菊水台〜旗尾岳〜経塚山〜府庁山

2023年01月08日(日) [日帰り]

• GPS: 06:04
• 距離: 11.2km
• 登り: 771m
• 下り: 665m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:35
• 休憩: 0:23
• 合計: 5:58

距離 11.2km 登り 771m 下り 674m

6:48 天見駅
7:13 7:16 菊水台
8:20 8:22 旗尾岳
10:04 10:07 府庁山
10:38 十字峠
11:06 林道地獄谷線分岐
11:49 林道地獄谷線分岐
12:05 12:21 行者湧水直売所
12:47 ゴール地点

天候

午前中曇り。下山したお昼過ぎから曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

行き：南海天見駅
帰り：南海バス小深

コース状況／危険箇所等

ダイトレにあるような階段などはありません。
⚫︎天見駅〜菊水台
　なだらかな登り
⚫︎菊水台〜旗尾岳稜線
　急登。落葉で滑りやすい。たまにある道標とテープ　　
　、踏み跡を頼りにする。基本的に尾根筋のルート。
⚫︎旗尾岳〜府庁山
　アップダウンの繰り返し。なだらかではない。
⚫︎経塚山
　短い区間ですが、急登でロープが設置されています。

その他周辺情報

⚫︎ 行者湧水直売所
鳥地獄〜小深バス停に行くまでにあります。ストーブと自販機が設置されています。コーヒーなどメニューが書かれていたので、注文できるかもしれません。行った時は営業している気配はなかったですが。

写真

1/8 6:42

南海天見駅を出発。
たしか11年前に参加したダイトレ登山大会のゴール地点。懐かしい。当時、喉が渇いていたのに駅周辺の自販機は全て売り切れ。まさか来るとは思わなかった母が改札で差し入れしてくれたコーラの味が忘れられない😋

1/8 6:45

駅から南側に進む。
空は曇り、少し前に降ったのか地面が濡れている。

1/8 6:45

三叉路を東に曲がると見える踏切を渡る。
真ん中に見える小山が最初に登る菊水台。
頂上には太平洋戦争の遺跡である「防空監視哨」がある。敵飛行機の来襲を察知し、軍や警察に飛行行動を報告、軍や警察は報告を元に空襲警報発令していたという。

1/8 6:47

天見駅の住宅街を抜けて旗尾岳登山口方向に進む。

1/8 6:49

菊水台（右）への分岐。
右に進む。

1/8 6:49

菊水台（天野防空監視哨跡）と書かれた標識

1/8 6:50

住宅地の裏山のような感じの細い道を進む。

1/8 6:51

竹藪の道

1/8 7:03

戦時中、防空監視隊の人たちもこの道を行き来していたんだろう。

1/8 7:08

要所に標識があるので迷わない。感謝。

1/8 7:10

菊水台頂上の広場にある井戸のような遺跡が「天野防空監視哨」

1/8 7:10

深さ1.9mの穴の中で、常時2〜3名が敵飛行機の爆音を24時間体制で監視していた。近くにある通信室から大阪府の監視隊本部に直通電話で報告していたらしい。
昭和20年にサイパン島などから8回も大阪大空襲でB29の大軍が攻めてきたようだが、ここもさぞ忙しかったことだろう。

1/8 7:11

穴から上空の空を見あげてみる。
当時はこんなに木が生えていなかったのかな？

1/8 7:12

菊水台標識

1/8 7:16

テープと地形図を頼りに旗尾だけ方向に進む。

1/8 7:23

サルノコシカケ科のツガサルノコシカケ？
真ん中が焦げたピザみたい。
なんか美味しそうに見えてしまう🤤

1/8 7:26

急登の尾根筋を登る。
落葉でよく滑るので注意！

1/8 8:05

やっと稜線に出る。
左に行くと旗尾岳、右に行くと府庁山。
左に進む。

1/8 8:09

なだらかな下り

1/8 8:12

鉄塔。ジジジ…と音がする。

1/8 8:16

これもサルノコシカケ科？
小さいのがビッシリ

1/8 8:17

旗尾岳頂上。
別名天見富士と呼ばれるご当地富士だが、木に囲まれて景色が全く見えない。

1/8 8:18

山名のプレートがたくさん

1/8 8:19

別方向にもある

1/8 8:19

地面近くにも

1/8 8:36

菊水台分岐まで戻って府庁山方面に進む

1/8 8:46

旗尾岳東峰

1/8 8:47

基本的に稜線を要所要所にあるテープを頼りに進む

1/8 9:15

下ったり

1/8 9:21

上ったりを繰り返す

1/8 9:24

鉄塔脇を進む

1/8 9:24

鉄塔付近で景色がやっと開ける。
鉄塔から伸びた電線は府庁山南の小さい山を越えてダイトレのブンタ谷分岐辺り〜和歌山県橋本市に伸びる
→（公開後に訂正）
　方角間違い。南ではなく北の田山に電線が伸びている。

