北海道アイス合宿 層雲峡 銀河の滝 尾滝 NAKA滝
yoru1988jp
その他3人 - GPS
- 13:10
- 距離
- 1.6km
- 登り
- 314m
- 下り
- 311m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 6:20
- 合計
- 11:30
| 過去天気図（気象庁） | 2022年12月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
船
|
写真
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（冗談だけどほんとにそんな感じよねw）
装備
| 個人装備 |
サングラス
ヘルメット
ハーネス
アイス装備一式
ヌンチャク1人３つ（ワイヤーゲート）
テルモス
バラクラバ
靴
ザック
カイロ
手袋&靴下＆予備
長靴
|
|---|---|
| 共同装備 |
スクリュー（中・銅）
ツェルト2（中・銅）
60mロープ2（中・阿）
ガス缶&バーナー（中）
ファーストエイド（銅・尾）
かんじき（中）
|
感想
北海道到着初日は小樽から層雲峡までの運転でお昼を過ぎていたため、層雲峡の下見、概念把握に時間を充てる
銀河の滝、流星の滝、NAKA滝、尾滝、パラグーフォールを見て周った
銀河の滝で登っていたおっちゃん2人組とNAKA滝を登っていたガイドさん達に色々と情報を教えていただいた。
翌日は天気が良さそうなので銀河の滝を登ることにしたが、1人が体調不良になったため3人で行くことに
＜銀河の滝＞
8時に銀河の滝前の駐車場に到着
通常のアイスの準備に加えて、渡渉の準備も行う。膝近くまで水に浸かるということで長靴にビニール袋をテープで巻いていく。渡渉は10m無いくらいの川幅
対岸に渡り、靴を履き替え要らないものを置いていく。その先は前日のトレースが所々消えていて取りつきまで10〜15分くらいかかった。
銀河の滝は上部に中間部の雪田が見えていたので、念のため氷瀑より10mくらい手前でロープを準備し、登っていく
1P目 快適な氷瀑登り ＜体感グレード：�掘‖隆競好院璽�55m（氷瀑の手前からロープ出したため） ＞ 氷も柔らかくてアックスが気持ちよく刺さっていく。氷瀑と上の雪田との境に流れがあり、少し戸惑うがそのまま右岸の側壁を目指して登るとハーケンで作られた懸垂用？の支点が辛うじて雪の上に見えていたが、かなり整備されているとの情報があったので、もう数mほど側壁に沿って雪を掘りながら登ると、ボルトで作られた強そうな支点があったので、そこでピッチを切る
2P目 ラッセルの雪壁登り ＜体感グレード：�供‖隆競好院璽�50m＞ ここは氷瀑は出ておらず、雪の量も多くて雪崩も怖いので右岸の側壁沿いをラッセルしながら登って行った。雪壁の中央は傾斜が緩そうだったが、雪崩や上からの落氷があるかもと思った。全体的にバランスを崩さなければ落ちるような斜度では無いが雪の下にスラブ状の岩があり、意外と難儀した。支点もあまり取れず、雪崩ませんようにと願いながら進んだ。岩の上に生えた木と岩に打ったボルトで作った支点が見えたのでそこでピッチを切る。足場の雪が不安定で木まで手が届かないので、懸垂用のロープを使って支点を作る。フォローの2人が上がってくると、もう14時になっていた
3p目 雪に隠れた氷壁 ＜体感グレード：��+ 体感スケール30〜40m＞ 側壁に沿うように右上していく
最初は雪の下の草付きしか見つからなくて『ハァー』という感じだったが、すぐに雪の下に隠れた氷が見つかってくる。アックスも決まり、スクリューで支点が取れたため良かった。浮かれて登っていくと氷がなく雪だけのとこもあったが概ね快適だった。側壁にボルトの支点を見つけてピッチを切った。
4P目 雪氷壁登り ＜体感グレード：��+ 体感スケール15m＞
右岸側壁沿いに登る。ここも雪の下に氷があったりなかった、途中で右（滝の中央）方向に出た方が氷も見えていたし面白そうだったが、雪のひだが壁のようになっていたので断念、側壁にまた良い支点を見つけてピッチを切る。銀河の滝の落ち口までもう60mロープでギリギリ届くとどうかという感じだったが、傾斜も強くなり時間もかかりそうな感じだし、パーティーの力量も考え明るいうちに下山しようということでここから下降する。
