尾張一宮の左義長神事 〜鎌倉街道ゆかりの道散歩〜
- GPS
- 03:24
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 2m
- 下り
- 3m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
早いもので、小正月。左義長神事とどんど焼きを見に尾張一宮の真清田神社に。
さすが尾張国の一宮、厳かな神事があり、どんど焼きがはじまった。
ところが、肝心の正月飾りを忘れてしまった。正月飾を納めると餅をいただけるらしい。どんど焼きの炎で餅を焼いて食べることもできず、残念な思いをした。
この辺りは、鎌倉時代の東海道が通っていたところだ。昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で改めて注目を集めた鎌倉時代。ドラマでも様々な人が京と鎌倉を往復した。
鎌倉時代の東海道は、江戸時代の鈴鹿峠越えの道と違って今の東海道本線や東海道新幹線のルートに近い。それだけに、愛知県や岐阜県の濃尾平野に鎌倉街道のゆかりの道が随所に残っている。
以前美濃路を歩いたとき、安八町東結から、墨俣、岐阜羽島市足近へと鎌倉街道と重なるように歩いた。美濃路は木曽川を起で渡るが、鎌倉街道はもう少し北を越えたようだ。(最も当時は古木曽川と呼ばれる川筋)
今日歩いた尾張国の一宮の真清田神社から木曽川のお囲堤近くの玉ノ井までの道にも随分鎌倉街道を偲ばせるところがあり、興味深いかった。
また、途中宮田用水を北上したが、家康が慶長年間に作ったお囲堤で木曽川の流れも濃尾平野の水事情も大きく変わったことを知ったのも、古道歩きの楽しみであり、新鮮な発見であった。
(参考資料・記録)
「中世の東海道を行く 京から鎌倉へ、旅路の風景」榎腹雅治著 中公新書
鎌倉街道(木曽川町〜一宮市その1)
http://kenkou-ikka.com/~hutihata/kamakura-itinomiya.htm
「桜咲く美濃路 〜JR垂井駅から名鉄竹鼻線須賀駅〜」2019.4.19
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1785082.html
「初冬の美濃路 〜起の渡し(木曽川)から稲葉宿(国府宮)〜」2019.12.5
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2133083.html
コメント
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一方現在の氏子と設立の経緯などに興味が湧いています。
以下の伏見桃山の乃木神社は僕の大学院時代の住居の近くでした。
立憲・泉代表、乃木神社参拝めぐる「軍国主義者」批判に怒り 「本当に失礼」「そうした考えの方がよっぽど危険」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad616ede9ef7a08df6b9e230cd3ecc1c877a7d27
コメントありがとうございます。
真清田神社は非常に大きい神社なので、氏子というよりは奉仕者とか奉賛会の代表なのかもしれません。
地域の氏神さま(昔の社格でいったら村社、郷社)なら氏子なのだろうか。
因みに、真清田神社は戦前の社格では、国幣中社です。
いろいろな神社があるのですね。最近神社の設立の背景と財政基盤などに興味を感じています。奥多摩・御岳山では最近犬を連れた参拝者が多いのも時代背景でしょうか?
昨年友人と会ったのち、改めて靖国神社に参ってみました。いろいろな戦友会に由来するものも多い中、参拝者も高齢化していることが想像できました。自宅近くの神社の由来も初めて知った時以下の日記を記載したことを思い出しました。今後ともいろいろ教えてください。
https://www.yamareco.com/modules/diary/238211-detail-240814
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