記録ID: 5075763
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
日程 | 2023年01月08日(日) [日帰り] |
---|---|
メンバー | |
天候 | 晴れ |
アクセス |
利用交通機関
鳥倉林道へ向かう冬季ゲート手前の駐車スペース(2ヶ所、各6台くらい停められます)
車・バイク
※国道152号は分杭峠が冬季通行止めになっています(12/21〜3/10)。私はこれを知らずに南下してしまいゲートでUターン → 高遠まで戻って回り込む羽目になってしまいました。
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 日帰り
- 山行
- 12時間15分
- 休憩
- 1時間49分
- 合計
- 14時間4分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 下記は本日現在の状況です。冬季の積雪等状況は日々変化しますので、最新の情報を入手されることをお薦めします。 【冬季ゲート↔鳥倉林道登山口】 9kmの長いロードです。圧雪状態になっているところと融けてアスファルトが出ているところが半々くらい。車輪が踏んだ跡はツルツルになっているのでスリップ注意(私は帰りに3回転びました)。 【鳥倉林道登山口↔三伏峠小屋】 積雪は30cmくらい、よく踏まれておりコースは明瞭です。 【三伏峠小屋↔小河内岳】 稜線の雪はややクラスト状態。アイゼンだと踏み抜くのでワカンやスノーシューがよさそうです。雪量は多くなく、一部ではまだハイマツが出ています。 |
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過去天気図(気象庁) |
2023年01月の天気図 [pdf] |
写真
感想/記録
by yoisa
百高山のゴールが見えてきて、順調に行けば今年中には到達できそう。百座に到達したら、その後はどこへ向かおう?そんなことを考え始めました。
「信州百名山」など別のリストに少し手を出してみたものの、何となくピンと来ない・・・どうやら私は高い山、大きい山が好きみたい。百高山の登山歴を眺めてみると、1度しか登っていない山が(未踏の山も含め)65座。これらの山をもう1度訪ねてみようかと考えました。できれば前回とは違ったアプローチや違った季節に、前回訪れた記憶を辿りながら・・・ワクワクしてきます。
百高山2巡目、「烏帽子岳」と「小河内岳」。
【回想】
烏帽子岳、小河内岳とも2019年の夏、6泊7日南アルプス縦走(甲斐駒ヶ岳〜池口岳)の4日目に登った。ただし2座ともあまり印象が残っていない(写真も撮っていない)。この日は三伏峠小屋を出発、「行くぜ、荒川三山!!」のテンションだったので、ともに通過点の位置づけだったと思う(当時は百高山の存在すら知らなかったのでなおさら)。
烏帽子岳は小屋を出発してすぐに到達した記憶(30分ちょっとで登っている)。縦走4日目のこの日の朝も、素晴らしい富士山と朝陽に迎えられたのはよく覚えている。
冬季ゲートにより、「とにかくロードが長い」と聞いていたので冬靴はザックの中へ、足元はアプローチシューズでスタート。圧雪部と雪の融けた舗装路が入り混じるロードを進みます。
鳥倉林道登山口から林の中へ入っていきますが、登山道はよく踏まれています。ここから冬靴のつもりでしたが、結果的にはアプローチシューズ+チェンスパで小屋まで上がれてしまいました。小屋前で換装、塩見岳方面との分岐を右手に取って、2座に向かいます。
お花畑の上くらいまでは足跡がはっきりありましたが、次第に不明になります。うっすら残るその跡を追いますが、アイゼンでは潜ってしまいうまく進めません。途中でワカンを履き直しました。斜面をトラバースし、そして傾斜を登ってピークへ。近くにある塩見岳などはまだ暗い中、遠く富士山は赤く焼けた空を纏って浮き上がっています。
烏帽子岳を降りると前小河内岳へ。ワカンではなかなか厳しい斜面を登っていくと、富士山の横に登った朝陽に会えました。山肌が、そして稜線がどんどん表情を得て息づいてきます。私はおそらく「高山が好き」というよりも「高山が連なる稜線が好き」なのだと思います。烏帽子岳から前小河内岳、そして小河内岳へと続く白い稜線を気持ちよく歩くことができました。
計画書では冬季ゲートへの戻り=19:00としていましたが、アプローチシューズでロードが速く歩けたこと、三伏峠小屋までが歩きやすかったことから、思いのほか早い時間に下山することができました。