登ってきた支点で下降、3pで下に着いた。登っている途中で轟音を聞いたが、降りてみると左岸側の流れが見えているあたりの氷が崩壊していた。今日は滝上でも-3℃くらいだったため暖かくで崩壊したようで、右岸から登るには影響は無いように感じた。
＜次回への改善点＞
・出発時間をもっと早く、靴の履き替えも時間がかかる。長靴にビニール袋を事前にセットした方が現地で時間かからなかった（他メンバー）
・渡渉の長靴とビニール袋は袋が下がってくるので上の方もテープで止めた方が良かった。もしくは荷物に余裕があればヒップウェーダー？が楽でよい。
・川底が以外と滑るのでストックあると良い
・60mロープだったので3P目と4P目を繋げた方が良かった。
・雪崩ビーコンを持っていてもいい？（他メンバー）
＜NAKA滝・尾滝＞
前日の疲れで身体が起きず寝坊してしまった。ホテルで朝食を取ってから出発
層雲峡の銀河トンネルを抜けたらすぎに右手にある駐車場に車を止める。他に5台くらい車が止まっていたが、みな他の滝へ行っていたようで終日貸し切りだった。
NAKA滝・尾滝はアプローチ至近でラクチンだ。駐車場から銀河トンネル方面へ少し戻り道路を渡ってシェルターの上に登っていく。積もってはいるがトレースもばっちり、そうこうしているとすぐにNAKA滝が見えてくる。尾滝はそこからさらに1〜2分ほど歩くと出てくる。ちなみにパラグーフォールも尾滝からもう少し行くと出てくる。
昨日、体調不良だったA氏が張り切ってNAKA滝に取りつく。が、やはり傾斜がありさらにアイゼンも丸まっているとのことで厳しいそうだ。泣き言を言いながらもアックステンションとスクリューで連打トップアウト、トップロープを張ってくれた。あとで聞くとアイスでのリードは初めてだったようだ。鮮烈なリードデビュー戦となったようで良かった。そしてトップロープで登っていくが各々登り方が違っていて面白い、サクサク登っていったり、フッキングで登っていったり、力尽きてもう登れないA氏もいた。
NAKA滝は一段目が80〜90度くらい10m弱、2段目が70〜80度くらいで5m強くらいの感じでした。落ち口の支点はしっかり整備されていた。先日のガイドさんがやっていたように左岸側にスクリューを一本打ってトップロープのビレイをしていた。
途中でNCC組の2人が尾滝でリードとトップロープ張りに行くため分かれて登る。
そうして登っていると、尾滝の方から叫び声が聞こえたという。見に行ってみると尾滝の真ん中にアックスのみが刺さっている。そして、そのアックスを目指してA氏が登っている最中だった。聞くとリードしていたDさんが落ちてしまって、リーシュレスだったためアックスのみ残ってしまったようだ。怪我とかなくて良かったが、伝説のアックスを引き抜け！ゲームが始まっていたようだ。最初が被り気味になっていて辛いようだが、無事に回収。尾滝はまだ結氷甘いためか大きな氷塊が落ちていたりスクリューも決めづらそうなのでNAKA滝で登ることにする。ただせっかくなので『尾滝から尾〇』の記念写真をいくつか撮って戻る。
NAKA滝でそれぞれもう一本ずつ登って終了。 終日雪がずんずん降った日だった。
＜現地でのタイムスケジュール＞
29日 1200 新潟発・新日本海フェリー
30日 0530 小樽着（1時間遅れ）鱗友市場で朝食 0630発 下道 1100旭川
1230 層雲峡着 14:30発 1500アイスパビリオン 旭川市内で買い出し 1830旭川・東横イン 1940焼肉・徳寿苑
31日 0545 旭川 0745層雲峡 1700層雲峡発 買い出し 2030旭川
1月1日 0800旭川発 10時層雲峡着・準備 10:30NAKA滝 1530クライミング撤収 1600層雲峡温泉・黒岳の湯21:10ジンギスカン・ひつじ家
2日 0900ホテル発 イオンで買い物 1100旭山動物円 1230発 高速 1620小樽着 新日本海フェリー
3日 1130新潟着（2時間半遅れ） まごころ亭 1600三条着
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