草津白根山(表万座スノーパーク跡〜往復)


- GPS
- 04:28
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 751m
- 下り
- 741m
コースタイム
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 4:29
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
路肩が広くなっているので除雪の邪魔にならないように駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆浅間白根火山ルート(車道)〜表万座スノーパーク ・最初は林道をテクテクと。 ・ずっと林道だと遠回りなのでショートカットしてスノーパークの駐車場まで。多少藪はあるがご愛敬。 ◆表万座スノーパーク〜ゲレンデトップ ・延々とゲレンデ跡を登る。 ・笹薮が埋まり切っていないので空洞でかなり沈む。藪はないがなかなかラッセルし応えがあった。 ・ゲレンデはモナカ天国。モナ王だったらいいが中は空洞なのでかさ増ししてるたちの悪いパターン。 ◆ゲレンデトップ〜本白根山 ・しらびそ、ダケカンバの密林歩きやアップダウンがあるのでシールのままで行く。 ・本来かなり風が強そうな地形だが今回はそうでもなかった。 ・樹林は多いのでホワイトアウトにはなりにくそう。 ・山頂にはしらびそに括りつけられた標識あり。目立たないので注意して探そう。 ◆スキー滑走 ・ゲレンデはモナカ天国なのでスーパーファットのロッカー推奨。 ・石はほとんど出ていない。 ・初冬の乗鞍のツアーコースのイメージ。 |
写真
感想
これまで百名山は96座登ってきた。
元々百名山ハンターではなかったがここまで来ると踏破したい。
最大の難関は草津白根山。2018年の噴火事故以来噴火警戒レベルが上がり、登山道も立入禁止となっていた。
噴火警戒レベルは1に戻ったものの登山道は依然として立入禁止。さすがにこの状態で登山道を歩くわけにはいかない。
何とかできないものか…冬なら登山道を使わずに登れるかも?調べてみると既に廃業した表万座スノーパークからアプローチすれば登れそう。まさに山スキー向けのルートじゃないか、ということで今回のタイミングでチャレンジすることにした。
前日白木峰から下山した後群馬まで移動。時間はタップリある。
高いところまで登ると車中泊が寒いので上田で寝る。ここでも寒いけど。
標高差は800mもないのでそれほど早出する必要はない。4時半に起床してスタート地点となる表万座スノーパークに向かい6時に登山を開始した。
最初は林道歩きから始まるが意外とスキーじゃなくてツボ足トレースが続いていた。
潰すのも申し訳ないし帰りに滑ることを考えると自分でスキー用のトレースを作った方がいい。ラッセルトレーニングにもなるのでちょうどいい。途中藪をショートカットして旧スキー場に到着した。
スタート地点の標高が1400mを超えているので寒い。既に前日の白木峰の標高を超えている。
少し厚着してゲレンデを登り始める。営業中のゲレンデはよく圧雪されていて登りやすいが廃業したゲレンデはもちろん未整備なのでラッセルが必要。笹薮の中が空洞になっていて普通のラッセルより大変だった。
未整備のゲレンデは雪崩リスクもあるがここはそれほど積雪量も多くなくてしっかりブッシュが絡んでいるようだったのでリスクなしと判断。そもそもモナカ状態で雪は必要以上に結合していた。
淡々とゲレンデを登ってゲレンデトップに到着したのは9時前。3時間もかかった。
ようやく稜線に入る。お約束でガスっていたが視界はそれなりにある。
頭を使わないとアップダウンだらけになるのでしっかりGPSを見ながら巻いていく。
山頂部はしらびその森が広がっていてとても活火山とは思えなかった。猿ヶ馬場山みたいで好きな雰囲気かも。
森の迷路歩きを楽しんだらいよいよピークへ。百名山97座目。ある意味最難関笑
さて下山するまでが登山ですよ。自分のトレースに乗ってスムーズにゲレンデトップまで戻るとあとはモナカ滑走。
細板ならかなり厳しかったと思うがスーパーファット&ロッカーのポンツーンなら全く問題なかった。
ラストは林道をボブスレーして車道まで帰還。
滑りもハイクも楽しくてもっと登られても良いルートだと思った。
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