青森県弘前市 岩木山、新日本海フェリーに三内丸山遺跡に酸ヶ湯温泉、これはもう旅人気分 ^_^;
- GPS
- 29:30
- 距離
- 1.9km
- 登り
- 164m
- 下り
- 384m
コースタイム
天候 | 曇り後ち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 船
中野市内19:00==信州中野IC=(高速)=20:15米山SA20:45=(高速)=22:00新潟亀田IC==22:30山の下埠頭23:15=(フェリー)=日本海北上・・・ 〔9/14〕 ・・・・05:50秋田港06:00=(166km)=10:30岩木山8合目11:00=(リフト)=11:10終点--15:00弘前城16:00--17:00酸ヶ湯温泉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
リフト終点からは整備された登山道を歩きますが、浮石やギャップの大きな所が有るので、不意の転倒による転落、滑落に注意が必要です。 急登箇所は2カ所ありムリなペースでなければ、丁度汗をかく頃に山頂へ到着しました。 登り始めは左手に白神山地方面を望み霧でなければ日本海も見る事が出来ます。避難小屋を過ぎた辺りから弘前市内や八甲田山方面を望む事が出来ます。山頂に着くと360度の展望が望め、天気が良ければ青森市や陸奥湾を眺める事が出来るかも知れません。 下山時はリフトを使わずに登山道で降りて来ましたが、ほぼここは余り手が入ってなくて本格的な山歩きを味わえます。湿地帯となりますので泥濘に注意で、スパッツは汚れ防止で付けた方が良いかと思います。 |
その他周辺情報 | 〔駐車場・トイレ・売店〕 高速道路を下りてからは県道にて弘前市内を通過しますが、昼間は意外と混んでいて時間が掛かりました。出来れば市内を通らずに回り道した方が時間的には早いかもしれません。 市内を抜けると道の両脇がリンゴ畑となり時折無人販売店が現れて来ます。リンゴ 津軽? 売っていました。(^_-)-☆ 岩木神社を通り過ぎて間もなく山麓を走ると、道端の露店が多くなります。夏はモロコシ、もとい弘前では「とうきび」が売られていました。岩木山麓の「とうきび」は、気候の関係で特に甘いモノが採れるそうです。 岩木スカイラインに入ると69折のカーブが待っていますので、乱暴な運転を致しますと「乗り物酔い」となるかも知れませんのでご注意を。 料金所は現金のみでの支払いとなっています。1カ所法面崩壊で片側通行で信号機による通行制限が有ります。 駐車場は100台程度駐車出来ますが、昼間は空き待ちが有るかも知れませんので、時間には余裕を持つ必要が有ります。 トイレ(水洗でちょー綺麗)・売店・販売機は駐車場奥の真新しいレストハウスに有ります。山バッチはここで購入する事が出来ます。 ここからリフトの利用が可能で九合目まで行けます。 またトイレは山頂の避難小屋にも有ります。(未確認) 〔観光〕 リンゴ狩り等の観光農園が有るかは気が付きませんでしたが、岩木山麓には大きな露店やJAの販売所などが幾つか有り大変賑わっていました。 岩木神社は今回通り過ぎましたが、正面を見る限り厳粛な感じで時間が有れば是非寄ってみたい場所でした。 弘前城は大手門前を通過しただけですが、桜の頃が一番良いとの情報が有りましたので、その頃に行く機会をつくって寄ってみたいです。 三内丸山遺跡(入場無料!!)に立ち寄りましたが、出来れば時間に余裕を持たせて県立美術館(510円)と合せて寄りたいですね。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(1)
登山靴(1)
ストック(1set)
帽子(1)
ネックウォーマー(1)
タオル(1)
雨具(1)
ライト(1)
折りたたみ傘(1)
カメラ
携帯電話(1)
エイドキット(1)
飲料水(1)
非常食(1)
ウインドブレーカー(1)
カップ(1)
ティッシュ(1)
|
---|---|
共同装備 |
ツエルト(1)
ストーブ
ポット(1)
無線機(2)
山と高原地図(1)
トイレットペーパー(1)
携帯ライト(1)
タブレット(1)
|
感想
新潟港まで高速道路で移動、この時間帯は順調に走れ、あっという間に埠頭へ。我々の乗るフェリー『あざれあ』が待っていました。ここの埠頭から出向する船にはこれで5回目、飲み屋でいうと常連ですね。
