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Yamareco

記録ID: 5049124
全員に公開
山滑走
槍・穂高・乗鞍

十石山バックカントリー

2022年12月30日(金) 〜 2022年12月31日(土)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
8.6km
登り
1,127m
下り
1,107m

コースタイム

1日目
山行
10:40
休憩
0:20
合計
11:00
6:40
20
スタート地点
7:00
50
9:50
10:00
300
15:00
15:10
150
2日目
山行
2:00
休憩
0:00
合計
2:00
12:20
30
12:50
50
13:40
30
14:20
ゴール地点
天候 曇りのち吹雪/ガスのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
湯沢の平までは部分的に藪が出ていますが、根雪になっていないのでつぼ足やワカンだとかなり苦労します。スキーだと比較的ましです。
1500m付近のトラバース部分。トレースがない場合、急な片斜面で滑落する危険性があるので自信がない場合は、尾根を越すことをおすすめします。
2022年12月30日 07:27撮影 by  KYG01, KYOCERA
12/30 7:27
1500m付近のトラバース部分。トレースがない場合、急な片斜面で滑落する危険性があるので自信がない場合は、尾根を越すことをおすすめします。
最初の看板部分。積雪がある場合は、ここから尾根に向かって取り付きます。
2022年12月30日 07:44撮影 by  KYG01, KYOCERA
12/30 7:44
最初の看板部分。積雪がある場合は、ここから尾根に向かって取り付きます。
湯沢の平までの急斜面(自分らは一壁と呼んでいます)は、夏道沿いに上がるよりは、1731のピークのある平な部分を目指して登った方が遠まわりですが楽です。窪地部分は雪崩に警戒してください。
2022年12月30日 09:19撮影 by  KYG01, KYOCERA
12/30 9:19
湯沢の平までの急斜面(自分らは一壁と呼んでいます)は、夏道沿いに上がるよりは、1731のピークのある平な部分を目指して登った方が遠まわりですが楽です。窪地部分は雪崩に警戒してください。
湯沢の平。つぼだと太ももまで埋まりましたが、スキーだとスネぐらいです。トレースがうっすらと残っていたので(前日登られていた人に感謝)だいぶ楽でしたが、それでもしたから3時間かかりました。
2022年12月30日 09:38撮影 by  KYG01, KYOCERA
1
12/30 9:38
湯沢の平。つぼだと太ももまで埋まりましたが、スキーだとスネぐらいです。トレースがうっすらと残っていたので(前日登られていた人に感謝)だいぶ楽でしたが、それでもしたから3時間かかりました。
雪の結晶が綺麗でした。
2022年12月30日 11:00撮影 by  KYG01, KYOCERA
1
12/30 11:00
雪の結晶が綺麗でした。
2022年12月30日 11:00撮影 by  KYG01, KYOCERA
12/30 11:00
2000mあたりまでは、前日登られた方のトレースのおかげで少しは楽でしたが(感謝感謝)、ここから森林限界まではトレースもほぼ埋まりひたすらラッセルとなり、森林限界まで到着するのに9時間半かかりました。日頃の運動不足のせいもありますが。
2022年12月30日 16:34撮影 by  KYG01, KYOCERA
12/30 16:34
2000mあたりまでは、前日登られた方のトレースのおかげで少しは楽でしたが(感謝感謝)、ここから森林限界まではトレースもほぼ埋まりひたすらラッセルとなり、森林限界まで到着するのに9時間半かかりました。日頃の運動不足のせいもありますが。
小屋到着は日がくれた17:30。積雪期の地形(起伏やハイマツの状況など)を把握しているので暗くなっても到着できましたが、地形の状況など知らないと森林限界より上は非常に迷いやすいので、日が暮れる前に到着するように計画してください(これは悪い例です。)
2022年12月30日 17:38撮影 by  KYG01, KYOCERA
12/30 17:38
小屋到着は日がくれた17:30。積雪期の地形(起伏やハイマツの状況など)を把握しているので暗くなっても到着できましたが、地形の状況など知らないと森林限界より上は非常に迷いやすいので、日が暮れる前に到着するように計画してください(これは悪い例です。)
一晩中強風であけても強風で厳しい。
2022年12月31日 07:26撮影 by  ILCE-6000, SONY
12/31 7:26
一晩中強風であけても強風で厳しい。
小屋と避雷針などにびっしり雪が
2022年12月31日 07:30撮影 by  ILCE-6000, SONY
12/31 7:30
小屋と避雷針などにびっしり雪が
避雷針のワイヤーに雪がくっつきこんなに大きくなっていました。
2022年12月31日 07:31撮影 by  ILCE-6000, SONY
12/31 7:31
避雷針のワイヤーに雪がくっつきこんなに大きくなっていました。
2022年12月31日 07:31撮影 by  ILCE-6000, SONY
12/31 7:31
周りのハイマツなどにも雪がつきまるでモンスターのよう
