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Yamareco

記録ID: 510519
全員に公開
ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

鋸岳・鬼ケ面山(揺れると噂のハシゴ場を往復)

2014年09月14日(日) 〜 2014年09月15日(月)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
22:50
距離
11.1km
登り
1,386m
下り
1,386m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:57
休憩
1:13
合計
7:10
9:45
156
12:21
12:42
128
14:50
15:42
73
16:55
2日目
山行
1:59
休憩
0:00
合計
1:59
6:26
119
8:25
ゴール地点
天候 1日目:ガス、2日目:曇り
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
雨飾山駐車場を利用。雨飾温泉の下の駐車場は満車。少し上の駐車場(鋸岳方面)はガラガラ。雨飾温泉から下った所にも駐車場あり。
コース状況/
危険箇所等
ネットの記録を見ると、もう廃道になるんではと思ってしまいますが、道は手入れされていました。枝を切り払ってありましたし、ロープも古いものの他に1〜2本取り付けてありました。
気を付けるのは、鋸岳の登りの岩場と鋸岳から海谷への分岐に行く途中のハシゴの所ですが、自分が一番嫌だったのは雨飾温泉から鋸岳の尾根に向かう途中の山腹のトラバースでした。草が茂った細い道に岩が隠れて歩きにくいのです。草の無い時期なら良いと思いますが。
思ったより難しくないと感じましたが、高所恐怖症の方とか、個人差があると思います。個人的な感想なので、判断はご自身でお願いします。
雨飾温泉へ向かう途中の林道から見た駒ヶ岳の岸壁。
この頃は良い天気ですが、この後、山頂付近はガスの中になります。
雨飾温泉へ向かう途中の林道から見た駒ヶ岳の岸壁。
この頃は良い天気ですが、この後、山頂付近はガスの中になります。
鋸岳登山口。
雨飾温泉の駐車場から林道を少し登った所にあります。
鋸岳登山口。
雨飾温泉の駐車場から林道を少し登った所にあります。
雨飾山と鋸岳の分岐点です。
雨飾山と鋸岳の分岐点です。
一瞬ガスが晴れて頂上付近が見えます。
一瞬ガスが晴れて頂上付近が見えます。
鎖場を越えて、鋸岳の山頂に到着。
三角点が傾いてます。
鎖場を越えて、鋸岳の山頂に到着。
三角点が傾いてます。
山頂を越えた所でガスが晴れて現れた面白い岩。
テントを張ったのは、この上だと思います(この後また、真っ白になったので確認できてません)。
宿泊道具を置いて先に進みます。
山頂を越えた所でガスが晴れて現れた面白い岩。
テントを張ったのは、この上だと思います(この後また、真っ白になったので確認できてません)。
宿泊道具を置いて先に進みます。
この岩の手前が揺れると噂のハシゴです。
この岩の手前が揺れると噂のハシゴです。
慎重に下りて行きます。
慎重に下りて行きます。
無事に下りました。
下の方は少し動きましたが、上部はしっかりしてました。
手前はトラバース道。ロープを補助に慎重に歩きます。
無事に下りました。
下の方は少し動きましたが、上部はしっかりしてました。
手前はトラバース道。ロープを補助に慎重に歩きます。
トラバース道から少し登るとハシゴ方面をロープで止めてありました。ネットの記録でハシゴの途中に出る危ない道があるとありましたが、この道でしょうか?
鬼ケ面山からだと、この大岩の所で右に下ることになります。
トラバース道から少し登るとハシゴ方面をロープで止めてありました。ネットの記録でハシゴの途中に出る危ない道があるとありましたが、この道でしょうか?
鬼ケ面山からだと、この大岩の所で右に下ることになります。
大きなキノコがいっぱい。
食べられたら今日の夕食が豪華になるのに。
大きなキノコがいっぱい。
食べられたら今日の夕食が豪華になるのに。
途中で海谷への分岐がありました。
途中で海谷への分岐がありました。
鬼ケ面山南峰に到着です。
直ぐそばに北峰がそびえています。登山道は無いので藪漕ぎがたいへんらしいです。登頂はあきらめましょう。
鬼ケ面山南峰に到着です。
直ぐそばに北峰がそびえています。登山道は無いので藪漕ぎがたいへんらしいです。登頂はあきらめましょう。
