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Yamareco

記録ID: 5070832
全員に公開
山滑走
八幡平・岩手山・秋田駒

源太ヶ岳ー天気良し、斜面貸切り!

2023年01月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:26
距離
9.2km
登り
962m
下り
963m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:39
休憩
0:45
合計
5:24
距離 9.2km 登り 964m 下り 964m
8:13
125
10:18
27
10:45
11:20
56
源太ヶ岳(1本目)
12:16
19
12:35
12:45
52
源太ヶ岳(2本目)
天候 予想外のいい天気で一本目!徐々に曇りはじめ2本目では雪が降りました。
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奥産道ゲートを出発し直ぐに先行者を追い越す。先行のパーティは奥産道を直進して三ツ石山へ向かうとのことだった。
奥産道ゲートを出発し直ぐに先行者を追い越す。先行のパーティは奥産道を直進して三ツ石山へ向かうとのことだった。
我々はいつもの場所から入山。源太ヶ岳山頂を目指す。
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我々はいつもの場所から入山。源太ヶ岳山頂を目指す。
皆でラッセルを交代しながら...4人もいればかなり楽ね。
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皆でラッセルを交代しながら...4人もいればかなり楽ね。
夏道合流点(c1146)で小休止。
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夏道合流点(c1146)で小休止。
予想外の青空に見舞われる。いつも以上に今日の青空は濃く見えた!
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予想外の青空に見舞われる。いつも以上に今日の青空は濃く見えた!
ノートラック斜面が見えてきた。それを見てみんなのテンションが上がる。
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ノートラック斜面が見えてきた。それを見てみんなのテンションが上がる。
岩手山もこの通り!
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岩手山もこの通り!
ダケカンバロードは夏道に沿っている。夏道上の分岐点(大深湿原分岐)から源太ヶ岳の東尾根へと向かった。
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ダケカンバロードは夏道に沿っている。夏道上の分岐点(大深湿原分岐)から源太ヶ岳の東尾根へと向かった。
兎さんのトレースをお借りしました。
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兎さんのトレースをお借りしました。
真っ白。
風が無くて穏やかな日。1月の源太ヶ岳では珍しいな。
2
風が無くて穏やかな日。1月の源太ヶ岳では珍しいな。
雪田を横切って向こうのダケカンバ尾根まで進む。
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雪田を横切って向こうのダケカンバ尾根まで進む。
源太ヶ岳の斜面上部に大きな雪庇は見られない。
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源太ヶ岳の斜面上部に大きな雪庇は見られない。
尾根横の斜面。滑走はここを狙います。
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尾根横の斜面。滑走はここを狙います。
霧氷がとてもきれい。青空にとても映えるのね!
2
霧氷がとてもきれい。青空にとても映えるのね!
ダケカンバの霧氷と岩手山。
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ダケカンバの霧氷と岩手山。
景色が良すぎ。皆で撮影。イェーイ!
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景色が良すぎ。皆で撮影。イェーイ!
最後の急登を頑張って登る。でもシールが効いてとても登り易かった。
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最後の急登を頑張って登る。でもシールが効いてとても登り易かった。
ビクトリーロードだな!
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ビクトリーロードだな!
今日は源太ヶ岳山頂まで岩手山が映えていた。ラッキー!
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今日は源太ヶ岳山頂まで岩手山が映えていた。ラッキー!
Tリーダー。その眼下に松川大橋が見えている。
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Tリーダー。その眼下に松川大橋が見えている。
源太ヶ岳山頂!お疲れ様です。

まずは1本目ね...
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源太ヶ岳山頂!お疲れ様です。

まずは1本目ね...
秋田駒ケ岳。
大深岳から裏岩手縦走路方面。
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大深岳から裏岩手縦走路方面。
山頂で景色を眺めながら何を話していたのか。忘れました...
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山頂で景色を眺めながら何を話していたのか。忘れました...
今日のメンバー。左からG・M・T。
3
今日のメンバー。左からG・M・T。
そしてP。
そのまま飛び立ちそう。
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そのまま飛び立ちそう。
崖ですが...
北方面には小ぶりながら樹氷が広がっていた。ここは源太ヶ岳の樹氷原ね。
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北方面には小ぶりながら樹氷が広がっていた。ここは源太ヶ岳の樹氷原ね。
そしていよいよ滑走だ。
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そしていよいよ滑走だ。
1本目スタート!
G氏に続いてTリーダが準備。
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G氏に続いてTリーダが準備。
Tリーダ!
自分は最後に滑った。貸し切りは最高だよー。
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自分は最後に滑った。貸し切りは最高だよー。
そのまま谷まで滑走。G氏の360度カメラの映像より。
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そのまま谷まで滑走。G氏の360度カメラの映像より。
一本目、景色も滑りも良かったー。
一本目、景色も滑りも良かったー。
一本目終了。この後は沢を越えて樹林帯へ戻りランチタイム。
外で座ってゆっくりランチを楽しめるくらいの穏やかさよ。
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一本目終了。この後は沢を越えて樹林帯へ戻りランチタイム。
外で座ってゆっくりランチを楽しめるくらいの穏やかさよ。
2本目の登り。その途中からシュプールを眺める。
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2本目の登り。その途中からシュプールを眺める。
2本目の登りは1本目の線路があるから楽々〜
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2本目の登りは1本目の線路があるから楽々〜
ちょっと視界が悪くなってきた。でも1本目で景色は満足しているからもういいよね。
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ちょっと視界が悪くなってきた。でも1本目で景色は満足しているからもういいよね。
源太ヶ岳の山頂から再び。2本目開始!
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源太ヶ岳の山頂から再び。2本目開始!
2本目も楽しい。
ちょっと雪面が見え難くかったけど...
ちょっと雪面が見え難くかったけど...
そのままスリーランも満喫よ。
そのままスリーランも満喫よ。
樹林帯はフワフワだ。
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樹林帯はフワフワだ。
奥産道はトレースに乗って加速。シールなしで最後まで滑り降りる。
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奥産道はトレースに乗って加速。シールなしで最後まで滑り降りる。
今日のメンバーの板。
左から、M、P、T、Gの板。
皆さん、お疲れ様でした!
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今日のメンバーの板。
左から、M、P、T、Gの板。
皆さん、お疲れ様でした!

