記録ID: 5097605
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国剣山
日程 | 2023年01月15日(日) [日帰り] |
---|---|
メンバー | |
天候 | 晴 一時 雨 |
アクセス |
利用交通機関
車・バイク
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|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
【コース】菅生 三嶺(1893) 菅生
【記録】
いやしの温泉郷 発 3:27 --- 林用作業小屋跡 5:43 --- 1791m標高点 8:41 --- 菅生下山口標識 9:36 --- 三嶺ヒュッテ 9:43 --- 三嶺山頂 (10:19-10:39) --- 縦走路途中引き返し 10:46 --- 三嶺山頂 (10:57-10:59) --- 三嶺ヒュッテ (11:14-11:35) --- 菅生下山口標識 11:40 --- 1791m標高点 12:06 --- 林用作業小屋跡 13:09 --- いやしの温泉郷 着 13:51
【記録】
いやしの温泉郷 発 3:27 --- 林用作業小屋跡 5:43 --- 1791m標高点 8:41 --- 菅生下山口標識 9:36 --- 三嶺ヒュッテ 9:43 --- 三嶺山頂 (10:19-10:39) --- 縦走路途中引き返し 10:46 --- 三嶺山頂 (10:57-10:59) --- 三嶺ヒュッテ (11:14-11:35) --- 菅生下山口標識 11:40 --- 1791m標高点 12:06 --- 林用作業小屋跡 13:09 --- いやしの温泉郷 着 13:51
コース状況/ 危険箇所等 | ■2023年 安全登山方針 ■アマチュア無線APRSにて登山中の現在位置公開 JJ5MDM http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=86400&tail=86400 http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400 https://aprs.fi/#!mt=roadmap&z=11&call=a%2FJJ5MDM-7%2Ca%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400/ ■IBUKI.run 活動ログLIVE配信 リアルタイムに現在位置を表示 https://ibuki.run/ ■電子登山届「コンパス」にて登山届提出 http://www.mt-compass.com/index.php ■山中では常時「ヒトココ」携帯、「ココヘリ」加入 http://www.authjapan.com/ |
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その他周辺情報 | いやしの温泉郷 及び 奥祖谷観光周遊モノレール 休業。 |
過去天気図(気象庁) |
2023年01月の天気図 [pdf] |
感想/記録
by shumiyama
【祖谷トンネル】
このところ 暖かい日々が続き 高温の雨も降ったりして、深夜の 祖谷トンネルの気温は10度。
12月に まとまった降雪があった 奥祖谷も すっかり雪が融けている。
【蜘蛛の糸】
未明 雨は上がったものの 濃い濃霧につつまれた いやしの温泉郷。
出発準備をしていると 灯りに誘われて 小さな虫が飛んできた。
すっかり 雪のない登山道を登り始めると ヘッドランプに照らされて 目の前にスッと現れる 登山道を横断する 蜘蛛の糸。
暗闇のなかに 所々 張り めぐわしてある蜘蛛の糸。虫が動きはじめた 証拠だろうが この時期としては 珍しい光景だ。
【手強い 残雪】
標高1200mすぎて ようやく所々に 残雪を見かけ、標高1400mからは雪の上を歩く箇所も出てきて、標高1500mくらいからは登山道の雪が繋がり 急に残雪量も 増えてきた。
ただし 残雪は 雨で 水分をたっぷり含み グショグショで 支持層なく ズボズボと 深く潜り 歩くには とても始末の悪い状態だ。
雪に足を取られて 歩みは ドンドン 遅くなっていく。
標高1600mからは 雪が ますます 多くなってきて 潜り方も大きくなってきたので 標高1700mで スノーシュー装着。
接地圧が 少なくなって 潜りが グッと少なくなったが 重い湿雪での難儀は 一向に 変わらず やはり 進みは遅い。
水中ウォーキングは 適度な抵抗力だが、重量級の湿雪を 踏み分けて進んでいくには ともかく 大変な労力がいる。
気温が上昇して 雨水をタップリ含んだ 腐り雪、なかなか手ごわい。
こうした湿雪は 主に春先に多くみられ 過去 何度も 痛い目にあっているものだが 今冬は まだ1月中旬。
新雪のサラサラの雪にくらべてたら 天と地の差になるものの、雪の変化は 千変万化。
まだまだ 知らない 雪の表情もあるのだろう。
【山頂】
明るくなってからは 曇り空でガスが流れる状態だったが 1791m標高点に立つと ガスが切れてきた。
そのうち 一時的に ガスが切れ 剣山 次郎笈 石立山 など 標高の高い山が 雲海の上に 浮かんで 見えた。
菅生下山分岐から三嶺ヒュッテに立ち寄ると いつも 埋まっているはずの 玄関付近の雪も すっかり融けて なくなっていた。
名頃登山道からの 真新しいトレースあり。
三嶺の池は結氷しているものの 氷表面には 十字形に大きな亀裂。
池周りの 残雪にも 亀裂あり。
うまいことにガスが切れ続け 雲海を眺めて 天候も回復するのかと期待していたら 三嶺山頂 手前で ガスが流れてきた。
