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Yamareco

記録ID: 51006
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白神山地・岩木山

白神岳

2000年02月11日(金) 〜 2000年02月13日(日)
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naritagajo その他3人
GPS
28:50
距離
12.0km
登り
990m
下り
984m

コースタイム

2/10青森7:20→岩崎村老人憩の家ゲート22:00前夜泊
2/11黒崎口、日野林道P8:25→登山口9:25→冬ルート入口10:20→二又分岐10:50→水場12:30(昼食)→平坦地14:30→尾根15:00→テント場15:50
2/12テント場7:40→山頂尾根→テント場9:35(昼食)13:10→白神岳14:40→テント場15:30
2/13テント場9:15→蟶山9:45→冬山ルート入口12:00(昼食)→登山口12:50→P13:15→青森16:00
アクセス

感想

2/10
池さん、戸さんと三人でブラックアイスの道を一路岩崎へ向かう。路端には、ホトンド雪なし。ゲート前の除雪空地にテントを張り仮眠。空には、月や星も。夜半過ぎ田さん到着、仮眠は車の中。
2/11
6時起床。朝食中、工事用車両が多数ゲートから入って行く。全面通行止めで、人の通行も不可とのこと。道路も除雪され、赤茶色の土が延々と続いているので一ツ森峠からの入山を止め、蟶山-白神岳へ変更を余儀なくされる。地図の持ち合わせはなかったが、大丈夫との判断で。田んぼの所で駐車。ここから長い日野林道歩きとなる。気温は低目でシールをつけたスキーも滑りが良い。時々陽も差したりしたが次第に曇空となる。
白神川の方からは、風の音が列車の通過のようにも、川の水の流れの音のようにも、はたまたジェット機の音のようにも聞こえる。海岸にも白波が見える。冬山ルートは、スキーでは大変なので夏道を進む。赤いベイントの丸印をたどって最後の水場で昼食となる。沢沿いを少し登ってから左上へ登り、平坦地へ出る。ブナの大木も直立していてテント場としてはいいところかも。ほどなく蟶山から白神岳への尾根に出る。時間もあるので、もう少し前進しておこうと登り出す。標高860M位のところの平坦地にテント設営する。降雪もない静かな夜を過ごす。
2/12
カップラーメンと昨夜のジィフィーズで朝食を採り、サブザックで白神岳へ向かう。左手に三角山、右上には白神岳を望みながら登るも次第に雲に隠れる。1100-1200mの急斜面を登り出す頃より、強風となりだす。フラッグを立てながら進む。十二湖への分岐からの山頂へ向かう尾根では時には立ち止まり、又ストックで耐風姿勢をとるなどするがとても無理と撤退することになる。フラッグも残り少なくなってもいた。
早々に下山し、テントで休憩。テントの中が時々明るくなり、昼食を済ませる頃には皆再挑戦の雰囲気となる。登るにつれ海の方から又黒い雪雲が迫って来る。午前と同じく急斜面の登りから又強風に会う。十二湖分岐付近にスキーをデポしツボ足で向かう。吹雪模様だが見通しは午前よりいくぶん良い。ルートが延びて、トイレヘ。小屋も山頂も見えている。池さんの"行くぞ"の心強い声に山頂へ向かう。写真を二枚撮り、即下山。フラッグの収納は、旗をポールに巻いてから袋へ入れる。旗が邪魔にならないし、飛ばされることもない。池さんの機転の効いた処置に納得。デポ地から少し下ってからスキーをはく。風の強さが少し弱いだけでずいぶんと楽になる。登頂の喜びを味わいながらスキーで滑降しテント場へ。二度のアタックで登頂出来たこと、午前だけだったら不完全燃焼で、食欲もなかったことだろうが、今夕も早々と宴会が始まる。岩崎村の灯が海岸線に沿って弧を描くように点々と望まれる。
2/13早朝の強い風も収まり、テント撤収し、蟶山へ向かう。夏道は、急斜面で滑落すれば立木に激突して大ケガのもと、冬山ルートを降りるのだ。今冬は少雪で雑木が多い、又急斜面なのでスキーでは、階段降りとなる。とうとうワカンにはきかえて降りる。もっと早くからワカンにしていればもう少し早く下山出来ただろう。これまでは、そうしていたのに。冬山入口で昼食をとった後は、スキーで登山口へ。シールを外して林道を滑降し、無事Pへと到着。向白神岳へは行けなかったが、三日間冬山を満喫できた。メンバーの皆さんのガンバり、ありがとうございました。

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