さて常連と言えば乗船すれば、なんとお風呂に入れます。その後は売店で買った「13B」さんお薦めのビール『サッポロクラッシック』は北海道限定品。リクエストのお土産6缶ボックスと共に、我々の一杯も一緒に購入して後部デッキへ移動します。
海は高地と違い意外と暖かく楽しいひと時を過ごせました。で、「クラッシック」これは美味しいですね、ちょっと甘口で香りが良い。なんと追加し2缶も頂きました。
さて、フェリーは2段ベットルームをチャージし快適に寝る事が出来ましたが、到着が30分も早まり5:00前に起こされ、寝ている時間が短くなりました。(@_@;)
秋田港から弘前市への移動は2時間弱で可能なのですが、弘前市内のメイン道路は混んでいて実質3時間程度となりました。
しかし秋田港に下りる時の気分は何とも言えません、そして少しハイな気分で北上します。朝陽が眩しいですが・・・なんのその、早朝の道は渋滞なしでナビの示す時間通りに移動して行きます。秋田自動車道は完成していませんが、つなぎのR7は快適に走れ程なく東北自動車道へ入り込みました。8:30前には岩木山の八合目駐車場に到着か ヽ(^o^)丿 と思いきや弘前市内がやや混んでいて、結局ナビが算出した時間通りとなりました。
さて、岩木山は本来岩木神社から登りたいのですが時間の都合でリフトを使用して九合目まで一気に上がり、そこから登山開始としました。
始めは霧でガスワンダー、何処を歩いているか判らない位でしたが、徐々にその白いベールがとれて来て青空が見えて来ました。
山頂と思いきやその先に山頂が見えるではないですか、ショートコースとは言え急登三段式の登山道は少しきつい感じです。
山頂は大混雑、ほぼ1番のリフトに乗って来ましたが、広い岩木山山頂が狭く感じました。
今回は360°の展望は雲の為に望めませんでしたが、その切れ間からは津軽平野に作られた水田は黄金色に染まっていました。
ここで失敗談ですが、岩木山山頂の一部は大きな岩で覆われた場所が有ります。立ち入り禁止ではないのですが、岩が滑りやすいのとモノを落とすと隙間に入り込み深くまで落下してしまいます。携帯電話や時計・貴金属を落とすと拾うのは先ず不可能となります。
T氏はここでコーヒーミルのステンレス製の蓋を落としてしまいました。「そんなのステンなよ=ステン_レス」なんて冗談は言えませんでしたが、
山の神にとってはなかなか腐らないゴミを捨てられた事になるので注意必要ですね。(ごめんなさい)
やはり地元の方の登山者が多く『津軽弁』を聞きながら登る山は、やっぱり青森に来たんだと実感します。
小学校の先生に青森は弘前出身の方がいて、ご実家に電話をした時にお母さんが出られ、豊かな方言で先生の名前を読んでた声は、40年経った今でも覚えています。その地「弘前」に来た事は大変嬉しい限りです。
実は青森県と長野県は関係が深いのですね。長野県はリンゴ畑のお手伝いや、冬場スキー場近隣の旅館・ホテルへの住込みでのお手伝い、地域でまとまって青森から長野へ来られている様です。
岩木山麓はこの時期自然の幸が一杯でした。トウモロコシならぬ立派な「とうきび」が黒ひげを付けて軒先のテーブルにどかん!! 畑脇で売っているリンゴの即売所、長野では高速道路が出来てR18アップルラインの路地販売は大分少なくなりましたが、その風物がここでは元気に残っていました。
登山後は八甲田山への連荘を諦め青森市内は三内丸山遺跡へ足を伸ばしました。かつて発見された遺跡の規模や内容に日本中、世界もが驚嘆し話題となった場所。しか〜しその様な場合は時間が経つとさみしくなるのが常と思い現地に到着すると・・・・・、青森県肝いりの施設となっていました。しかも「無料」、アルクマも来て記念写真を撮っているし、多くの人が訪れているではないですか。バスもタクシーもまめに来ていて、それなりに賑わっていました。遺跡はそのほとんどを保護の為に埋め戻して有りますが、実際に訪れるとその素晴らしを実感しました。歴史とロマンに思いを馳せ小一時間歩きました。
