北国街道&山歩き 坂城駅〜宮坂峠〜有明山〜屋代駅〜戸倉駅

2023年02月04日(土) [日帰り]

• GPS: 06:26
• 距離: 22.5km
• 登り: 661m
• 下り: 697m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:34
• 休憩: 0:53
• 合計: 6:27

8:29 坂城駅
8:59 9:03 笄の渡し跡
10:02 10:11 戸倉駅
10:16 10:19 戸倉宿キティパーク
11:09 11:33 宮坂峠
11:57 11:57 大月峰
12:13 12:14 三等三角点
12:18 12:19 久保峰
12:41 12:45 有明山
12:57 13:04 有明山将軍塚古墳
13:37 13:37 屋代駅
14:56 戸倉駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

自宅と長野駅の間はバス利用
【往路】
しなの鉄道　長野駅発07:56→坂城駅着08:26　540円
【復路】
しなの鉄道　戸倉駅発15:02→長野駅着15:27　420円

コース状況／危険箇所等

・坂城駅〜宮坂峠
舗装車道歩き
キティパークを卓と、日陰に凍結箇所があります
・宮坂峠〜有明山
短いですが急坂の下り二箇所、踏み跡が凍結しています
・有明山〜送電鉄塔巡視路入口
日当たりの良い巻き道に酷い泥濘箇所あり、滑って転倒
以降は日陰になるのか泥濘箇所はありませんでした
・送電鉄塔巡視路入口〜北国街道〜戸倉駅
舗装車道歩き
北国街道は道幅が狭く、歩道がありません
渋滞を避ける車が結構通行しているので車に注意

写真

2/4 7:01

飯綱山
山頂付近を綿帽子のような雲が覆っています

2/4 7:45

おはようございます
今日もお世話になる「しなの鉄道」

2/4 8:27

坂城駅から歩行開始
ここから屋代駅まで歩きます。追分からの長野県内北国街道を今回で踏破する計画。

2/4 8:28

坂城駅すぐ向かいに坂木宿の陣屋跡案内板

2/4 8:28

坂城駅前観光マップ
坂城駅に展示されているのは169系車両でした

2/4 8:30

横吹山（姫城跡）と葛尾城跡

2/4 8:31

左に冠着山

2/4 8:31

坂城町は薔薇の町
至る所に薔薇が植えられています

2/4 8:34

坂木宿本陣表門
表門のみが唯一残っている遺構

2/4 8:36

名主坂田家

2/4 8:38

八頭山

2/4 8:39

前面に植え込みのある堂々とした家が残っていました

2/4 8:39

宿場として繁栄した時代の面影を偲ばせます

2/4 8:41

長谷川井戸

2/4 8:44

岩井堂山
今日も端正な佇まい！真後ろに大林山が重なっています。見る場所によって様々な山の位置変化が眺められ、見飽きません

2/4 8:46

鳶岩
足下に坂城の町並や千曲川が見渡せ、非常に高度感があり、この岩を通過した時の恐怖感は忘れられません

2/4 8:47

八頭山としなの鉄道線路

2/4 8:47

横吹八丁の案内板
北国街道を歩き始めてから、殿様も篭を降りて通行したという難所を知り、興味が湧きました。崩壊が進み通行不能だそう！残念！

2/4 8:49

物心ついた時から、このトンネルを何気なく通過していましたけれど、千曲川が真下に迫る急斜面の横吹山を巻かずに済む近代交通の成果だったのですね！

2/4 8:54

岩井堂山、八頭山

2/4 8:54

摺鉢山

2/4 8:54

冠着山

2/4 8:57

岩井堂山の右に大林山
岩井堂山の真後ろだった大林山がちょっぴり姿を現しました

2/4 8:58

笄（こうがい）の渡し跡間近

2/4 8:59

笄の渡し跡
15台程停められる駐車場があり、自販機もあって、休憩にはもってこいの場所なのですが、カーブ地点で見えにくいのか、殆ど駐車している車を見たことがありません。

2/4 9:00

岩井堂山と千曲川
「信濃なる千曲の川のさざれ石も君し踏みてば玉と拾はむ」この地に生まれ、こうして静かに流れる千曲川を眺められる幸せに感謝です。

2/4 9:00

高桑蘭更(二夜庵)句碑
「よこふきや駒もいななく雪あらし」1801年(享和元)に建立。元々は、芭蕉句碑と同じく、横吹八丁西側にあったものだそう。碑の表面が古さを物語っている感じ。

