草紅葉の尾瀬ヶ原で山小屋泊デビュー(鳩待峠〜見晴〜ヨッピ橋)



- GPS
- 10:13
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 243m
- 下り
- 252m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 4:42
天候 | 一日目:晴れ時々曇り 二日目:快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
尾瀬戸倉第一駐車場〜鳩待峠間のバスもしくはタクシー片道930円。 券売機もしくは窓口で乗車チケットを購入します。 往路はバス、復路は乗合タクシーでした。どちらでも料金は同じです。乗合タクシーは4名以上揃うと出発するようです。どちらに乗るかの選択はできないようで、バスへ乗ろうとしたらタクシーへ乗るよう采配されました。バスより早く出発できたのでラッキーでした。 |
その他周辺情報 | 天然温泉わたすげの湯 入浴料550円 http://www5.wind.ne.jp/watasuge/inx.html ボディソープ、リンスインシャンプー、ドライヤー有。 レストランが併設されていて、舞茸の天ぷらや岩魚料理、お蕎麦が美味しそうでした。 |
写真
感想
今回は尾瀬ヶ原を満喫し、素敵な山小屋でのんびり過ごす、がテーマの旅でした。
2日間の出来事や感想など。
・参加者は、 風邪をひいて喉がガラガラ、嗅覚も全く働かないY子。
昨年谷川岳で膝を故障してから登山封印中。ガラスの膝がどの位持つのか未知数のM美。
計画や準備に7割の力を使い、当日は残り3割の力しか出ない私、というなんとも頼りない3名。
・尾瀬戸倉駐車場からのバス発車直前に、Y子とM美のワインを車に置き忘れたことに気付く。(ワイン調達係は私。自分の分はちゃっかりザックに入れてある。)無言の二人の目が取りに行ってこいと言っていたので、離れた駐車スペースへ猛ダッシュし、パウチのワイン4袋を抱えて発車前にギリギリで飛び込む。数年ぶりに本気で走った。
・先頭を任せると、隙があれば前の人を抜かそうと、常に虎視眈々と狙うハンターY子。暴走を食い止めるため眼光鋭く見張る私。人がまばらで木道が空いていたため、左側から追い抜くという技を繰り出してくる。予想外で対応できずあきらめる。
・草紅葉した尾瀬ヶ原は、赤・黄・緑の彩り鮮やかで派手な紅葉ではなく、湿原ならではの趣のある紅葉で、荒涼した雰囲気が渋好みの私はとても気に入った。見渡すかぎりの草紅葉と、ポツンと立つダケカンバを見て「サバンナみたい!」と興奮して口々に言っていたが、3人ともサバンナになど行ったことはない。
・Y子と私は、何かとあればすぐ写真に収めたがる現代の申し子だが、M美は写真にあまり興味がない。2日の間にM美が写真撮影をしている姿を数回しか目撃しなかった。というか長い付き合いなのに、デジカメを持っていることを今回初めて知った。
・のんびりと尾瀬ヶ原を満喫し過ぎて、ふと気付くと日がかなり傾き始め、見渡せる範囲に私たち以外誰もいなくなっていた。広い湿原でのぼっち感に慌て、竜宮からは急ぎ足で歩く。山小屋14時到着予定のはずが、16時着となる。入浴して着替えてとりあえずビール飲んで、と夕食までバタバタだった。早めに到着して山小屋でのんびり計画が崩れ去る。優雅に本まで持ってきたY子はもちろん開いてもいない。
・夕食後、部屋でワインを飲み始めてさほど経たずにM美が寝る。Y子も風邪のため進まずワインがあまりまくる。今朝の渾身の走りは何だったのか。
・星を観にY子と尾瀬ヶ原を少し散策することにした。後で恨み言を言われないために、寝ているM美に一応声をかける。寝ぼけながら何かもにゃもにゃ言うM美。よし返事はもらった。M美を残し外へ出る。木道を少し歩き見上げた空は、今までに見たことのない満天の星空だった。紺碧の空に無数の星。小さな流れ星、天の川、星雲。M美にも見せてあげたかったな。
・翌日は晴天。朝は空気が澄んでいて気持ちいい。植物に降りた霜が朝日に照らされ解け、水滴がキラキラと煌いていた。東電小屋分岐のベンチでモーニングコーヒー中、その分岐で休憩後に「じゃあ、また!」と別れを告げて別々の方向へ別れてゆくパーティが何組かいた。小屋で仲良くなられた方々なのか、尾瀬に集った仲間がそれぞれ帰路に就いたのかは分からないけれど、これって「呼び」「別れ」「集まる」という意味のヨッピそのものだ!とちょっと感動した。東電小屋分岐からヨッピ分岐に改名したら素敵なのに。
私の我がままに付き合ってくれた二人には本当に感謝です。
尾瀬の素晴らしい自然を一緒に見られて楽しかった。
次は北八ヶ岳の山小屋泊で、のんびりハイクなんていかがでしょう。
夏の尾瀬に引き続き、秋の尾瀬にも行かれたのですね!
草紅葉やナナカマドが綺麗です!
特に18枚目写真はダケカンバとのコントラストが素晴らしいですね♪
19枚目と20枚目の対比写真が実に分かりやすいですね。
緑が全部、紅葉してしまうのは改めて驚きました!
もちろん、燧ケ岳も良いですねぇ〜。
弥四郎小屋、洒落た感じで良い宿のようですね!
小屋のテラスで乾杯は何とも贅沢な気分ですね。
遠方の山友女子が最近、山小屋の魅力に取りつかれ、いつか尾瀬を案内する際、shuriさんが泊まられたこの小屋が良いなぁと思いました。
忘れないためにも、お気に入りに登録させて頂きますね。
写真&コメはもちろんのこと、最後の感想によりshuriさん達の行動がよく分かり、楽しく拝見させて頂きました♪
コメントありがとうございます。
またまた尾瀬に行ってきました!
無意識に前回と同じポイント、同じようなアングルで写真を撮っていて、見比べたら面白かったので一枚掲載してみました。
景色の様変わり方がすごいですよね。
弥四郎小屋は、個室も追加料金がかからず、設備も清潔感があり、カフェまであるので、山小屋なことを忘れるくらい快適でした。山女子さん達にもきっと喜んでいただけると思います♪
今回は山行記録というより、旅の感想文という感じでお恥ずかしい限りなのですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する