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記録ID: 7889951
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

花見台第一公園〜勝田(かちだ)梅林〜二ノ宮山〜杉山城跡〜花見台第一公園

2025年03月10日(月) [日帰り]
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trout33 その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:06
距離
11.8km
登り
190m
下り
188m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:56
休憩
1:11
合計
5:07
距離 11.8km 登り 190m 下り 188m
8:18
96
スタート地点
9:54
10:21
78
11:39
12:23
62
13:24
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
花見台工業団地の中にある花見台第一公園の駐車場に車を停めます、入り口が多少分かりにくい感じがしますがTOPPANの事業所の向かいにあり、そこそこの台数が停められ奇麗なトイレもあります、各工場に用のある人の利用も多く車の出入りは多めです。
花見台工業団地の中にある花見台第一公園の駐車場に車を停めます、入り口が多少分かりにくい感じがしますがTOPPANの事業所の向かいにあり、そこそこの台数が停められ奇麗なトイレもあります、各工場に用のある人の利用も多く車の出入りは多めです。
駐車場の奥から遊歩道に入り淡洲神社の方向へ降りていきます。
駐車場の奥から遊歩道に入り淡洲神社の方向へ降りていきます。
車道に出て淡洲神社の前を通り過ぎるとすぐに最初の目的地の天神山古墳群への分岐へ到着です、梅が奇麗に咲いていました。
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車道に出て淡洲神社の前を通り過ぎるとすぐに最初の目的地の天神山古墳群への分岐へ到着です、梅が奇麗に咲いていました。
分岐の先、道標に従い斜面を登って行くと古墳群の中で一番大きな二号墳が見えてきます、周りには小さいですが全部で十基の円墳がある古墳群です。
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分岐の先、道標に従い斜面を登って行くと古墳群の中で一番大きな二号墳が見えてきます、周りには小さいですが全部で十基の円墳がある古墳群です。
二号墳は石室の口が開いていて中に入れます。
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二号墳は石室の口が開いていて中に入れます。
小さな石室ですが継ぎ目の隙間も無くなかなか見事な作りです、古墳時代後期に造られた古墳だと推定されています。
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小さな石室ですが継ぎ目の隙間も無くなかなか見事な作りです、古墳時代後期に造られた古墳だと推定されています。
次に天神山古墳群の東へ200mぐらい行った所にある勝田(かちだ)梅林へ向かいます、どこかで梅の木が50本ぐらいのミニ梅林と紹介されているのを見ましたが200本ぐらいは有ると思います、それでもミニ梅林ですが。
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次に天神山古墳群の東へ200mぐらい行った所にある勝田(かちだ)梅林へ向かいます、どこかで梅の木が50本ぐらいのミニ梅林と紹介されているのを見ましたが200本ぐらいは有ると思います、それでもミニ梅林ですが。
勝田梅林では本数が少ない紅梅のアップです。
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勝田梅林では本数が少ない紅梅のアップです。
梅の咲き具合は八分咲きというところでしょうか。
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梅の咲き具合は八分咲きというところでしょうか。
午前中の斜光線のおかげで清々しい感じの梅の花が見られました。
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午前中の斜光線のおかげで清々しい感じの梅の花が見られました。
狭い範囲ですが梅林らしい景色も見られます。
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狭い範囲ですが梅林らしい景色も見られます。
この梅の木は蕾がまだ沢山残っているので五分咲きぐらいでしょうか。
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この梅の木は蕾がまだ沢山残っているので五分咲きぐらいでしょうか。
梅林の中の車道脇に庚申塔が建っていて梅の花とのコラボが良い感じです。
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梅林の中の車道脇に庚申塔が建っていて梅の花とのコラボが良い感じです。
勝田梅林を後に次の目的地の二ノ宮山へ向かいます、途中の集落の斜面に梅林では無いけれど梅の木が沢山、この辺りではあちらこちらで梅の木が見られます。
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勝田梅林を後に次の目的地の二ノ宮山へ向かいます、途中の集落の斜面に梅林では無いけれど梅の木が沢山、この辺りではあちらこちらで梅の木が見られます。