突然気が変わり、登ってしまいました。たいへんでした。
今度は、北峰から南峰を見ています。
突然気が変わり、登ってしまいました。たいへんでした。
今度は、北峰から南峰を見ています。
北峰に登ると周りのガスが少し晴れてきました。
お隣の駒ヶ岳。
北峰に登ると周りのガスが少し晴れてきました。
お隣の駒ヶ岳。
駒ヶ岳の向こうには糸魚川の町。
駒ヶ岳の向こうには糸魚川の町。
海谷渓谷方面の険しい岩肌。
海谷渓谷方面の険しい岩肌。
ガスの中からいきなり槍ヶ岳のような山が現れました。
ガスの中からいきなり槍ヶ岳のような山が現れました。
荷物をデポした所まで戻ります。
登山道に、こんな感じでテントを張りました。
荷物をデポした所まで戻ります。
登山道に、こんな感じでテントを張りました。
テントを張り終えた頃、焼山が見えて来ました。
テントを張り終えた頃、焼山が見えて来ました。
焼山と手前が鋸岳。
焼山と手前が鋸岳。
焼山のアップ。左に火打山。
焼山のアップ。左に火打山。
夕日で赤く見えます。
夕日で赤く見えます。
日没後に白馬岳が雲の上に姿を見せてくれました。
日没後に白馬岳が雲の上に姿を見せてくれました。
雨飾山も初めて登場。
雨飾山も初めて登場。
鋸岳と雨飾山。
こっちは、登ってきた鬼ケ面山。
こっちは、登ってきた鬼ケ面山。
朝焼け。
シルエットの山は昼闇山。
朝焼け。
シルエットの山は昼闇山。
北アルプスが赤く染まって来ました。
日の出に間に合うように鋸岳頂上に急ぎます。
北アルプスが赤く染まって来ました。
日の出に間に合うように鋸岳頂上に急ぎます。
鋸岳で日の出を待ちます。
米山がきれいに見えます。
1
鋸岳で日の出を待ちます。
米山がきれいに見えます。
ずっと遠くに見えた山。
カシミールによると手前の山が尾神岳。中程の右の山が粟ケ岳、真ん中が白山。奥の高い山が大日岳、左が北股岳らしいのですが。
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ずっと遠くに見えた山。
カシミールによると手前の山が尾神岳。中程の右の山が粟ケ岳、真ん中が白山。奥の高い山が大日岳、左が北股岳らしいのですが。
振り返ると北アルプスの朝焼ショーのはずが、びっくりです。
もうショーが終わってます。結局、太陽は姿を見せず、そのまま雲の中へ。せっかく急いで登って来たのに。
振り返ると北アルプスの朝焼ショーのはずが、びっくりです。
もうショーが終わってます。結局、太陽は姿を見せず、そのまま雲の中へ。せっかく急いで登って来たのに。
快晴を期待した朝でしたが、曇り空。でも、北アルプスが見えているので、これで良しとしなければ。
白馬岳を中心に左に白馬鑓ケ岳、右に雪倉岳。
快晴を期待した朝でしたが、曇り空。でも、北アルプスが見えているので、これで良しとしなければ。
白馬岳を中心に左に白馬鑓ケ岳、右に雪倉岳。
白馬岳のアップ。後ろに旭岳。
白馬岳のアップ。後ろに旭岳。
唐松岳、五竜岳、双耳峰の鹿島槍ヶ岳、爺ケ岳。
唐松岳、五竜岳、双耳峰の鹿島槍ヶ岳、爺ケ岳。
雨飾山の稜線上に、ちょびっと、槍の穂先が見えます。
わかりますか?
雨飾山の稜線上に、ちょびっと、槍の穂先が見えます。
わかりますか?
雨飾山。
焼山と奥に火打山。左は昼闇山。
焼山と奥に火打山。左は昼闇山。
白馬岳から白鳥山に続く、栂海新道の山々。
左下の赤い屋根は、雨飾温泉。
白馬岳から白鳥山に続く、栂海新道の山々。
左下の赤い屋根は、雨飾温泉。
昨日登った鬼ケ面山。
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昨日登った鬼ケ面山。
さて、下ります。ロープや鎖を使って慎重に下ります。
さて、下ります。ロープや鎖を使って慎重に下ります。
一番急な岩場。これを過ぎれば一安心です。
一番急な岩場。これを過ぎれば一安心です。
下る途中で鋸岳と鬼ケ面山。
昨日は、ガスで見えませんでした。
下る途中で鋸岳と鬼ケ面山。
昨日は、ガスで見えませんでした。
一番嫌だと思ったトラバース道。
草の中に岩がゴロゴロ。
一番嫌だと思ったトラバース道。
草の中に岩がゴロゴロ。
雨飾温泉が見えると、ゴールは近いです。
雨飾温泉が見えると、ゴールは近いです。
下山後、林道から見た鋸岳と鬼ケ面山。
下山後、林道から見た鋸岳と鬼ケ面山。
駒ヶ岳から鬼ケ面山。
今度は、駒ヶ岳から鬼ケ面山のコースに挑戦したいです。
駒ヶ岳から鬼ケ面山。
今度は、駒ヶ岳から鬼ケ面山のコースに挑戦したいです。

