大朝日岳(古寺鉱泉からの日帰り)
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,599m
- 下り
- 1,596m
コースタイム
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 7:35
天候 | 曇りのち晴れ(早朝時は小雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に入ってすぐに変なぬかるみに遭遇すると思うが、勢い余って真っ直ぐ突破しない様に!足跡がけっこうあるので、間違えた人が多数いると思う(私もその中の一員) 稜線上の中には滑落の危険性をはらんでいる箇所がいくつかあった。言うまでもなく、雨天時はかなりの危険ポイントになりそう |
その他周辺情報 | 古寺鉱泉には朝陽旅館がある。雰囲気を楽しみたいなら泊まるのもいいと思う 朝陽旅館を利用する余裕の無いマイカー登山者には、駐車場での車中泊と大井沢温泉(この日、入浴料が200円だった!!)の組み合わせが一般的 |
写真
装備
個人装備 |
初使用アイテム<br />フィンガーレス・レザーグローブ(モンベル)<br />ビッグバンダナ(モンベル)
|
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備考 | 実験的にハイドレーションの中身をスポーツドリンクにしたが、これはマジで止めたほうがいい!!やるとしたら、かなり薄めにする必要がある |
感想
目標だった以東岳に行く事が出来て満足したのも束の間、「やっぱり主峰にも行ってみたくなるよな〜。」という気持ちが強くなり、二週間後には土曜の夜に車を飛ばして古寺鉱泉へと向かった。
夜中の24時半過ぎに古寺鉱泉到着。駐車場は9割ほど埋まっていたが、何とかいい場所が空いていたので駐車出来た。
4時半に起きる予定をしてたが、あまり寝れなかったのと、予想外の雨の為に空がまだ暗くて、5時過ぎまで休むことにした。ほとんどの登山客は5時半〜6時頃に出発したと思うが、私は6時20分に出発した。まだ出発していない登山客も何人かはいた。
登山口に入ってすぐ、足跡だらけのぬかるみに遭遇。本当なら右に曲がるのが登山道なのに、イノシシみたく真っ直ぐ進んでしまった。近くに水筒の落としものがあったから、迷わず進んでしまった。何とか他の登山客に見つからないように復帰したが、見られたら結構カッコ悪い(笑)。
登山客が少ないのか健脚揃いなのか、道中で他の人を追い抜くとかはほとんど無く、身体も慣れてきたので集中して登れた。古寺山に着いた時には沢山の人がいて、賑やかさが増していた。現在地から大朝日岳までの稜線も見えて、やる気が出てきた。北側を眺めると鋭角な山容の障子ヶ岳が目立つ。次に行くとしたらそこだな、と考えながら古寺山ではあまり休憩をとらないで、先を急いだ。
途中、地図をよく確認しなかった為に小朝日岳に寄らないで迂回路を選んでしまった。小朝日岳には下りの時に寄ったのだが、その頃にはガスが周囲にかかってしまい絶好の展望を逃してしまった。これは悔しい。
迂回路を過ぎたあたりでスマホのバッテリーを確認したら、メチャクチャに減っていた。どうやら、衣服が汗に濡れて、この日だけ胸ポケットに入れていたスマホが勝手に色々と機能を作動させてしまったみたいだ。なので、スマホを極力省エネモードにしてズボンのポケットに移した。おかげで何とか下山までバッテリーが持つことは出来た。
スマホのバッテリー切れを恐れて少し急いだせいか、出発してから3時間半(うち休憩5〜10分)ちょっとで登頂。コースタイムが5.5〜6時間なので、かなりのハイペースだ。大朝日小屋付近でやたら歩くのが速い若者達とすれ違ったが、私が山頂から下を眺める頃にはかなりの所まで移動していた。彼等は多分、山頂まで登り3時間切ってますね(笑)。
9時半頃から山頂にガスがかかるようになってしまい、絶好のタイミングを逃してしまった。それでも山頂に着いた時はずっと私しか人がいない状態だったので、山頂独り占め感は満喫出来た。
登りがハイペースだった為に、下りは疲労でペースがゆっくりになり出した。古寺山周辺で追い抜いた人達も小屋近くまで登ってきていたし、私と同じタイミングで出発した人も銀玉水あたりですれ違った。
登りの時に行きそびれた小朝日岳に行こうと分岐で休憩。その頃には実験的にハイドレーションの中身をスポーツドリンクにしていたのが仇となり、喉の渇きがずっと続いていた。空腹感で腹が鳴ってもなかなか食料を口に運べない。「バカな事したなあ〜。」と嘆きながら休み休みゆっくり小朝日岳を目指した。この時が一番きつかった。
登りでは1回しか休憩をとらなかったのに、下りでは古寺山に着いた時でもう4回目の休憩だ(下りでは計6回休憩した)。
三沢清水の手前でついにスポーツドリンクが底を着いた。タイミング良く水場に着き、1リットル近く飲んだんじゃないかってくらい水を飲んだ(笑)。そこからは息を吹き返して順調に下る事が出来た。休憩の回数が多かったので、登りよりも下りの方に時間がかかった。
朝陽館に着いたら売り切れてたはずのバッヂが入荷されていたので、記念に買っていった。駐車場に着いてゆっくり帰り支度する頃には後続の登山客も下山を済ませて賑わいを見せていた。帰りは大井沢温泉でリフレッシュ出来て、充実した山行を楽しむ事が出来た。大井沢は魅力的な所で、また立ち寄りたくなった。というわけで、今度は障子ヶ岳を目指します!!
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