またもや撤退…でも屏風岳にはやっと行けた😊

2023年02月05日(日) [日帰り]

• GPS: 06:36
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,122m
• 下り: 1,111m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:35
• 休憩: 0:02
• 合計: 6:37

7:20 スタート地点
10:44 10:44 水引入道
10:54 10:54 水引平
11:48 11:48 水引入道コース分岐
12:05 12:06 屏風岳
12:17 12:18 水引入道コース分岐
12:38 12:38 水引平
12:50 12:50 水引入道
13:57 ゴール地点

天候

7:00の登り始めは降雪。
9:30頃からてんくら予報通りに晴れ間が見えて、水引、不忘、屏風岳が見えたけど南屏風の稜線は真っ白け。
水引の樹林帯を抜けてから強風は吹くものの見晴らし良し。
水引から屏風の取り付きまで時折爆風が吹き、耐風姿勢で凌がなければならないほど。
屏風の稜線出たら、さらなる爆風とホワイトアウト。
（これが前日の蔵王の遭難状態に近い状態かと思いました）

でも標高低いと暖かくて汗かく状態で体温調整が難しかった。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白石スキー場駐車場奥の林道入口に停車。
7時時点で自分以外は無し。
下山すると5〜6台停車してました。
白石スキー場は大盛況でした！！

コース状況／危険箇所等

昨年末に登った時より積雪も増え、ヤブも歩きやすく踏み抜きもほとんど無し！
積雪量も20〜30cmでいい感じに締まってきました。

稜線はほぼクラストと吹き溜まりの連続で、たまに股下・腰くらいまでも踏み抜きトラップ有り（笑）

写真

2/5 7:21

てんくら見晴らし予報を信じて降雪の中スタート

2/5 7:21

勿論ノートレース😆

2/5 7:32

いつものところから取り付きます

2/5 8:20

ルーファイも少しは上手くなったかな？

2/5 9:11

一直線にトレースがつくと気持ち良いですねぇ

2/5 10:22

予報通り太陽が顔を出し、雪もあがり晴れ間が見えてきた！

2/5 10:35

そして屏風岳も見えてぞ〜

2/5 10:48

水引平にあがるところ

2/5 10:48

登るところもクッキリ😊

2/5 11:13

ここでシューからアイゼン、ピッケルに換装。
左手はポール、右手はアイゼンの二刀流。

2/5 11:24

登っている間はこの雪庇が目印

2/5 11:29

途中から両手ポールに変えて疲れてきた両足をカバー

2/5 12:05

稜線出てからは余裕がなく屏風岳に登った証拠写真のみ・・・

2/5 12:20

1時間で自分のトレースが消えちゃってる😮

2/5 12:48

晴れてる水引入道

2/5 12:56

証拠写真と思いきやアウターグローブが風で舞って指さしてるみたいな写真にw

2/5 13:56

戻るとスキー場は大盛況！

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 ゲイター サングラス ゴーグル バラクラバ 毛帽子 冬靴 ザック ザックカバー アイゼン スノーシュー トレッキングポール ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ ライター ハクキンカイロ コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ココヘリ

感想

たけー＠RIDEON

昨日の雁戸山の疲れはあるものの今日も何とか晴れそうなので、ずっと狙っていた厳冬期の屏風岳へ。

でも昨日、蔵王の馬の背で遭難したとの報道があったので、確実に行ける水引入道コースで稜線が危なかったらピストンという作戦。

しかし！
白石スキー場に5:30に着くと物凄く雪降ってる・・・
駐車場の除雪を邪魔しては悪いので、階段近くに停めて待機。
っと気付いたらもうすぐ7時😮
昨日の疲れもあるのか寝ちゃってました（笑）

でもてんくら予報を見るとなんとか晴れそう！
風だけは強いので間違いなくホワイトアウトしてそうだけど行けるところまで。

もちろん大好きなノートレース。
昨日の疲れもあってゆっくり目で登り水引入道まで3時間20分。
そして予報通り晴れ間も見えたし、11時前なので屏風岳へアタック開始！

途中でアイゼン、ピッケルに換装して急登をじっくり登ります。
雪崩そうな感じもないので安心するも稜線出たら爆風とホワイトアウト（泣）
屏風岳までなら何度も歩いてるし近いから頑張りますが、絶対不忘には抜けられない状態。
なんとか屏風岳の標識を見つけ戻るも自分のトレースもう消えてるし・・・

それでもまだ完全なホワイトアウトではないので雪庇が見えたので下り口まで無事帰還。
不思議なことに稜線降りた途端に風が止む。

あとは快適な下りも時折強く吹き付ける風が寒いので大休憩無しで下山。
撤退するタイミングがまだ遅い気がするけど一年前から見たら少しずつ 少しずつ雪山慣れしてきている感じがします。
これからも安全第一で雪山楽しみます！

コメント

mambo

てんきとくらすは、北半球の広域気象情報（NOAAの長期予想）を機械的に演算しただけなので、信用すると危険ですよ。ほんらい山の気象は地形も加味しないといけないので、天気図で読むようにしてください。僕らは昨日の午前に蔵王は登って、ほぼ無風。昼前に撤収しました。

たけー＠RIDEON

mamboさん
アドバイスありがとうございます！
こういったご意見は本当に有り難いです😊

私もmamboさんと同じでてんくらだけでは判断していません。
言葉足らず誤解を招く山行記録になってしまい頂いたご指摘は今後の記録にも考慮します。

私自身も日本気象協会の天気図も見てますし、ヤマテンも有料会員になって気圧配置や風予測や無料の学習動画で勉強し、Yahoo天気、地元なので地元の天気予報など複数の情報から総合的に判断しています。

今回も天気図から太平洋側は雪は降らないと判断してスキー場まで行き、予報・予測からも外れているので寝ちゃいましたが待機した上で最終決定しています。
昨年痛い目にあったので💦

こちらも昨日は雁戸山に登りましたがメンバーの体力・スキル等も加味した上で、直前まで予報を確認してから出発時間を早めたりして山行を決行しています。

今後も何かありましたら遠慮なくアドバイスください。
自分の勉強になりますので！