1/8 9:26

まっすぐ進むと府庁山
左に進むと塞ノ神谷から南河内グリーンロード方向。
まっすぐ進む。

1/8 9:29

また分岐がある。
左に行くと葛城二十八品18番経塚がある経塚山

1/8 9:29

小さい標識に経塚への矢印

1/8 9:31

経塚山方向にまず下る。

1/8 9:34

経塚山。急登を登る。一番急な箇所はロープがある。

1/8 9:38

葛城二十八品18番経塚

1/8 9:54

トリの巣箱？

1/8 9:54

可愛らしい

1/8 10:03

府庁山への最後の上り

1/8 10:04

府庁山頂上。
木に囲まれていて、景色は見えない。

1/8 10:04

府庁山道標。
名前の由来は、個人所有の山林を借りて植林したから、周辺住民に「府庁の山」と呼ばれたためらしい。

1/8 10:04

田山方向に府庁山最高点があるらしい。
また今度、田山に登る予定のため、今回はパス

1/8 10:18

十字峠に向かって下る

1/8 10:22

と思いきや、上りもある

1/8 10:34

途中から道が広がる

1/8 10:38

十字峠

1/8 10:39

石見川方向に進む。

1/8 10:41

下っていくと、林道のような道になる

1/8 10:46

別の林道が合流

1/8 10:48

林道を下っていく

1/8 10:51

分岐で右の「小深・鳥地獄」方向に曲がる

1/8 10:54

林道地獄谷線分岐に向かう

1/8 11:06

林道地獄谷線分岐。
右に曲がる

1/8 11:06

林道地獄谷線を進む

1/8 11:07

名前の通り地獄谷と言うのかな？

1/8 11:12

分岐を右に曲がって鳥地獄に向かう。

1/8 11:24

ジメジメしてシダが足元を隠して歩きづらい😵
転倒しないようにゆっくり慎重に進む。

1/8 11:31

鳥地獄に到着。
子どもの時に地図で偶然見つけてから行きたかった場所にやっと着いて感慨深い😃

1/8 11:30

冬だから？池が干上がっている。youtube動画で鳥地獄を検索すると池の水をポコポコと炭酸ガスが発生している動画がある。
炭酸ガスで窒息した鳥や狸が見つかるらしいが、今回は見つからなかった。

1/8 11:31

二つ目の池も同じく干上がっている。

1/8 11:46

今日は急用が出来たので、鳥地獄を最後に早めの下山

1/8 11:46

林道地獄谷線を下って310号線に向かう

1/8 12:21

国道310号線沿いの行者湧水直売所に立ち寄る

1/8 12:15

休憩所のストーブで暖まる😀

1/8 12:18

木工製品が売られている。

1/8 12:44

小深バス停に向かう。
うーん、今ごろ晴れるなんて…🥲

1/8 12:52

小深バス停到着！

撮影機器：

iPhone 13 Apple

感想

6bey

南海天見駅から出発して、菊水台〜旗尾岳〜経塚山をピークハントして、葛城二十八品18番経塚を拝み、最後は鳥地獄に立ち寄りました。当初の予定では、鳥地獄の後に千早峠から花尾山〜東條山〜五百目山を目指す予定でしたが、急用が出来たため、次回に持ち越しです😵

⚫︎思い出の天見駅
たしか11年前に参加したダイトレ登山大会のゴール地点で懐かしいです。当時、喉が渇いていたのに駅周辺の自販機は全て売り切れ。まさか来るとは思わなかった母が改札で差し入れしてくれたコーラの味が忘れられません😋

⚫︎天見富士（旗尾岳）
ご当地富士。富士のキレイな山容は別の山からでないと見れません。天見駅西側の山を登った時に見たいです。

⚫︎菊水台の防空監視哨
マイナーですが、大変興味深い戦争遺跡です。👇のサイトが詳しいです。
https://minamino-town.com/mannengusa/omoroi/河内長野-天見監視哨-菊水台/
米軍はレーダーを使っているのに、日本軍は井戸のような穴の中でなんと人間の耳で敵の飛行機が来た事を察知していたのです。

⚫︎鳥地獄
長年行きたかった鳥地獄は、池の水が干上がっていて残念😣　冬は干上がっているという記事をみたので、またの機会にチャレンジです。
水を飲もうとして近づくと炭酸ガスで窒息死してしまう、鳥や狸にとってまさに地獄のような場所らしいです。