乙妻山−佐渡山


- GPS
- 09:35
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,810m
- 下り
- 1,807m
コースタイム
- 山行
- 8:17
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 9:32
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
前日の鳥甲山の下山後、戸隠へ向かう。乙妻山はまだヤブい状況らしいが実際のところどんなものか。夜中に降雪があるらしいのでそれに期待しつつ登山口で車中泊。
まだ雪がちらつく中、3時過ぎにスタート。トレースの上に新雪が2〜3cmほど。佐渡山のコルを越え氷沢川沿いをたどって梯子尾根に取り付く。トレースは残っていたり新雪に埋もれていたり。トレースをたどる山行は久しぶりだが、やはり楽ちん。このままトレースのままに進むのもなんだかなあ、でもこういうのも病み上がりの身としては必要に違いないぞなどと思いつつ進むと、じきにトレースは新雪に消えた。するとなんだかやる気が湧いてくる。
明るくなってきて視界が利くようになると、上部はまだガスの中。しかし登るに連れてガスは薄くなり稜線が見え始める。上部の無立木地帯で視界がないのは困ると思っていたので助かった。淡いガスに太陽光が拡散して柔らかい光が辺りを覆って気分が良い。
乙妻山山頂に着いて一息入れていると一気にガスが切れて青空が広がる。高妻山も北アルプスも火打焼山妙高も雲海の上に顔をのぞかせる。佐渡山や黒姫山は姿を見せない。どうも今日は下部にガスが残る条件らしい。
滑りは北東斜面へ。いきなりヤブに阻まれて先が思いやられたが、開けていそうな方向へトラバースして滑りにかかる。新雪はそれなりにあって前日の滑走跡も消えており、とても滑りやすい。途中も何度かヤブに行く手を遮られるが、ちょっと避ければさして問題なし。むしろ地形が残っていて面白い。などと調子に乗っていると段差につんのめって転倒。
氷沢川まで下り、この後の行動を検討。近年ルーチンとなっている佐渡山登り返しにするか、素直にコルへ戻るか。どちらにしろ大差ないし、佐渡山側はまだガスの中なので雪も腐っていないだろうと佐渡山へ向かう。毎度思うがこの斜面は登っても滑っても気持ち良さげ。
佐渡山の山頂から乙妻山を見返せば自らのトレースと滑走跡が見える。しばし余韻にひたり、下山開始。トラバース気味の滑走となるが、雪もさほど悪くなく快適。林道のトレースも板がよく走って楽々下山完了。
予想に反して誰にも会わず実に静か、盛期の乙妻山とは思えない一日だった。
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