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Yamareco

記録ID: 51643
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無雪期ピークハント/縦走
丹沢

塔ノ岳 (ヤビツ峠 ー 大倉尾根)

2009年11月21日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
14.2km
登り
1,058m
下り
1,532m

コースタイム

8:40 ヤビツ峠スタート →8:59〜9:10 富士見山荘 → 10:06 二ノ塔 → 10:21〜10:30 三ノ塔 → 10:59〜11:20 鳥尾山 → 11:37 行者ヶ岳 →12:18〜12:21 新大日 → 12:53〜13:45 塔ノ岳 → 14:10 花立山荘 → 14:43〜14:50 堀山の家 → 15:50 大倉高原合流地点 16:17 大倉バス停
天候 晴れのち曇り 山頂はガスガスに
気温 道中 9℃〜11.7℃  山頂 8.2℃〜9℃  下山時 11℃ 
過去天気図(気象庁) 2009年11月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
●表尾根
− ヤビツ峠バス停のトイレ前に登山届けがあります。
− ヤビツ峠から山頂までいくつか上り下りを繰り返します。
− 木ノ又小屋以外の小屋は閉まってました。
− 三ノ塔まで危険な所はありませんが、三ノ塔から鳥尾山途中でとても短い鎖場がでてきます。最初の鎖場の岩場は見るからに200%濡れ濡れツルツルで今回の道中で一番の《危険》を感じました。
− 鳥尾山〜行者ヶ岳にも鎖場がでてきますが特に難しくはありません。
− 道端に鹿の糞(黒い丸豆のような10数個まとまっている)があるので踏まないように。

