巻機山(西谷後〜井戸尾根パウダー)
- GPS
- 05:10
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,548m
- 下り
- 1,531m
コースタイム
天候 | 小雪のち晴れ(山頂はガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山時は縦列駐車でびっしりだった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
6合目までは、昨日一昨日のトレースあり、7合目まではうっすら残っていたが、7合目以降はノートレース。 |
写真
感想
いつも山行やブログを見て勉強させていただいているSanchan33氏から、まさかのお誘いをもらい巻機セッションとなりました。
さて、スタートから5合目あたりまでは寒くなく汗だく。6合目を過ぎて風衝地となり脱いでいたウェアを着こむ。まだ月が明るい。下界を見ると、スキー場がナイター照明で営業準備しているようで、これもまた綺麗。その後は思ってた以上に昨日のトレースが消えてる。そして年末年始の降雪で7合手前のオープンバーンの薮もすっかり静かになっていた。クリスマス寒波に裏切られどうなることかと思っていたが、ジワジワと増えてくれてて嬉しい限り。(これでトレーニング環境はバッチリ。)
7合以降の急登はさすがにまだガッチガチになってなくてクトーの出番は無し。夜が明け稜線も良く見えていてテンションが上がる。ヤマテンだとガス予報だったけど晴れそう!その後も風がそこそこ強い中登り詰め山頂到着!あれ?ガスに囲まれた?これがガス男のSanchan33氏の力なのか。さすがだ。
その後は滑走モードで夏の水場付近へそろそろと滑り込み登行モードへ。ニセ巻へ向かって登り振り返ると、なんとそこには晴れ渡る巻機が…。ちょっぴり残念。でもこれが山。ニセ巻の先で再び滑走モードへ。あとは快適すぎる最高のパウダーをいただき桜坂駐車場に到着。登山口までは高速道路をかっとばして無事に下山!やはり今日の巻機も最高だった。
さて、私自身、ようやく今年初の巻機登頂、いまさら初日の出でした。嬉しいことにずっと降ってくれてたので(^_^;) ようやく、忙しいシーズンの到来にワクワクです。まだ、山スキー足が出来上がってないので、今後も修行に励もうと思います。
今回、お誘いくださったSanchan33氏、誠にありがとうございました!山頂からの滑走はまた今度是非。(私のペースが速かったのがガスに囲まれた一番の原因でしょうけれども…😅)
1月三連休の最終日は山スキーの聖地である巻機山へ。
それなのに過去に1度しか滑ったことはなく、人気の山だからこそあまり足が向くことはなかったが今回は特別な事情があった。
あの2022年のTJARで大活躍したkaiseさん(makihata-san)が地元巻機山をガイドしてくれることになったのだ。
実は以前からたまにヤマレコのメッセージでやり取りさせていただいていていつか一緒に行きましょう、と言いながらも実現できずにいた。ふとそのことを思い出してkaiseさんに連絡してみるとOKとのこと。二日前に突然お誘いしたにも関わらず快諾?していただきありがとうございます。
いつもなら自分であれやこれやルートを吟味しながら計画するが今回はkaiseさんにおんぶに抱っこでいけそう。
出発時間もスタート場所もお任せして4時半にスタートしようということになった。
前日草津白根山から沼田経由で南魚沼までいって車中泊。ゴン降りの時は除雪が面倒なので群馬で寝てから向かうが今回は問題ない。六日町のすき家もだいぶ行きつけになってきた笑
4時過ぎに西谷後バス停に向かい準備をしているとkaiseさんがやってきた。はじめまして、よろしくお願いします。
さすがに三連休最終日とあってトレースはバッチリ。kaiseさん先頭でナビしてもらうが当たり前だがペースがやたら速い。
もちろん気を遣って落としてくれているのはわかるがそれでも速い。自分は変にプライド出して頑張らないタイプなので時折ちゃんと?音をあげる笑。ニセ巻機まで3時間ほどで着いたが本気で登ると2時間ちょいらしい。ありえん。
フルラッセルの方が自分にとっては楽だったと思う。(もちろんトップはやりません)
今日も月明りが明るかった。雪のブナ林が照らされて幻想的。
前日にそこそこ雪も積もったようでパウダーもいい感じ。帰りが楽しみだ。
6合目を過ぎたあたりで明るくなってきた。稜線の向こうの空が明るくなってきた。雲はあるが稜線は見えている。もしかして今日はガスから解放されるのか!?
シュカブラの稜線を登り上げてニセ巻機山到着。冬山らしい風と地吹雪の洗礼を浴びる。
少し休憩しましょうということですっかり雪で埋まった避難小屋のところまで降りていく。さすがkaiseさんは巻機を知り尽くしていて小屋の場所は風が避けられることも熟知していた。というか自分が休憩を提案しなかったら多分無休憩だったかと笑
さてラストの登り。山頂へ向かってトレースを延ばすも稜線は真っ白。あれ?やっぱりガス?
山頂で一緒に記念撮影するも背景は真っ白。どこの山かわからん。滑走準備をしながら晴れることを祈るがその思いは叶わなかった。まあ自分がここにいる限り晴れません。
ホワイトアウトの滑走ということで少しずつ高度を下げる。こういうときは目印があった方がよいので樹林帯へトラバース。
避難小屋方面へトラバースしながら落としておいしい(はずだった)斜面は終了。自業自得だがやるせない。
シールオンでニセ巻機山まで登って振り返るとなんと稜線が見えているではないか。これにはkaiseさんも苦笑いするしかなかった。ホンマすみません。
ようやく視界が確保されてお楽しみ滑走タイム。稜線のオープンバーンはシュカブラが多いのでだましだまし滑って樹林帯へ。ブナの疎林が最高過ぎる。広いし斜度もちょうど良い。さすがにたくさんの山スキーヤーが登ってきていた。
普段ならGPSを見ながら慎重に下るが今日は名ガイドがいるので先導してもらう。独りだったら単純ピストンだったところだがいい斜面を滑ることができた。
最後は林道をボブスレーしながらクールダウン。もっと時間がかかるかと思ったがTJAR選手に引っ張られながらのハイペースでの山行となった。
それにしても巻機山は楽しすぎた。いやこの山に慣れすぎると北陸の山に登れなくなる。それほど素晴らしい山行だった。山頂以外は。
kaiseさん、ありがとうございました。また是非魚沼の山を滑りましょう!
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