2/4 9:00

記念碑

2/4 9:01

千曲川の向こうに八頭山から冠着山に繋がる稜線が見える大好きな場所♪

2/4 9:01

馬頭観音
石が風化し殆ど文字が読めません

2/4 9:02

水天宮

2/4 9:02

笄の渡し案内板

2/4 9:03

横吹案内板
「知るは一時の恥知らぬは一生の恥」などと言う諺を思い出します。短い人生で知らずに過ぎる事柄のなんと多いことか。

2/4 9:17

崖上に比丘尼石
記録を調べると、去年の三月に通過していましたけれど、随分前だった気がします

2/4 9:17

岩井堂山と大林山
坂城市街では重なって見えていますが、実際は長い釣り尾根で繋がっており、この間を歩くのは一日仕事！

2/4 9:19

比丘尼石がくっきり

2/4 9:20

船つなぎ石
国道を横断して行ってみましたが、わからないまま引き返しました(:_;)

2/4 9:26

踏切を横断し北国街道へ

2/4 9:31

目を引く立派な古民家

2/4 9:32

桝形と思われる直角の曲がり角

2/4 9:33

新しい住宅がぽつぽつ並んでいます。かつては真っすぐな畑中の道だったtのでしょう。

2/4 9:37

また踏切を横断

2/4 9:40

聖徳太子と読めます
曲がっている故に、国道から僅かに残された道跡でしょうか？

2/4 9:46

五里ヶ峰

2/4 9:59

下の酒屋(坂井銘釀)

2/4 10:07

戸倉駅
時間がたっぷり残り、俄かに計画を変更。宮坂峠から尾根を有明山まで縦走することにしました。

2/4 10:08

先ず、戸倉駅からキティパークを目指します

2/4 10:11

戸倉駅
車両整備中？

2/4 10:13

柳澤神社

2/4 10:17

冠着山、風越山、三峯山、中腹に高速道

2/4 10:20

セツブンソウ群生地入口
開花はまだまだでしょうか？入口にロープが張ってあります。

2/4 10:26

天狗様の横を素通り

2/4 10:30

中部北陸自然歩道です

2/4 10:32

やや右奥に冠着山

2/4 10:33

林道北山線
全面舗装車道ですが、途中に通行止めのゲートが道半分に置かれています。以後も雪上にタイヤ痕あり、車が通行している感じ

2/4 10:42

戸倉登山口
昨年、比丘尼石を経て蔓尾山、五里ヶを周回した折に下った道。急坂ですが歩き易い道でした。

2/4 10:53

急坂を登るのが嫌なので、のらりくらり舗装車道を行きます(^^ゞ

2/4 10:55

麓から見える人工物ではないかと思います。ずっと気になっていました！

2/4 10:55

なんと真下に東屋もあり、散歩の絶好の休憩場所。久々に晴れた日ですし、宮坂峠まで幾人も、軽装で歩く方々とすれ違いました。

2/4 10:56

正面に岩井堂山、右端に大林山

2/4 11:05

宮坂峠間近

2/4 11:08

宮坂峠
この先は北斜面。日陰で雪が多そう。まして下りは凍結路が空恐ろしい感じ。

2/4 11:08

ここにも中部北陸自然歩道の標識

2/4 11:08

五里ヶ峰直下はちょっと注意が必要ですが、快適な縦走路

2/4 11:32

有明山登山口
日向と日陰では残雪量が全く違います

2/4 11:33

日差しのたっぷり降り注ぐ自然林内は雪なしで快適そのもの♪

2/4 11:36

松林では消え残りがあります

2/4 11:37

こんな景色を目にすると、やっぱり山歩きは止められません！

2/4 11:57

大月峰

2/4 12:13

三角点発見(^^♪
大岩
標高＝640.96 m
三等三角点

2/4 12:17

穏やかに空を映して流れる千曲川

2/4 12:17

五里ヶ峰に到る縦走路

2/4 12:18

右下に戸倉市街地

2/4 12:27

標識完備

2/4 12:30

平坦な松林
枯れている木が目立ち、痛々しい感じ。

2/4 12:30

霞んでいますが陣馬平山方面

2/4 12:30

樹間に高妻山
写真では判別しにくいのが残念

2/4 12:34

右後ろに鏡台山

2/4 12:43

有明山に到着
短いアップダウンに思ったより疲れました(:_;)

2/4 12:44

有明山
標高＝651.79 m
四等三角点

2/4 12:57

晴れた日の定番(^.^)

