羊蹄山 アッコさん厳冬期初登頂!
- GPS
- 06:27
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,576m
- 下り
- 1,575m
コースタイム
天候 | 晴れのち、ガッスガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
極パウダーはなかった |
写真
感想
下山後めっちゃ疲れてた。なぜこんなに疲れてるのだろうか。振り返ってみる。
−−−
一つ目として、ずっと先頭に立ってると、どのルートを使えば良いのかを常に考えないと行けないので、脳を回転させないとならなかった。体力だけじゃなく、頭も使うんですね。いっつもシロさんとコンさんの尻ばっかり見て、後を歩いてるだけだったので、今回は良い経験になった。
二つ目として、雪はパウダーじゃなくて、少しモッサリした感じだった。板が回せなくて太ももがパンパンになるやつだ。みんなスイスイ滑っているので、単に僕のスキーの技量が足りてないだけだ。あらゆる雪の状況に対応できるようにしないとね。
−−−
こんなところかな。
もうすぐ厳冬期シーズンも終わっちゃう。まだもう一回ぐらいは極パウを滑りたいぞ!
アッコ会長を厳冬期の羊蹄山頂を踏ませる計画に参加して来た。
一緒に登るのは何年振りで、少しでも役に立てればと思ったが、急登もキックターンもスムーズで感心した。これでコンシェルパは廃業します笑
再び白い山頂で写真を撮り、準備するが更に白くなってきた。少し待つが回復しなく諦めて滑り出すがずっと白いままの我慢大会で、逸れて探すのが大変だった。
温泉入ってカツカレー食べて濃密な土曜日が終わった。
白い世界で一緒に酔っぱらった皆さん、楽しい時間をありがとう!また宜しくね〜
冬山を初めて2年くらいは一緒に登って、楽しさも厳しさなど、際も甘いも教えたアッコちゃん。
その後は沢山の友達を作って楽しんでいるので憂憂と記録を見てきた。
しかし経験も積んできたので、そろそろレベルupしても⁉︎と思っていた。敢えてこちらから誘う世界では無いが、もし希望するなら挑戦してみないか⁉︎と話してみたら本人もそう思っていたとw
厳冬期羊蹄ピークライドは山滑走をする者として1度は経験したいと思うはずだが、安易とできる事では無い。しかし幸いにも毎週羊蹄に通岳している同僚と頼れる友達がいるのだからやるしか無いだろう。
今季良いタイミングがあればアテンドすると約束していたが、しかしそんな日に1ウェイは僕達は物足りないし…と色々考えた末、皆んな幸せHappy Planが降臨した。
1,300までなら自力で登れるのだから、我々が早く出てその辺りで合流して、核心部からアテンドできればと。
相棒が羊蹄慣れしてきたリョーさんなら安心の完璧プランだろう!職場で綿密な計画を建てていたので1368で連絡すると予定通りのドンピシャで合流できた!
2人とも自分達の足でしっかりと登っているので、出しゃばらずに口だけ出して見守り対応で無事にボッコに到着。
アッコちゃんは厳冬期羊蹄登頂のプレミアムおめでとう!よく頑張った!
冬山を始めた頃から、条件が悪い時も辛い時も1度も弱音を吐かずに笑顔で頑張る姿が変わってなくて嬉しかった。
しかし、だ…ご褒美としてタマランチして欲しいが特濃ホワイト。晴れ待ちしてみるものの状況は変わらないので慎重にドロップ。
僕が先行して雪の付きが良いラインを滑り、普段こんな距離を一気に滑る機会が無いだろうからなるべくノンストップで森に帰還。その後も可能な限りノンストップて無事にマッキモPに戻ってきた。
また今度、視界良好の時に一緒に行こうね!
Thanks リョーさん、アッコ、コンさん
なんだ?外国の山に登ったのか⁉︎ってくらい大袈裟なタイトルになっててビックリ。笑
でも私にとっては今シーズンの目標であり、厳冬期の羊蹄なんて夢のまた夢だったので、タイトル通り本当に嬉しいのです。
気象条件とみんなの都合が合わないと実行できないので、毎週末狙って今シーズン中に挑戦できることになりました!
シロさんによる妙案が計画され、予定通りに事が運びます。すごいね!
1300を越えたポコの手前でクトーを装着し、ひたすら登る。後ろを見て足がすくんだら困るのでなるべく前を向いて黙々と登ります。
ガリとパウダーが入り混じる尾根、たった数メートル違うだけで足元の状況が変わります。風でこんな影響すんの⁉︎ってくらい幸せと地獄が隣り合わせ。
そんな状況を見越してシロさんの助言が入ります。一番すごいと思ったのは、高度を見なくても地形で今どの辺りかを全部知り尽くしてるところ。笑
凄すぎます。
クトーとエッジを効かせなきゃならない場面もありました。そんな時は数メートル下にいるコンさんが同じペースで合わせて見守ってくれます。
5時間かかって無事に外輪へ。着いちゃった〜!
ガスが抜けると思ってたのにめっちゃ白い…
もちろん滑りも楽しみにしてたのでちょっと残念だけど、シロさんを視界に入れさせてもらっての滑走。重い雪だったけど、ボードだと充分楽しめる雪でした。
沢からの尾根、800まで一気に滑走!誰の写真も撮らずに楽しんじゃいました。尾根の雪が良かったなー。
駐車場までのダラダラもガチガチトレースでストレスなく自動運転。ポールもほとんど使わなかったです。
こんなに素晴らしい仲間がいて幸せです。
また晴れた日に滑れるといいなー!こうやって、みんな幸せの閾値が高くなっていくのね。笑
コメント
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私はシール登攀での厳冬期登頂は無いので(アイゼン+ソリッドボード背負い)、あのガリゴリを! というイメージです。どうにも1000〜1400m付近が気持ちよく滑れる感じがして、その範囲をウロチョロしちゃいます。
そのうち何処かのOPBでお会いできたら嬉しいです!!
上の方も一部ガリはあったけど雪付きも良くて、運もあると思いますが、やっぱり先行して状況を教えてくれる仲間がいたからこそ叶った夢だと思います!
1500を全部滑れるって、やっぱりすごいですよね。
そのうちタケノコ辺りで会うかもですね〜
登頂、すごいです!
何回か挑戦してるんですが、
寝坊やら温泉の誘惑やらに負けて
厳冬期は未踏なので
励みになります😊
今週末、行ってきます!
はじめまして!コメントありがとうございます。
山へ挑戦の前に駐車場争奪戦に勝たなければならない状況な気がします💦
寝坊しなければ頑張って行ってみてください!
レコ待ってますね〜
始めまして。
厳冬期羊蹄山の1,400以上は誰しもが安易に足を踏み入れる山域ではございません。
睡眠欲や温泉欲に負けるならそちらを優先すべき領域です。
akkoさんはこの日のために場数を踏み経験値を上げ、気象を勉強し、日々鍛錬したうえで登頂しました。
偶然ではなく必然です。
sin-monkeyさんの登頂をご祈念致します。
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