に迷うこともなく進めた。
尾根から観音寺山までは整備されたばかりなのか、落ち葉も脇に寄せられていたりして、とんでもなく歩きやすかったような。
観音寺山に着くと眺望も良く、これは確かに良い山だなぁ、と。
何故か他の登山者さんは全く見かけないけども。
頂上のポストには、コースマップのコピーがあったので、一応、一枚いただいておいた。
しばらく景色を眺めてから東に移動。
草は増えて道が細くなったりもするけれど、ルートはハッキリしている。
急な下りと登りを経て南展望所に立ち寄った後、スケ岩へ。
途中の北展望所やイモ虫岩を楽しみつつ、スケ岩を写真に収めて引き返す。
今にして思えば、同じルートを往復した方が安全だった。
第三大岩への十字路分岐で「オレンジロック」の札を見つけて、さほど遠くもなさそうだったので寄り道。
そこそこ急だった。
十字路に戻って第三大岩を目指す。
第三ということは、第一と第二があるのかなとテクテク歩いていたら、ありました。
第一は普通に大きい岩で、上に登ってワーイで済んだけど、第二は手前に「岩の左を降りる」みたいな案内札があってビビる。
立木の枝に悩まされながらも何とか降りると、これまたかなりの細い道。
にじにじ進むと普通の道になって安心したところに、第三大岩でまたもや「岩の下より分岐へ」の札。
岩から下を覗いてみると、確かに斜め方向にリボンと道が見えた。
掴まれるような木もないし、しゃがんで降りるのも滑り台になりそうだし、ワークマン靴に9kgくらいはありそうなリュックを背負って無事に行けるのか。
悩んだものの、確か普通に歩いて降りられた記憶。
でも第二も第三も濡れていたらアウトだったと思う。
そして、実際に濡れていた場合、ちゃんと諦めて引き返せたかどうか、自信がない。
一人だったことを考えると、無理に進むべきではなかった気がする。
ともあれ、第三もクリアしたはいいものの、地形は谷間。
沢近くで石はゴロゴロ、木の枝なども散乱して歩きにくい上、陽もあまり射しこまないため、薄暗くて怖い。
踏み跡やリボンはあるとは言え。
GPSも今ひとつ頼りなく、観音寺山方面への分岐にあるリボンを無視して、一度通り過ぎてしまった。
引き返してリボンに従って歩いていたら、踏み跡が不明瞭になり、リボンも見当たらなくなる。
たぶん踏み跡だろう、ともかく登ればいいはず、と判断してマップを確認しつつ進み(途中途中にリボンも見つかった気もする)ようやく観音寺山に続く尾根に出た時には心底安堵した。
うってかわって歩きやすい道から、草多めで細くて急だったりするけど明瞭な道を越えて観音寺山に再び立つ。
第三大岩ルートで懲りればいいのに、西の池ルートで降りることに。
道を見失うことはほぼなかった記憶だが、それでも行きに使ったスゴ整備ルートとは比べ物にならない。
このルートも多分、二度目はないなと考え、大岩(トド岩)にも足を運んでおいた。
みんなの足跡はトド岩より先に続いていたが、ここで戻らないと多分電車を逃すと思い、引き返す。
結果的に正しい判断だった。
大抵はヤマレコマップの所要時間よりも速く進めるのに、この山行ではオーバーしまくってたような。
眺望もあるし、面白い岩もあるし、確かにいい山だったけど、自分のような技量の足りない一人ぼっちヤマノボラーは、今回スケ岩までの往路で利用したルートをそのまま引き返すのが一番安全だなと思いました。
他にも大丈夫なルートはあるかもしれないけれども。
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