車道脇に”ふせぎ”の標柱と庚申塔が、調べたら4月15日にここに笹竹を立て、大きな草鞋(わらじ)、打ち棒、お札をつけて悪疫退散や無病息災を祈る伝統行事「フセギ」(防ぎ)が行われる所の様です。
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車道脇に”ふせぎ”の標柱と庚申塔が、調べたら4月15日にここに笹竹を立て、大きな草鞋(わらじ)、打ち棒、お札をつけて悪疫退散や無病息災を祈る伝統行事「フセギ」(防ぎ)が行われる所の様です。
車道から二ノ宮山への標柱を曲がり、ため池の所から登山道になります、標高が低いのですぐに頂上に到着、立派な展望塔があるので景色が楽しみです、展望塔基部にトイレもあります。
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車道から二ノ宮山への標柱を曲がり、ため池の所から登山道になります、標高が低いのですぐに頂上に到着、立派な展望塔があるので景色が楽しみです、展望塔基部にトイレもあります。
展望塔の北北東方向には日光の男体山とその右に女峰山、左に太郎山、いつものトリオです。
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展望塔の北北東方向には日光の男体山とその右に女峰山、左に太郎山、いつものトリオです。
ほぼ北側には日光白根山が雄姿を見せています。
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ほぼ北側には日光白根山が雄姿を見せています。
北北西には安定の赤城山、少し雪が少なくなったような印象です。
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北北西には安定の赤城山、少し雪が少なくなったような印象です。
春の霞のせいか大分ぼんやりとしていますが赤城山と子持山の間に谷川岳付近とおぼしき白い峰々が、三月になりだんだん遠目が効かなくなってきました。
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春の霞のせいか大分ぼんやりとしていますが赤城山と子持山の間に谷川岳付近とおぼしき白い峰々が、三月になりだんだん遠目が効かなくなってきました。
北西には久し振りに真っ白になった浅間山、その手前には展望の山へと変身を遂げた陣見山が見えます。
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北西には久し振りに真っ白になった浅間山、その手前には展望の山へと変身を遂げた陣見山が見えます。
西上州の方角を見ると右に御荷鉾山、多くの場所からはフタコブラクダの背の様に見える東西の御荷鉾山ですがこの方角からは殆ど重なって一つの山の様に見えます、左のピークが赤久縄山。
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西上州の方角を見ると右に御荷鉾山、多くの場所からはフタコブラクダの背の様に見える東西の御荷鉾山ですがこの方角からは殆ど重なって一つの山の様に見えます、左のピークが赤久縄山。
南西を見ると右側に笠山、左に頂上に元天文台のドームが残る堂平山です、景色を楽しんだら二ノ宮山頂上から西側の嵐山ふれあいの森方向へ下山、しばらく車道を歩き杉山城跡を目指します。
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南西を見ると右側に笠山、左に頂上に元天文台のドームが残る堂平山です、景色を楽しんだら二ノ宮山頂上から西側の嵐山ふれあいの森方向へ下山、しばらく車道を歩き杉山城跡を目指します。
杉山城へは積善寺への道を登り正々堂々大手口から攻略を始めます、まずは出郭の広場から大手口(中央のへこんだ所)を望みます、奥の土塁は外郭の土塁で大手口を突破した敵を攻撃出来ます、道は左に折れ馬出郭を経由して南三の郭へ向かいます。
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杉山城へは積善寺への道を登り正々堂々大手口から攻略を始めます、まずは出郭の広場から大手口(中央のへこんだ所)を望みます、奥の土塁は外郭の土塁で大手口を突破した敵を攻撃出来ます、道は左に折れ馬出郭を経由して南三の郭へ向かいます。
外郭の先まで行くと土塁が南二の郭の下へ続きそのまま南二の郭へ登れる見学路があったのでそのまま進む事にします、当時は土塁上の道は行き止まりだったはずです、土塁からは一番奥の本郭、東の尾根上の東二の郭、東三の郭が良く見えます。
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外郭の先まで行くと土塁が南二の郭の下へ続きそのまま南二の郭へ登れる見学路があったのでそのまま進む事にします、当時は土塁上の道は行き止まりだったはずです、土塁からは一番奥の本郭、東の尾根上の東二の郭、東三の郭が良く見えます。
南二の郭へ上がってきました、正面に見える本郭の切岸と南二の郭との間には深い堀切が配置されています、南二の郭の左側にある井戸郭と本郭の間(左奥に伸びる堀切の上)には木橋が掛けられていたと推定されています。
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南二の郭へ上がってきました、正面に見える本郭の切岸と南二の郭との間には深い堀切が配置されています、南二の郭の左側にある井戸郭と本郭の間(左奥に伸びる堀切の上)には木橋が掛けられていたと推定されています。
戻る形で南二の郭から南三の郭へ降りてきました虎口の道が曲げられており攻め難い様になっています、築城技術の一つですね。
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戻る形で南二の郭から南三の郭へ降りてきました虎口の道が曲げられており攻め難い様になっています、築城技術の一つですね。