三嶺山頂 「プラス3.8度。南西5.8m ガス 流れる。視界なし。ときおり 少し薄くなって 縦走路など ほんの少し見えた。」(累計登頂回数 776回)
念のため 縦走路に向かうが やはり雪質は ズボズボ状態で 支持層なく 潜りが 大きく 進むには 時間がかかり、とても 縦走どころではない。
そのうえ ガスも 一気に濃くなり この雪質の状態を 考えたら 北西尾根などの 下降も やめておいたほうが 無難だ。
あっさり 縦走を断念し また三嶺山頂に戻り 三嶺ヒュッテへ向かい 少々休憩したあと 無理せず もと来た道で 戻る。
途中 小雨が 一時的に パラパラ降ってきたが いやしの温泉郷につくころには 雨が止んだ。
この日は 足跡があったものの 誰にもあわなかった。
2023 令和5年1月15日現在
累計山行日数 2013日(内 四国 1623日)
【写真】
flickr
https://www.flickr.com/photos/shumiyama/albums/72177720305277052
【動画】
https://youtu.be/Bhr8dDEB0Fs
【趣深山ブログ】
https://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/21287d0e5a94056c5cbcc1548285abbf
このところ 暖かい日々が続き 高温の雨も降ったりして、深夜の 祖谷トンネルの気温は10度。
12月に まとまった降雪があった 奥祖谷も すっかり雪が融けている。
【蜘蛛の糸】
未明 雨は上がったものの 濃い濃霧につつまれた いやしの温泉郷。
出発準備をしていると 灯りに誘われて 小さな虫が飛んできた。
すっかり 雪のない登山道を登り始めると ヘッドランプに照らされて 目の前にスッと現れる 登山道を横断する 蜘蛛の糸。
暗闇のなかに 所々 張り めぐわしてある蜘蛛の糸。虫が動きはじめた 証拠だろうが この時期としては 珍しい光景だ。
【手強い 残雪】
標高1200mすぎて ようやく所々に 残雪を見かけ、標高1400mからは雪の上を歩く箇所も出てきて、標高1500mくらいからは登山道の雪が繋がり 急に残雪量も 増えてきた。
ただし 残雪は 雨で 水分をたっぷり含み グショグショで 支持層なく ズボズボと 深く潜り 歩くには とても始末の悪い状態だ。
雪に足を取られて 歩みは ドンドン 遅くなっていく。
標高1600mからは 雪が ますます 多くなってきて 潜り方も大きくなってきたので 標高1700mで スノーシュー装着。
接地圧が 少なくなって 潜りが グッと少なくなったが 重い湿雪での難儀は 一向に 変わらず やはり 進みは遅い。
水中ウォーキングは 適度な抵抗力だが、重量級の湿雪を 踏み分けて進んでいくには ともかく 大変な労力がいる。
気温が上昇して 雨水をタップリ含んだ 腐り雪、なかなか手ごわい。
こうした湿雪は 主に春先に多くみられ 過去 何度も 痛い目にあっているものだが 今冬は まだ1月中旬。
新雪のサラサラの雪にくらべてたら 天と地の差になるものの、雪の変化は 千変万化。
まだまだ 知らない 雪の表情もあるのだろう。
【山頂】
明るくなってからは 曇り空でガスが流れる状態だったが 1791m標高点に立つと ガスが切れてきた。
そのうち 一時的に ガスが切れ 剣山 次郎笈 石立山 など 標高の高い山が 雲海の上に 浮かんで 見えた。
菅生下山分岐から三嶺ヒュッテに立ち寄ると いつも 埋まっているはずの 玄関付近の雪も すっかり融けて なくなっていた。
名頃登山道からの 真新しいトレースあり。
三嶺の池は結氷しているものの 氷表面には 十字形に大きな亀裂。
池周りの 残雪にも 亀裂あり。
うまいことにガスが切れ続け 雲海を眺めて 天候も回復するのかと期待していたら 三嶺山頂 手前で ガスが流れてきた。
三嶺山頂 「プラス3.8度。南西5.8m ガス 流れる。視界なし。ときおり 少し薄くなって 縦走路など ほんの少し見えた。」(累計登頂回数 776回)
念のため 縦走路に向かうが やはり雪質は ズボズボ状態で 支持層なく 潜りが 大きく 進むには 時間がかかり、とても 縦走どころではない。
そのうえ ガスも 一気に濃くなり この雪質の状態を 考えたら 北西尾根などの 下降も やめておいたほうが 無難だ。
あっさり 縦走を断念し また三嶺山頂に戻り 三嶺ヒュッテへ向かい 少々休憩したあと 無理せず もと来た道で 戻る。
途中 小雨が 一時的に パラパラ降ってきたが いやしの温泉郷につくころには 雨が止んだ。
この日は 足跡があったものの 誰にもあわなかった。
2023 令和5年1月15日現在
累計山行日数 2013日(内 四国 1623日)
【写真】
flickr
https://www.flickr.com/photos/shumiyama/albums/72177720305277052
【動画】
https://youtu.be/Bhr8dDEB0Fs
【趣深山ブログ】
https://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/21287d0e5a94056c5cbcc1548285abbf
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この記録で登った山/行った場所
- 三嶺 (1893m)
- 三嶺ヒュッテ下の水場
- 三嶺ヒュッテ
- 1791m小ピーク (1791m)
- 旧造林小屋
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