●大倉尾根
−塔ノ岳から大倉尾根は階段、階段、石砂利、階段、階段・・・の道となります。階段の中には<磨き>のかかった石もあり滑りやすいので注意です。途中階段が壊れている箇所があるので補助道を注意して歩きます。
− 見晴茶屋を過ぎると雑事場ノ平あたりで大倉高原の分岐点案内がでてきます。真っ直ぐ行くと大倉高原山経由となります。どちらへ行っても大倉バス停に行けます。
−いくつか茶屋があります。山頂近くから花立茶屋、堀山の家、駒止茶屋。見晴茶屋、観音茶屋。いずれも営業してました。
− 大倉バス停付近はレストハウスなどの施設が充実してます。トイレ前に汚れたれた靴などを洗える水場とタワシがあります。
ヤビツ峠。写真の右手側にバス停、トイレがあります。2箇所ほど別ルート登山入口のような案内標識がありましたが、富士見山荘へは判りやすいこの舗装道路を20〜30分歩いて行きました。
ヤビツ峠。写真の右手側にバス停、トイレがあります。2箇所ほど別ルート登山入口のような案内標識がありましたが、富士見山荘へは判りやすいこの舗装道路を20〜30分歩いて行きました。
富士見山荘到着。おにぎりを売ってました。ちょっと高めのお値段でしたが早朝準備できなかった時はここで買えますね。
ここを100mほど真っ直ぐ行くと護摩屋敷の水があるようですが今回はパス。
きれいな公共トイレ(チップ)があります。
富士見山荘到着。おにぎりを売ってました。ちょっと高めのお値段でしたが早朝準備できなかった時はここで買えますね。
ここを100mほど真っ直ぐ行くと護摩屋敷の水があるようですが今回はパス。
きれいな公共トイレ(チップ)があります。
二ノ塔への道中からの景色。大山でしょうか?
二ノ塔への道中からの景色。大山でしょうか?
二ノ塔と間違えましたが二ノ塔間近の開けた場所。休憩している人もいました。青空が眩しい。
二ノ塔と間違えましたが二ノ塔間近の開けた場所。休憩している人もいました。青空が眩しい。
三ノ塔。展望が良い場所と聞いてましたが、あいにくガスってきて景色はイマイチ。おにぎりを少しかじってましたが風が出てきて寒くなったのでここでの休憩を止めて移動します。
三ノ塔。展望が良い場所と聞いてましたが、あいにくガスってきて景色はイマイチ。おにぎりを少しかじってましたが風が出てきて寒くなったのでここでの休憩を止めて移動します。
眼下に見える鳥尾山へ向かいます。どんどんガスが。山頂での展望が怪しくなってきました。
眼下に見える鳥尾山へ向かいます。どんどんガスが。山頂での展望が怪しくなってきました。
途中であったカワイイお地蔵さん。私「よろしくね」と軽〜く会釈。多分お地蔵さんは「何を?」と思ったかも。で私「今日の安全を。。」とお願いしたのですが。。。
途中であったカワイイお地蔵さん。私「よろしくね」と軽〜く会釈。多分お地蔵さんは「何を?」と思ったかも。で私「今日の安全を。。」とお願いしたのですが。。。
最初に出てきた超短い鎖場です。鎖は横についてますが、問題箇所のツルツルの露石丸出しを降りるには欲しかった場所に鎖がありません。軽〜い会釈がいけなかったのかお賽銭しなかったのがいけなかったのか、赤いザックの人辺りで転んでしまいました(T_T)
他の人の降り身体の向きを見て一人で反省会。
最初に出てきた超短い鎖場です。鎖は横についてますが、問題箇所のツルツルの露石丸出しを降りるには欲しかった場所に鎖がありません。軽〜い会釈がいけなかったのかお賽銭しなかったのがいけなかったのか、赤いザックの人辺りで転んでしまいました(T_T)
他の人の降り身体の向きを見て一人で反省会。
鳥尾山のテーブルで一緒になった某ハイキングクラブの方達。「どこから来たの?」と尋ねられ「東京です」からお話が。。。写真を撮影っこしました。
鳥尾山のテーブルで一緒になった某ハイキングクラブの方達。「どこから来たの?」と尋ねられ「東京です」からお話が。。。写真を撮影っこしました。
鳥尾山の後は短い鎖場が3箇所ほど出てきます。見た目一番のスリル感?のあった鎖場。上からは下が見えませんが、最初の鎖場で転んだ事はよそにちょっとワクワク。
鳥尾山の後は短い鎖場が3箇所ほど出てきます。見た目一番のスリル感?のあった鎖場。上からは下が見えませんが、最初の鎖場で転んだ事はよそにちょっとワクワク。
2本の鎖を辿って降りてみるとこんな感じでした。私は後ろ向き(岩場と対面)になり腕を少し伸ばし身体を岩場から離すようにして降りてました。
2本の鎖を辿って降りてみるとこんな感じでした。私は後ろ向き(岩場と対面)になり腕を少し伸ばし身体を岩場から離すようにして降りてました。
鎖場を後しにて少し歩くと橋を渡ります。長い鎖がありましたがここはパス、使わずに登りました。
鎖場を後しにて少し歩くと橋を渡ります。長い鎖がありましたがここはパス、使わずに登りました。
新大日に到着。山頂まであともう少しです。
山荘は閉じてました。
新大日に到着。山頂まであともう少しです。
山荘は閉じてました。
山頂に到着。なんと青空が見えました!ちょっと期待しちゃう!
山頂に到着。なんと青空が見えました!ちょっと期待しちゃう!
ところがあいにくの雲&ガスで富士山の姿が良く見えません。風で雲が流れてくれるのを待ちますが残念ながら今日はここまでのよう。
ところがあいにくの雲&ガスで富士山の姿が良く見えません。風で雲が流れてくれるのを待ちますが残念ながら今日はここまでのよう。
他は良く見えたんですけどね。。。
どんどんガスってきて周りの展望はNGになりました。
他は良く見えたんですけどね。。。
どんどんガスってきて周りの展望はNGになりました。
山頂を出発、大倉尾根で下山します。話に聞いていた階段、階段のオンパレードが始まりました。写真は花立山荘を過ぎた後の階段。
下から来た人が「障害物レースみたいだ」と言ってました。確かに。
山頂を出発、大倉尾根で下山します。話に聞いていた階段、階段のオンパレードが始まりました。写真は花立山荘を過ぎた後の階段。
下から来た人が「障害物レースみたいだ」と言ってました。確かに。
階段ばかりが続くとこんな場所が出てくると何故かウレシクなりました。変なの。
階段ばかりが続くとこんな場所が出てくると何故かウレシクなりました。変なの。
堀山の家に到着。トイレは小屋の裏側にあります。大倉まで1:10分と標識がでてましたが1:10分で着かなかった。
堀山の家に到着。トイレは小屋の裏側にあります。大倉まで1:10分と標識がでてましたが1:10分で着かなかった。
小屋前に並べてありました。支払いは看板に吊り下げてある缶に入れるようです。一番右端にあるボックス「おやつ」を覘いてみました。
小屋前に並べてありました。支払いは看板に吊り下げてある缶に入れるようです。一番右端にあるボックス「おやつ」を覘いてみました。
イケマセン。赤いパッケージにそそられて購入。4種類の一口食べ切りサイズが入ってました。100円玉が切れてたので小屋へ支払ったらおまけで数字をあしらったチョコ菓子を頂きました♪
イケマセン。赤いパッケージにそそられて購入。4種類の一口食べ切りサイズが入ってました。100円玉が切れてたので小屋へ支払ったらおまけで数字をあしらったチョコ菓子を頂きました♪
掘山の家を後にするとやっと平らな山道に。心安らぐ雰囲気の道もありました。階段、階段はもう終わりかと思ったのですが、
掘山の家を後にするとやっと平らな山道に。心安らぐ雰囲気の道もありました。階段、階段はもう終わりかと思ったのですが、
平和な道のりも束の間、階段、階段、滑らないよう注意で足元びくびく。この時間帯でも下から来る人と何人か会いました。
平和な道のりも束の間、階段、階段、滑らないよう注意で足元びくびく。この時間帯でも下から来る人と何人か会いました。
そう言えば鹿さんを見なかったなぁと思ってたらいました。一本松付近でカサ音が聞えた方向を見てみると林の中に。お尻に白いのがあるのね。うち一頭は微動だにせずこちらを凝視。
そう言えば鹿さんを見なかったなぁと思ってたらいました。一本松付近でカサ音が聞えた方向を見てみると林の中に。お尻に白いのがあるのね。うち一頭は微動だにせずこちらを凝視。
その一本松付近は紅葉になってました。こんな綺麗な色も。
その一本松付近は紅葉になってました。こんな綺麗な色も。
雑事場ノ平から大倉高原山経由で。高原の家の前にちょっとした広場を通ってきましたが、「丹沢唯一のキャンプ場」と立て札がありました。大倉高原の家のトイレのチップは20円。
雑事場ノ平から大倉高原山経由で。高原の家の前にちょっとした広場を通ってきましたが、「丹沢唯一のキャンプ場」と立て札がありました。大倉高原の家のトイレのチップは20円。
合流&分岐点。大倉高原の家経由は左側。
合流&分岐点。大倉高原の家経由は左側。
観音茶屋を通り過ぎてしばらく歩くと「丹沢大山国定公園」の看板が出てきました。左が大倉尾根から。バス停は真っ直ぐに行きます。
観音茶屋を通り過ぎてしばらく歩くと「丹沢大山国定公園」の看板が出てきました。左が大倉尾根から。バス停は真っ直ぐに行きます。
バス停へ行く途中、何箇所か無人販売店がありました。各「店舗」を覗き込んで物色します。ここでは春菊を買いました。
バス停へ行く途中、何箇所か無人販売店がありました。各「店舗」を覗き込んで物色します。ここでは春菊を買いました。
大倉バス停。レストハウスとトイレは左側。奥は駐車場のようです。
大倉バス停。レストハウスとトイレは左側。奥は駐車場のようです。