「信州百名山」など別のリストに少し手を出してみたものの、何となくピンと来ない・・・どうやら私は高い山、大きい山が好きみたい。百高山の登山歴を眺めてみると、1度しか登っていない山が(未踏の山も含め)65座。これらの山をもう1度訪ねてみようかと考えました。できれば前回とは違ったアプローチや違った季節に、前回訪れた記憶を辿りながら・・・ワクワクしてきます。
百高山2巡目、「烏帽子岳」と「小河内岳」。
【回想】
烏帽子岳、小河内岳とも2019年の夏、6泊7日南アルプス縦走(甲斐駒ヶ岳〜池口岳)の4日目に登った。ただし2座ともあまり印象が残っていない(写真も撮っていない)。この日は三伏峠小屋を出発、「行くぜ、荒川三山!!」のテンションだったので、ともに通過点の位置づけだったと思う(当時は百高山の存在すら知らなかったのでなおさら)。
烏帽子岳は小屋を出発してすぐに到達した記憶(30分ちょっとで登っている)。縦走4日目のこの日の朝も、素晴らしい富士山と朝陽に迎えられたのはよく覚えている。
冬季ゲートにより、「とにかくロードが長い」と聞いていたので冬靴はザックの中へ、足元はアプローチシューズでスタート。圧雪部と雪の融けた舗装路が入り混じるロードを進みます。
鳥倉林道登山口から林の中へ入っていきますが、登山道はよく踏まれています。ここから冬靴のつもりでしたが、結果的にはアプローチシューズ+チェンスパで小屋まで上がれてしまいました。小屋前で換装、塩見岳方面との分岐を右手に取って、2座に向かいます。
お花畑の上くらいまでは足跡がはっきりありましたが、次第に不明になります。うっすら残るその跡を追いますが、アイゼンでは潜ってしまいうまく進めません。途中でワカンを履き直しました。斜面をトラバースし、そして傾斜を登ってピークへ。近くにある塩見岳などはまだ暗い中、遠く富士山は赤く焼けた空を纏って浮き上がっています。
烏帽子岳を降りると前小河内岳へ。ワカンではなかなか厳しい斜面を登っていくと、富士山の横に登った朝陽に会えました。山肌が、そして稜線がどんどん表情を得て息づいてきます。私はおそらく「高山が好き」というよりも「高山が連なる稜線が好き」なのだと思います。烏帽子岳から前小河内岳、そして小河内岳へと続く白い稜線を気持ちよく歩くことができました。
計画書では冬季ゲートへの戻り=19:00としていましたが、アプローチシューズでロードが速く歩けたこと、三伏峠小屋までが歩きやすかったことから、思いのほか早い時間に下山することができました。
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コメント
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Saruも同じ気持ちです。100高山を終えたらどうしよう…どの山登ろうと考えています。
最初の頃はピークハントのみに関心が有り記憶が薄い山も有りますが、色々な時期での山の表情を楽しみながら”高い山”に登るのも良いですね。
たしかに最初の頃はピークハントのみに関心が向いて、記憶が薄い山もあります。それらを含めふたたび楽しみながら、じっくり歩いてみたいと思っています。
ところで・・・
西穂高岳、お疲れさまでした!!今季はまだ独標までしか到達したレコが上がらず(雪も薄くて厳しいとの情報)、独標から先は難しそうだな・・・と見ていました。本峰に到達したレコはNerisaruさんが最初だと思います。相変わらず厳しくも魅力たっぷりの冬の西穂、堪能させていただきました!!やっぱりまた行きたくなっちゃったな〜
朝一ロープウエイで登った2パーティー、5名も登っていたので西穂迄行ってみました。
それより西尾根登って来た強そうな山屋(如何にも玄人感)とすれ違い思わず”お疲れ様。どちらから?”と聞いてしまいました。
昨日は、チェーンスパイクで西穂に登った変態がいた様です。帰りにトレース間違えて変な所降りたみたいです注意されたみたいですが…
雪が緩いのはチョット嫌らしが、今後は雪が締まってくるので登り易くなると思います。
もう少し天気が落ち着いた時期に小河内避難小屋で夕日と朝焼けを楽しむ予定です。
厳冬期の烏帽子〜小河内岳からの展望、南アルプスオールスター勢揃いですね
違ったアプローチや違った季節での2巡目の百高山、
そのお考え、めちゃくちゃ共感です!!
これまで南アルプスは(甲斐駒を覗いて)冬季に登ったことがなかったのですが、真っ白な稜線や南部の盟主たちの姿は、夏とはまた違う魅力たっぷりでした。
わぁ!共感していただけますか?
2巡目は、じっくり山を楽しみたいと思っています
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