北八甲田 富士フィルム硫黄岳コース
- GPS
- 07:44
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 815m
- 下り
- 815m
コースタイム
天候 | 小雨時々曇り |
---|---|
アクセス |
感想
雨でガスの市内から上がっていくと、雲谷峠付近からガスがなくなる。地上の残雪から漂ってブナ林の雪上を覆っている現象は、春もみじをいやがうえにも引き立てている。天気が悪ければ悪いように、山はその時々の最高の演出をして、入山者を迎えてくれるのだ。カメラマンが三脚をかついで右、左のブナ林内で構図を物色中だ。今日の酸ヶ湯は、連休の後か車もガラガラだ。
下の駐車場に停め、湯坂ゲレンデの左尾根から登り出す。休み休みの時に、後ろには南八甲田の連峰が展望できた。でも櫛ヶ峰は、ガスの中だ。田茂萢コースを進む。ロープ山頂駅も見えている。
櫛ヶ峰コースの指導標をたどって行く。前回に見えなかったものも見つかる。大分尾根が近づいた頃、左下方に黄色い三角形の指導標が見つかる。猿倉岳コースのもので、黒の文字がうすれていた。ここから少し上へ登ると少しひんまがった猿倉岳コースと文字のハッキリした指導標が見つかる。櫛ヶ峰コースの250番あたりから猿倉温泉へ降っているコースなのだ。
二か所確認した後、とにかく猿倉岳の山頂へ向かう。ガスの合間に赤倉岳、乗鞍岳も、時折見える。ツェルトを張り、コンロをつけて暖をとる。すっかり全身濡れてしまっていた。雨具の下とフリースを上につける。暖かい紅茶、お茶を採る。昼食後、尾根沿いに、にせ駒の方へ指導標をたどってみる。210番までたどってから再度、猿倉岳コースの指導標を確認してから、雷形にジグザグに探しながら降って行く。夏道の尾根を降ってみるが一つも見つけられずに、猿倉温泉のすぐそばの沢まで降りる。コースでないようだ。
前回、乗鞍岳一の沢から降ってきた乗鞍岳コースの途中と合流するのだろう。また、猿倉岳方面へ登り返しながら指導標を探してみるが、前回見つかったものも今回は見つけられない。雷形に巾広く行ったり来たりしながら歩いてみたものの、かなり下方を歩いていたらしい。来た時に見つけた二か所もとうとう見つけられないまま、パラダイスに上がってしまった。連日のため、疲れ、時間もかなりたってしまう。雨も一向に止まない。とにかく265番を見つけてから降ろうとパラダイスの際を西へ進む。腕にはめていた高度計は、雨でくるってしまいアテにならなかった。でも△266が見つかり、さらに上の□265を確認した。間違いなく櫛ヶ峰コースだ。あとは安全に降りるだけだ。もちろんシールはつけっばなしでいたので、そのままにして無事に着く。朝にあった西館さんと阿保さんのものらしいテントニ個がなくなっていた。車もほとんどいなくなっていた。
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