感想

山ビルが恐くて行かなかった丹沢エリアですが、11月末頃から少なくなると聞いたのと表尾根の鎖場コースと馬鹿尾根と呼ばれる大倉尾根を体験してみたかったので本日丹沢デビューしました。

秦野駅からのヤビツ峠行きのバスは満杯状態(立ちっぱなし)で、到着後は腹ごしらえやら他の登山客が引けた頃を見計らってスタートしました。
バスの途中から見えた富士山は雲ひとつなくスッキリで今日の展望を楽しみしてましたが、それが本日見た富士山の最高シーンで、登山道中は富士山方向がガスっていて見ることがほとんど出来ませんでした。

軟弱足スローの私が日没前に下山できるか心配しましたが、思いのほか楽しく歩けました。鳥尾山と塔ノ岳での休憩は予定外の長い時間になってしまいましたが無事日没前下山出来ました。
表尾根はちょっと恐いイメージがありましが、適度に登り降りや変化のある楽しいコースでした。馬鹿尾根と呼ばれる大倉尾根は違う意味できついコースだと思いました。あの階段の多さ、知らないで大倉尾根を登ってたらギブアップしてたかも知れません。

鳥尾山の休憩でテーブルが一緒になった東京の○○区のハイキングクラブの方ですが、在住区は違うけど住まいが近くだと判りクラブのご案内と連絡先を頂きました。「一人で歩くのは危ないよ」「たまには皆と歩くのも楽しいわよ」。
フラフラ立ち止まって歩く私ですが、そうですね、たまに皆と歩くのも楽しいですよね。まぁ後ほど検討を。


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