感想

定番となっている源太ヶ岳BC。
いつもの相方Mとの同行予定にTリーダとG氏が参戦。
久しぶりにこのメンバー4名で山スキーを楽しむ。
先行者は三ツ石方面へ。
そのため貸し切り状態で源太ヶ岳のオープンバーンを満喫することが出来た。
(2本目登り途中でスノーシュー跡のスノーボーダ1名を見かけました。)
何といっても今日は天気が最高だった。
久しぶりに厳冬期の源太ヶ岳から岩手山の全貌を眺めることが出来たような気がする。源太ヶ岳でこの天気はなかなかないね〜とメンバーが口を揃えた。
もちろん天気だけではなく滑りもとても楽しめた。
オープンバーンの柔らかく深過ぎない雪。
山頂から尾根横の東斜面へ。
良いコンディションだったので2本目も頑張って山頂まで登り滑ったわけである。
最後はフワフワのツリーランも楽しめて今日は悪いところなしでした!

源太ヶ岳の山頂に立ったのはこれが3度目。
冬は初めて。
そこには今日も飛びきりの興奮と感動が待っていた。
八甲田以外で樹氷を見たのは初めてだ。
空に飛び立っていけそうなお立ち台を見つけ、そこに立ってみた。

スケールの大きな裏岩手の絶景がどこまでも続いている。
眼下には大深岳から白い絨毯を垂らしたような完璧な一枚バーン。
そして真っ白にデコレーションされたオオシラビソの森。
三ツ石や小畚の連なりのさらに向こう側には大好きな秋田駒も見えた。
そして、スタート直後からずっと私たちを見守っていた岩手山の雄大な姿。

正直言って私はかなり感動していた。
そのお立ち台がとても気に入ったので、写真を撮って欲しいと皆さんに自分から頼んでしまった。

滑走もまた素晴らしいものだった。
1月に視界があり、安定して滑りやすい雪質のオープンバーンをなんと貸切!
ホームの山ではあり得ない贅沢さだ。
ゲスト権を行使して、遠慮なくその完璧なファーストトラックをいただくことにした。

滑る前から絶対に楽しめることはわかっていた。
この斜面の雪崩のリスクについては理解していたし、その為に今日はピットチェック用にスノーソーもザックに忍ばせてきていたのだけれど、心配症の私でも使う必要は感じなかった。
積極的に斜面のギリギリ許容範囲まで出て行き、一気に飛び込んだ。
山から歓迎されている日は、それがしっかりと山から伝わってくるものなのだと思う。
私は山肌を撫でる一陣の風になり、大声を上げながらあっという間に2段の斜面を滑り終えた。

全力で滑り込んだら、当然のように2本目に向かって登り返す。
あんなに青かった空はいつのまにか灰色になり、雪が降り始めていた。

2本目は、先ほどとは別の雪を滑っているような感覚に陥り、他人のシュプールに躓いて派手に一回転してしまった。
言い訳はしない。
単に私の実力を超え、太ももの筋力が限界だったのだろう。

その先は調子が戻ることはなかったけれど、それでも気持ちはしっかり前を向いたまま山行を終えた。
次に来る時は絶対に、今より上手く滑っているはず。
そんな未来のビジョンが見え、悔しさは一瞬でこれからの原動力に変わっていた。



1月の源太ヶ岳としては過去最高の天気に恵まれました。
風なし雪良しのうえに山は貸し切り!
1本目のあとボーダーひとりの入山を確認しましたが、それでもこの天気に入山者5人ってどういうこと〜笑
おかわりで初めて2度目の登頂!
さすがに青空はもってくれませんでしたが、それでも風は穏やかでした。
なお今回は、山頂付近の雪の付き方が例年と違っていたため、いつもなら雪崩を心配して滑っていない斜面を滑走しました。
今後状況が変わることが予想されますので、いつでも滑られる斜面ではないことはご理解いただければと思います。

日記にも書きましたが、登行中にアトミックのシフトビンディングのヒールリフターが破損しました。
新品購入で2シーズン目のビンディングですが、金属部品の破損は正直ショックでした。
修理扱いになる話でしたが、そもそも製品の強度不足ではないかと思うんですよね・・・、ホントに通常使用時の破損ですから・・・

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