南三の郭から馬出郭と外郭の南端を見下ろします、見学路は一旦空堀に降りて馬出郭へ登り返していますが当時このような道が付いていたわけもなく外郭南端と馬出郭の間に木橋が掛けられていて敵の襲来時には何時でも落とせるようにしてあったと推定されています。
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南三の郭から馬出郭と外郭の南端を見下ろします、見学路は一旦空堀に降りて馬出郭へ登り返していますが当時このような道が付いていたわけもなく外郭南端と馬出郭の間に木橋が掛けられていて敵の襲来時には何時でも落とせるようにしてあったと推定されています。
南三の郭から西虎口を通って井戸跡を身に行きます、出た所には馬出郭から続く土塁が繋がっています、南三の郭の切岸と土塁の間には空堀が掘られ、土塁の外には腰曲輪が設置してあり南の尾根を攻め上ってくる敵への防御はかなり強固です。
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南三の郭から西虎口を通って井戸跡を身に行きます、出た所には馬出郭から続く土塁が繋がっています、南三の郭の切岸と土塁の間には空堀が掘られ、土塁の外には腰曲輪が設置してあり南の尾根を攻め上ってくる敵への防御はかなり強固です。
井戸跡は看板と目印の岩がありその下に雨水が少し溜まっていて雰囲気は出していました、そこから本郭へは本郭(左)と井戸郭(右)の間の空堀の堀底道を進み、右に折れた所にある当時は無かった見学路で井戸郭へ登り南二の郭へ戻り、その先の本郭東虎口から攻め上りました。
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井戸跡は看板と目印の岩がありその下に雨水が少し溜まっていて雰囲気は出していました、そこから本郭へは本郭(左)と井戸郭(右)の間の空堀の堀底道を進み、右に折れた所にある当時は無かった見学路で井戸郭へ登り南二の郭へ戻り、その先の本郭東虎口から攻め上りました。
本郭から見た東虎口、虎口付近の地面が一段下がっているように見えるので桝形形状の防御施設があったとも考えられています。
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本郭から見た東虎口、虎口付近の地面が一段下がっているように見えるので桝形形状の防御施設があったとも考えられています。
本郭にあったベンチで昼休憩です、ほかの見学者の方とは一度すれ違ったのみでほぼ独占状態、早春の古城跡で遠くの奥日光の雪山を眺めながらの至福の一時でした。
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本郭にあったベンチで昼休憩です、ほかの見学者の方とは一度すれ違ったのみでほぼ独占状態、早春の古城跡で遠くの奥日光の雪山を眺めながらの至福の一時でした。
昼休憩後、本郭から東二・三の郭を見に行く途中大手口方向を見た所です、今は本郭と南二の郭の間の堀切から手前の土塁へ見学路が繋がっていますが当時は見えている土塁の間に木橋が掛けられているだけで、土塁と空堀を行き来出来ないように木柵などで仕切られていたと思われます。
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昼休憩後、本郭から東二・三の郭を見に行く途中大手口方向を見た所です、今は本郭と南二の郭の間の堀切から手前の土塁へ見学路が繋がっていますが当時は見えている土塁の間に木橋が掛けられているだけで、土塁と空堀を行き来出来ないように木柵などで仕切られていたと思われます。
東の尾根の突端になる東三の郭から見た大手口方向、郭が何段にもなっていて防御力の高さを想像させます、杉山城は戦国初期に山内上杉氏が扇谷上杉氏に対抗して築いたとされていますが両者の衰退後は小田原の北条氏が利用したのではと言われています、この東三の郭が北条氏の城特有の角馬出の形状に近いのでそう言われているのでしょう。
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東の尾根の突端になる東三の郭から見た大手口方向、郭が何段にもなっていて防御力の高さを想像させます、杉山城は戦国初期に山内上杉氏が扇谷上杉氏に対抗して築いたとされていますが両者の衰退後は小田原の北条氏が利用したのではと言われています、この東三の郭が北条氏の城特有の角馬出の形状に近いのでそう言われているのでしょう。
本郭から北二の郭へ降りさらに北三の郭降りる所の虎口は土塁と空堀を使って見事なクランク状になっています、整備がまだ進んでおらず木や藪に覆われていて観難いところもありますが今後整備されるのに期待です。
本郭から北二の郭へ降りさらに北三の郭降りる所の虎口は土塁と空堀を使って見事なクランク状になっています、整備がまだ進んでおらず木や藪に覆われていて観難いところもありますが今後整備されるのに期待です。
右に空堀を挟んで北三の郭の盛り上がりを見つつ通路を進むと正面方向が北側の端にあたる搦手口です。
右に空堀を挟んで北三の郭の盛り上がりを見つつ通路を進むと正面方向が北側の端にあたる搦手口です。
搦手口に来ると北西方向ちょっと遠くの右側に小山が見えます、そこが高見城跡(四ツ山城跡)でその先の鉢形城、平井城へと続く山内上杉氏の城砦ネットワークの一端を垣間見ることができます、本日の攻城戦はここで終了、後は田んぼの中を歩いて花見台第一公園へ戻ります。
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搦手口に来ると北西方向ちょっと遠くの右側に小山が見えます、そこが高見城跡(四ツ山城跡)でその先の鉢形城、平井城へと続く山内上杉氏の城砦ネットワークの一端を垣間見ることができます、本日の攻城戦はここで終了、後は田んぼの中を歩いて花見台第一公園へ戻ります。
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