感想

連休はどうしようか、天気予報を見ながらあれこれ考えます。
とりあえず13日は大気の状態が不安定らしいので外し、14・15日で何処かへ。
でも、15日は12時から仕事なので、下山時間と車の移動時間を合わせて6時間以内に帰れる所。それで思いついたのが鋸岳から鬼ケ面山のピストン。

ここは、駒ヶ岳から鋸岳まで縦走するのに時間がかかるのと、車の回収も大変なので日帰りは厳しい所です。
「新・北陸の名山」に鋸岳から5分の所にテントを張ったという記録もあったので、そこでテントを張り、鬼ケ面山をピストンし、翌日、下山する計画としました。
下山時間3時間、車の移動時間2時間半とすると十分帰れます。
危険な山域をピストンするのは、ためらいがありましたが、メリットは、怖くて先に進めない場合はいつでも引き返せる点です。

さて、雨飾温泉から登山開始ですが、しばらくは快適な尾根登りですが、それを過ぎると山腹をトラバースする道に入ります。この道が狭くて草だらけ、草の中には岩が隠れているので、とても歩きにくいのです。3〜4か所で沢も渡るのでアップダウンもあります。今回の山行でこの道が一番やっかいで怖いと思いました。

雨飾山の分岐の尾根まで来るとまた、快適な尾根登りです。鋸岳が近づくと傾斜は急になり鎖やロープが出てきます。気を引き締めて登ります。

鋸岳から10分ほど進むと台地上の所で登山道が少し広くなっていたので、ここでテントを張ることにしました。道の上ですが、この山域で夜中に登山者が歩くことはまず考えられません。
ここで荷物を置き、必要なものだけをザブザックに入れ先に進みます。身軽になったので岩場への適応力もアップです。

少し進むと噂のハシゴが登場しました。ハシゴは思っていたよりしっかりしていて下の方が少し揺れる程度で、難なく下降できました。その後のトラバースもロープがあるので慎重に行けば問題なしでした。
もっとも周りはガスで下が見えなかったのも良かったのかもしれませんが。
ここを過ぎれば、後は特に危険な所はありませんでした。

鬼ケ面山は、南峰と北峰があります。南峰までは、登山道がありますが、少し高い北峰には登山道がありません。南峰から見ると北峰は尖がっていて登るのが難しそうなので、登らず帰るつもりでしたが、ちょっと行ってみると少しヤブの薄い昔の登山道跡みたいのが見えたので、足を踏み入れてしまいました。でも、直ぐに後悔します。灌木が行く手を塞ぎなかなか前に進めません。15分ほどでようやく頂上に到着しました。
ちなみに南峰・北峰ともに頂上からの展望は良好です。この日はガスって駄目でしたが。

2日目は、晴れの予報でしたが、朝から雲りでした。御来光も駄目で期待はずれです。皆さんのレコを見ていると外した13日の方が晴れていた感じです。山の天気を読むのは難しいですね。

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