2/4 12:58

分岐から送電鉄塔巡視路のお世話になります。ここから未踏のコース。

2/4 12:58

有明将軍塚古墳が分岐から見えています

2/4 13:01

黒プラ階段
信州の里山を歩いた様々な思い出がよみがえります。日当たりの良い泥濘状態の酷い箇所で、一度転倒し、ザックとズボンを泥だらけにしました(T_T)まあ、急斜面の巻道を滑り落ちずに済んで良かったかも(^^ゞ

2/4 13:25

やれやれ、無事車道に降りられそう

2/4 13:26

振り返った登山口
送電鉄塔巡視路標識は見当たりませんでした

2/4 13:33

走るしなの鉄道を踏切で撮影。鉄道写真を撮る難しさを実感！

2/4 13:37

屋代駅
バスケの駅？五能線にもありましたっけ！

2/4 13:38

屋代駅の背後に一重山と有明山を繋ぐ尾根

2/4 13:52

先程まで歩いていた尾根

2/4 13:57

永昌寺

2/4 14:11

松風塚

2/4 14:25

走る時刻を待って撮影したしなの鉄道。偶然にもなかなか良い写真が撮れました(^^♪

2/4 14:39

貨物列車登場！
10両くらいタンク車を引っ張る機関車の姿は勇壮そのもの！EH200形式（愛称：ECO−POWERブルーサンダー）か？俄か鉄道ファンにはよく分りません(^^ゞ

2/4 14:39

ガソリン専用の貨車（タンク車）は、JR貨物タキ1000形貨車。前回の街道歩きの帰り、坂城駅でタンク車の連結する瞬間に興味を引かれ、つくづく眺めておりました。

2/4 14:53

しなの鉄道を眺めることで疲れた足を休めながら、漸く戸倉駅前交差点に到着

2/4 15:00

北国街道を歩く為にずっとお世話になった「しなの鉄道」に特別な感動を覚えます。普段乗る機会はあるのに、ちょっぴり寂しくなります…

2/4 15:51

バスの待ち時間あり、よなよなエールとホットワインを立ち飲みし、一人宴会＼(^o^)／ほろ酔い加減で帰宅しました(^^♪立ち飲みコーナーでは日本酒の飲み比べもでき、また足が向いてしまいそうなのが怖いです(^^ゞ

感想

kyom4

信濃追分から高田までの北国街道歩きも長野県内は今回で最後。
坂城駅から戸倉秋の間を久々の晴天の日に歩きました。

横吹八丁という殿様も篭を降りて通行したという難所を、
北国街道を歩き始めてから知り、興味が湧きました。
国道開通、トンネル通過で崩壊が進み、通行不能だそうです。
物心ついた時から、このトンネルを何気なく通過していましたが、
千曲川が真下に迫る急斜面の横吹山を巻かずに済む現在、
笄の渡し跡からゆったりと流れる千曲川、聳える冠着山を眺めると
とても北国街道随一の難所を想像することはできません。

戸倉駅到着時、時間がたっぷり残っており、俄かに計画を変更。
宮坂峠から尾根を有明山まで縦走することにしました。
先ず、戸倉駅からキティパークを目指し、林道北山線に入り、
宮坂峠で様々な小鳥たちの囀りに聞きほれながら日向ぼっこ♪

有明山に向かう途中、踏み跡の凍結した急坂の下りが二箇所あり、
軽アイゼンか、チャーンスパイクがあればサクサク歩けると思います。
日差しのたっぷり降り注ぐ自然林内は雪なしで快適そのもの♪
こんな景色を目にすると、やっぱり山歩きは止められません！

有明山の下りは、未踏のコースを歩こうと思い、分岐を探すと、
送電鉄塔巡視路の標識があり、急坂につけられた黒プラ階段に
信州の里山を歩いた様々な思い出がよみがえります。
日当たりの良い泥濘の酷い箇所で、一度見事に転倒し、
ザックとズボンが泥だらけになりましたが、
まあ、急斜面の巻道を滑り落ちずに済んで良かったかもしれません。

屋代駅から戸倉駅までずっと「しなの鉄道」が並行する道中です。
休憩半分に、踏切で撮影したり、走る写真を撮ってみましたが、
なかなか難しく、心ときめくような鉄道写真を撮る難しさを実感！
撮り鉄の方々の苦労がほんの少し実感できました。。

長野駅に到着後、バスの待ち時間が30分以上あり、
よなよなエールとホットワインを立ち飲み、ほろ酔い加減で帰宅。
立ち飲みコーナーでは沢山の銘柄の日本酒の飲み比べもでき、
また足が向いてしまいそうなのが怖いです。