記録ID: 5096339
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ハイキング
奥武蔵
杉山城跡と六万坂の石仏群 ゴー・ドーハンの山旅 川越スープカレー
2023年01月13日(金) [日帰り]
埼玉県
godohan
体力度
1
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 02:17
- 距離
- 3.3km
- 登り
- 94m
- 下り
- 93m
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| 天候 | 晴れ曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
川越R254沿いにあるスープカレー専門店『plus one』久しぶりに伺ったら、食券制なっていてドギマギ。
野菜7種角煮(1350円)にしました。少しお高めですが、スパイシーでおいしいです。
ターメリックライスはセルフお替り自由なのでつい食べ過ぎてしまいます。
関東で覇権争いをしていた山内上杉氏(鉢形城)が扇谷上杉氏(河越城)に対抗するため築城されたそう。
菅谷館跡・松山城跡・小倉城跡とともに「比企城館跡群」として国史跡に指定されています。
学校の椅子があちこちに。眼下には中学校。放送でポリスの♬孤独のメッセージが流れていました。
「杉山六万坂の石仏群」の石仏、石塔が三カ所に点在していました。
右から・馬頭尊(慶應三年1867)・無銘青石・庚申塔(延享四年1747)・庚申塔(弘化五年1845)・馬頭尊(文化十二年1815)・庚申塔(嘉永六年1853)
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右から・馬頭尊(慶應三年1867)・無銘青石・庚申塔(延享四年1747)・庚申塔(弘化五年1845)・馬頭尊(文化十二年1815)・庚申塔(嘉永六年1853)
右「武�犯羇觀旗�(杉)山村講中二十二人」左「武州比企郡杉山邨」、これだけ深く彫ってあるととても読みやすいですね。
少し離れた覆屋に地蔵尊。台石に「奉順禮西國坂東四國秩父供養/文化八辛未年春三月吉祥日(1811)/武州比企郡杉山村願主早川平兵衛」
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少し離れた覆屋に地蔵尊。台石に「奉順禮西國坂東四國秩父供養/文化八辛未年春三月吉祥日(1811)/武州比企郡杉山村願主早川平兵衛」
如意輪観音、台石正面に「具一切功徳・・是故應順禮」左右に「文化八辛未年霜月吉祥日(1811)/武州比企郡杉山村願主早川氏」
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如意輪観音、台石正面に「具一切功徳・・是故應順禮」左右に「文化八辛未年霜月吉祥日(1811)/武州比企郡杉山村願主早川氏」
そしてこちら。右から・六十六部(宝暦十一年1761)・庚申塔(弘化四年1847)・庚申塔(正徳六年1716)・青面庚申(貞享二年1685)・青面庚申(元禄二年1689)・庚申塔(文化二年1805)・剥落した馬頭尊像(文化十二年1815)・案内板に記載なしの馬頭尊(昭和三十一年)、
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そしてこちら。右から・六十六部(宝暦十一年1761)・庚申塔(弘化四年1847)・庚申塔(正徳六年1716)・青面庚申(貞享二年1685)・青面庚申(元禄二年1689)・庚申塔(文化二年1805)・剥落した馬頭尊像(文化十二年1815)・案内板に記載なしの馬頭尊(昭和三十一年)、
その後方にこれも記載なしの「猿田彦大神」と「地蔵尊」文字塔、そして覆屋に三面馬頭尊像と年代不詳の丸彫地蔵尊像。
六十六部を詳しく見ると「＜種子パク＞大乗妙典六十六部供養塔/天下和順日月清明/寶暦十一辛巳天二月吉日/武�反�山村願主金榮」
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六十六部を詳しく見ると「＜種子パク＞大乗妙典六十六部供養塔/天下和順日月清明/寶暦十一辛巳天二月吉日/武�反�山村願主金榮」
そして裏を確認すると何と中世板碑のリサイクルでした。この時代にSDGsの先取りかな。種子はキリーク・サ・サクの阿弥陀三尊？
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そして裏を確認すると何と中世板碑のリサイクルでした。この時代にSDGsの先取りかな。種子はキリーク・サ・サクの阿弥陀三尊？
紀年銘はパッと見、「貞和二年丙戌八月・日」(1346)かなぁ。
此処で一番古い青面金剛の庚申塔「貞享二乙丑年二月吉日/武�犯羇觀歓�山村施主□□」、三猿が存在感ありあり。邪鬼は三人？
此方の青面金剛も良い彫です。「武州比企郡�濃蛎�/元禄二己巳年二月吉日/同行男六人同行五人」
覆屋の三面の馬頭尊「安永三甲午年正月吉祥日/武�犯羇觀歓�山村上講中」。忿怒の顔面ではなく、何やら思慮にふけっている感じ。
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覆屋の三面の馬頭尊「安永三甲午年正月吉祥日/武�犯羇觀歓�山村上講中」。忿怒の顔面ではなく、何やら思慮にふけっている感じ。
年代不詳の丸彫地蔵尊の台石には「志(水)村 杉山村 冨・・大・・」
一旦駐車場に戻って、反対方向にある神社に行ってみました。石鳥居は「文化十一甲戌年秋九月吉祥日(1814)」
石燈籠は「寛政八年歳在丙辰九月之吉」(1796)、思ったより古い。
一見、静寂な神社ですが、すぐ裏手は関越道、車がビュンビュン。
感想
・杉山城コンパクトに遺構が良く残っていてとても趣のある所でした。その昔、生死をかけた攻防が繰り広げられていたとは信じられないくらい長閑でした。
・石分もたっぷり補給できました。石仏を見ていると、初老の方にお声をかけていただきました。小川で観光案内をなさっているそうで、こんど杉山城まで案内するのでその下見に来たそうです。いろいろお話しているうち、萩日吉神社の流鏑馬の話になりました。何とその方は大河郷から馬を連れて神社に向かう一行の関係者でした。翌々日流鏑馬を見学するつもりだったので奇遇な出会いでした。
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