猿投山読図山行
- GPS
- 04:20
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 718m
- 下り
- 699m
コースタイム
天候 | 晴後曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
コロナ後遺症でなんとなく体調が悪く、山に潜るテンションが無い。
こんな時は里山の読図山行でスキルアップ。
読図好きな仲間2人を誘って猿投山へGO。
(猿投山は沢と尾根が入りくんで読図がすごく難しい)。一応、何があるかわからないので補助ロープ持参。
■雲興寺からP459
登山道に入り、二又になった沢を渡った所(橋がある)から道を外れ、登山道から2個目の尾根を登り稜線に上がる。稜線をP459迄。
地形的に難しいが、しっかり踏み跡があった。我々があーでもないこーでもないと地図読み中、登山者が追い越した。聞くと、このルート、祠コースとの名前が付いているとのこと。容易に459のピークへ。
■P459から林道出合。目標の尾根に乗る迄
読図はここからが本番。P459から尾根を林道目指して降りる。途中、尾根分岐で方向を変えて目標地点に降りれるかが課題。上手くトラップを見抜いて林道に降り立った。目印の鉄塔が役に立った。その鉄塔の位置が林道の二又分岐の場所と地形図と実際の現場とがズレていて、目指す尾根に乗るに戸惑った。しばらく林道を歩き、間違っている事を確認し、林道を戻りつつ、目指す尾根を特定した。
■尾根をP417、山頂直下の沢又木迄
P417迄は問題無し。その先の尾根の乗り換えは沢を跨ぐのかなと事前に想定していたが痩せ尾根経由ですんなり隣の尾根に乗れた(これが核心での間違いを誘発した)
■核心の沢跨ぎ、山頂迄
傾斜が緩くなる標高530m辺で沢を跨ぎ、山頂に直上する尾根に乗り換える事前の設定。3人共、事前にここが核心と認識。
530mでルートを協議。直前の沢跨ぎトラップもあり、ひょっとして知らない間に沢を跨いだのかと思い、尾根を登るが地形が違うので引き返し。沢に降りて登るべき尾根を探して登り始めたが、明らかに傾斜が緩いので、観念してGPSログで確認。登るべき尾根の手前の支尾根に誘われていた。今回の読図は失敗。そのまま尾根をあがって登山道に合流し、山頂を踏んだ。
■総括
猿投山の読図は複雑でとても面白い。本来、ここは演習林で入ってはいけないのかな?
反対側斜面も面白いがバイクのトレース多数で本来の地形が崩されて、地形読みの読図が出来ないのが残念。
GPSの発達で山の難易度が下がり、誰もがバリエーションに行ける時代になったが、地図で先の地形を読む事は大事な技術と思うので、ちょっとした隙間にこれからも読図を挟みたい。
猿投山は登山道を外れて読図で歩くと、とても大きな山に感じる。とても面白かった。
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