遺跡の出入口に立て看板が有り見ると、おおおおお〜日産自動車プレゼント『あ、阿部れいじ』は日曜日午後5時からFM東京系列で放送している番組、その公開録音の告知で明日に開催するとの内容でした。本日は日曜日、shun-sさんのアドバイスに従い酸ヶ湯温泉のアクセス道路に入る前に買い物を済ませ酸ヶ湯温泉へ。その道中でFM青森(AFB)で本日の放送の「阿部れいじ」を聞くとテーマは遺跡、そんなことで来週は三内丸山遺跡へ出張という内容になりました。(^_-)-☆
青森市内(弘前市内)から酸ヶ湯温泉へのアクセスは、整備された二車線の道路を走る為に快適で、何と1時間掛からずに到着しました。日は暮れていてうす暗い空にきらびやかな有りながら歴史を持った建物が鎮座、趣は道後温泉以上かもしれません。
旅館は湯治部でしたが築90年を感じながら、部屋は少しずつ修繕が入っていて思った以上に綺麗でした。廊下より部屋の天井の方が高いのには少し驚きました。
お風呂は石鹸やシャンプーが使える「玉の湯」は今風で狭いですが綺麗な風呂場でしたが、やはり目玉は混浴!!千人風呂ですね。
道後、鉛温泉と同様に独特の趣のあるお風呂には只々感激する次第です。三度目の混浴温泉でしたが歴史ある湯船は情緒・風情一杯の雰囲気にしばしゆっくり湯につかり、肉体と精神の疲労を癒しました。
晩御飯はスーパーで地元産の食材を入手、なれすし系の食材(はたはた・さんま・ニシン)をお酒のつまみにして小宴会で楽しみました。意外とボリュームが有り、ご飯ものが食べきれず次の日のお昼ご飯となりました。
夜は少し寒かったですが、寝心地が良く朝まで確り眠る事が出来ました。
むぉぉ!兄さん、皆さん、こんにちは。
レコのアップ楽しみに待っておりました!
船旅に岩木山に観光に温泉に宴会と盛り沢山、充実の東北遠征ですね。お疲れ様でした!
目的の岩木山も序盤のガスワンダーから山頂では晴れ間と共に黄金色の津軽平野が見える演出、地元の方に愛される岩木山と恩師さんとのいきさつ、兄さんの感動が伝わってきます
そして!行きのアプローチにフェリーの発想も素晴らしいっす。ホント、船から降り立った時のワクワク感が何とも言えませんよね。山旅に旅情感も加わって思い出深い遠征になった事と思います。
サッポロクラシック、美味しいですよね!
リクエストに応えていただきまして本当にありがとうございます
13B兄さん毎度です。本当にビールの件は有難うございました。もう6缶仕入れてくれば良かったと後悔しています。
フェリー利用は帰りの体力温存時や時間稼ぎには大分助かりますね。寝ている間に車と共に移動出来るのは便利です。料金的にも宿泊・ガソリン・高速代金を含めてもお得感が強いです。登山でなく観光旅行でも良いかもしれません。
以前直江津からも北海道航路が有ったのですが復活しないでしょうか?ちょっと残念です。
また何時かは北海道へ行って見たいですね。
kinta兄さん、こんばんは。
はい、通常、地ビールや現地限定の麦酒はその土地で飲むのが最適と言われますし、確かにその通りなのですが、サッポロクラシック通称サックラだけはちょっと次元が違って何処で飲んでも美味しいですよね。
でも一番おいしく感じるのは行きのフェリーで優雅に飲むサックラじゃないでしょうか
私も過去には北海道で1箱24本×10箱を買い占めて宅急便で自宅に送った事もあります
直江津航路があれば長野県民には便利ですけど、現在の新日本海フェリーも質が良いじゃないですか
あ、6缶のうち、1缶譲っていただくだけでも結構です
13B兄さんこめんと有難うっす。(^o^)丿
24×10箱=240本、これはスーパーが仕入れる量に匹敵しますね。荷物が到着した時は驚き桃の木山椒の木だったのではないでしょうか?
でもお気持ちは大変わかります。やはり箱買いが正解ですね。ビールは6本ザックに入れて本谷温泉にて手渡し致しますね。(^_-)-☆
いつアップするのか期待しながら待っていました。
フェリーを利用するなんてナイスセレクトですね。
この6月新婚さんいらっしゃーいツアーで行ったときは
強風雨で散々でしたが、晴れているとやはり素晴らしい眺めで
本当に良かったですね。
kazuhiさん今晩は&コメント有難うございます。
本当に「新婚さん・・・・」はちょっと残念でしたね。今回は何とか天候に恵まれ楽しく岩木山を登りました。大勢の方が同様に楽しまれながら登っていま市よ。でもやはり時間をつくって山麓の岩木神社から登りたいモノですね。
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