源太ヶ岳ー天気良し、斜面貸切り!


- GPS
- 05:26
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 962m
- 下り
- 963m
コースタイム
天候 | 予想外のいい天気で一本目!徐々に曇りはじめ2本目では雪が降りました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
定番となっている源太ヶ岳BC。
いつもの相方Mとの同行予定にTリーダとG氏が参戦。
久しぶりにこのメンバー4名で山スキーを楽しむ。
先行者は三ツ石方面へ。
そのため貸し切り状態で源太ヶ岳のオープンバーンを満喫することが出来た。
(2本目登り途中でスノーシュー跡のスノーボーダ1名を見かけました。)
何といっても今日は天気が最高だった。
久しぶりに厳冬期の源太ヶ岳から岩手山の全貌を眺めることが出来たような気がする。源太ヶ岳でこの天気はなかなかないね〜とメンバーが口を揃えた。
もちろん天気だけではなく滑りもとても楽しめた。
オープンバーンの柔らかく深過ぎない雪。
山頂から尾根横の東斜面へ。
良いコンディションだったので2本目も頑張って山頂まで登り滑ったわけである。
最後はフワフワのツリーランも楽しめて今日は悪いところなしでした!
源太ヶ岳の山頂に立ったのはこれが3度目。
冬は初めて。
そこには今日も飛びきりの興奮と感動が待っていた。
八甲田以外で樹氷を見たのは初めてだ。
空に飛び立っていけそうなお立ち台を見つけ、そこに立ってみた。
スケールの大きな裏岩手の絶景がどこまでも続いている。
眼下には大深岳から白い絨毯を垂らしたような完璧な一枚バーン。
そして真っ白にデコレーションされたオオシラビソの森。
三ツ石や小畚の連なりのさらに向こう側には大好きな秋田駒も見えた。
そして、スタート直後からずっと私たちを見守っていた岩手山の雄大な姿。
正直言って私はかなり感動していた。
そのお立ち台がとても気に入ったので、写真を撮って欲しいと皆さんに自分から頼んでしまった。
滑走もまた素晴らしいものだった。
1月に視界があり、安定して滑りやすい雪質のオープンバーンをなんと貸切!
ホームの山ではあり得ない贅沢さだ。
ゲスト権を行使して、遠慮なくその完璧なファーストトラックをいただくことにした。
滑る前から絶対に楽しめることはわかっていた。
この斜面の雪崩のリスクについては理解していたし、その為に今日はピットチェック用にスノーソーもザックに忍ばせてきていたのだけれど、心配症の私でも使う必要は感じなかった。
積極的に斜面のギリギリ許容範囲まで出て行き、一気に飛び込んだ。
山から歓迎されている日は、それがしっかりと山から伝わってくるものなのだと思う。
私は山肌を撫でる一陣の風になり、大声を上げながらあっという間に2段の斜面を滑り終えた。
全力で滑り込んだら、当然のように2本目に向かって登り返す。
あんなに青かった空はいつのまにか灰色になり、雪が降り始めていた。
2本目は、先ほどとは別の雪を滑っているような感覚に陥り、他人のシュプールに躓いて派手に一回転してしまった。
言い訳はしない。
単に私の実力を超え、太ももの筋力が限界だったのだろう。
その先は調子が戻ることはなかったけれど、それでも気持ちはしっかり前を向いたまま山行を終えた。
次に来る時は絶対に、今より上手く滑っているはず。
そんな未来のビジョンが見え、悔しさは一瞬でこれからの原動力に変わっていた。
1月の源太ヶ岳としては過去最高の天気に恵まれました。
風なし雪良しのうえに山は貸し切り!
1本目のあとボーダーひとりの入山を確認しましたが、それでもこの天気に入山者5人ってどういうこと〜笑
おかわりで初めて2度目の登頂!
さすがに青空はもってくれませんでしたが、それでも風は穏やかでした。
なお今回は、山頂付近の雪の付き方が例年と違っていたため、いつもなら雪崩を心配して滑っていない斜面を滑走しました。
今後状況が変わることが予想されますので、いつでも滑られる斜面ではないことはご理解いただければと思います。
日記にも書きましたが、登行中にアトミックのシフトビンディングのヒールリフターが破損しました。
新品購入で2シーズン目のビンディングですが、金属部品の破損は正直ショックでした。
修理扱いになる話でしたが、そもそも製品の強度不足ではないかと思うんですよね・・・、ホントに通常使用時の破損ですから・・・
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