2022年12月31日 07:31撮影 by  ILCE-6000, SONY
12/31 7:31
周りのハイマツなどにも雪がつきまるでモンスターのよう
2022年12月31日 07:33撮影 by  ILCE-6000, SONY
12/31 7:33
窓の内側も凍結。無理に開けようとすると破損するので冬期は余程のことがなければあけないでください。過去に破損させて方がいます。今年もなぜかわかりませんが破損していました。
2022年12月31日 11:20撮影 by  KYG01, KYOCERA
12/31 11:20
窓の内側も凍結。無理に開けようとすると破損するので冬期は余程のことがなければあけないでください。過去に破損させて方がいます。今年もなぜかわかりませんが破損していました。
2022年12月31日 11:20撮影 by  KYG01, KYOCERA
12/31 11:20
冬期の入り口の内側には、扉を支えるつっかえ棒を置いてあるので、出入りの際はこのように扉の内側に引っ掛ける場所があるので使用してください。
2022年12月31日 11:45撮影 by  KYG01, KYOCERA
12/31 11:45
冬期の入り口の内側には、扉を支えるつっかえ棒を置いてあるので、出入りの際はこのように扉の内側に引っ掛ける場所があるので使用してください。
つっかえ棒を使用すると出入りが楽です。
2022年12月31日 11:46撮影 by  KYG01, KYOCERA
12/31 11:46
つっかえ棒を使用すると出入りが楽です。
この時期、小屋はこのような感じで雪に埋もれています。ガスの日だと小屋の場所が見つけにくいので、GPS等にあらかじめポイント等を設定しておくことをお勧めします。
2022年12月31日 11:49撮影 by  KYG01, KYOCERA
1
12/31 11:49
この時期、小屋はこのような感じで雪に埋もれています。ガスの日だと小屋の場所が見つけにくいので、GPS等にあらかじめポイント等を設定しておくことをお勧めします。
冬期入り口を内側から見た図。明かり取り用の窓を追加しましたが、中は暗いので入る前にヘッドランプを準備してください。
2022年12月31日 11:51撮影 by  KYG01, KYOCERA
12/31 11:51
冬期入り口を内側から見た図。明かり取り用の窓を追加しましたが、中は暗いので入る前にヘッドランプを準備してください。
冬期入り口。帰られる際は中に人がいないことを確認してから、必ず扉を針金で固定してください。去年固定されない状況のまま置いておかれたため、扉が風で煽られ一部破損していました。
2022年12月31日 12:17撮影 by  KYG01, KYOCERA
12/31 12:17
冬期入り口。帰られる際は中に人がいないことを確認してから、必ず扉を針金で固定してください。去年固定されない状況のまま置いておかれたため、扉が風で煽られ一部破損していました。
稜線付近はガスっていましたが、降りてくるといい天気でした。十石あるあるです。
2022年12月31日 13:04撮影 by  DSC-HX60V, SONY
12/31 13:04
稜線付近はガスっていましたが、降りてくるといい天気でした。十石あるあるです。
樹林帯のパウダーランは気持ちがいいです。
2022年12月31日 14:09撮影 by  DSC-HX60V, SONY
12/31 14:09
樹林帯のパウダーランは気持ちがいいです。
2022年12月31日 14:09撮影 by  DSC-HX60V, SONY
12/31 14:09
2022年12月31日 14:10撮影 by  DSC-HX60V, SONY
12/31 14:10
2022年12月31日 14:15撮影 by  DSC-HX60V, SONY
12/31 14:15
2022年12月31日 14:15撮影 by  DSC-HX60V, SONY
12/31 14:15
2022年12月31日 14:18撮影 by  DSC-HX60V, SONY
12/31 14:18

感想

冬期の十石峠避難小屋の状況確認と冬期入り口付近の改良のため登りました。前日入った人のトレースがうっすら残っていたので非常にありがたく、2000m付近まではだいぶ楽をさせていただきましたが、自分以外誰も登っておらず、運動不足とひたすらラッセルのため登るのに非常に時間がかかってしまいました。シーズン初めで根雪はなく雪が深いことはわかっていたので、行動時間が12時間を超える可能性があることを見越して早めに出発するべきでした。
強烈な寒気が去り少し寒さが緩んでいましたので、稜線付近で-15度程度、小屋内で-8度程度だったので、ほどほどの装備で過ごせました。
あと数回寒気が入らないと根雪にならずつぼ足やスノーシューではラッセルがきついのでそれなりに覚悟はされた方が良いかと思います。
なお小屋内ですがまだネズミもしくはやまね?が活動しているようで、夜中に不用意に食料を出していると彼らにかっぱわれるので、注意してください。自分は夜中に何度も彼らの襲撃(食料袋を何度もあさられた)にあい寝付けず、起きるのが遅くなってしまいました。また、開封していないジフィーズなどを置いていかれる方がたまにいますが全て彼らに漁られてちらかされるので(今回かなり掃除しました)、置いていかないようにしてください。

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