頸城山塊・えちご押上ひすい海岸駅から京ヶ峰
- GPS
- 01:00
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 110m
- 下り
- 94m
コースタイム
- 山行
- 0:53
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 1:01
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
<ゆき> 小杉601━611富山619━709泊711━746えちご押上ひすい海岸 <かえり> えちご押上ひすい海岸848━930泊958━1032水橋1112━1124富山1600━1611小杉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山の中は5 cmほどの積雪あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
半袖シャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
サングラス
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感想
北陸新幹線開業により地元三セクに押し付けられた並行在来線の えちごトキメキ鉄道が開業した新駅、えちご押上ひすい海岸駅から京ヶ峰に行って来た。東京にある押上駅との重複回避のためにしては随分とキラキラ感がある名前を付けたもんだなぁ…(苦笑)。まぁ、「越後押上」よりはマシだけど…。
富山からは、JR時代から存在する企画きっぷ『北陸おでかけパス』で移動。えちご押上ひすい海岸駅には7:46に到着。もともと国鉄時代からの当地に新駅を作る構想があったけど、交直切り替えのデッドセクションが近いことがネックとなり、電車が走ってた国鉄〜JR時代には実現せず、経費節減のためディーゼル車を走らせるようになったトキ鉄になってからようやく実現した…という曰く付き(苦笑)。駅は複線の線路の両側にホームを付けただけな簡素な作りで、駅舎は無し(上りホームには待合室あり)。踏切を渡って、新幹線の高架下をくぐり、京ヶ峰を目指す。京ヶ峰は山の名前だけでなく地域の名前にもなってて、京ヶ峰の北西にある住宅団地の名前も「京ヶ峰」で紛らわしい(苦笑)。新潟焼山など頸城山塊の名峰たちを望みながら南進し、糸魚川高校と間違いそうになるくらい学校校舎臭漂う糸魚川地域振興局の前を通り、平牛の交叉点で右折して、京ヶ峰の住宅街を目指す。西向きに歩くようになると、今度は青海黒姫山がデカい(笑)。京ヶ峰東バス停、玉翠園を過ぎて、京ヶ峰の住宅街に入る。昭和の香りがする住宅街を抜けて、除雪した雪が山のようになってるあたりでフツウのクルマが通れるような道はおしまい。
地形図では二条線で描かれた車道になってるけど、軽トラでも厳しそうな荒れた農道/林道を往く。路肩が弱そうで横転リスクが高く、絶対自分のクルマでは走りたく無い!
田んぼや畑、山肌だけだった雪が道の上にもみられるようになると、ひと上りでピンクテープのあるT字路に出た。ここまでの道の雪面にはヒトの足跡は無かったものの、東側からは登って来てるひとが居たらしく、頂上方面の雪面には足跡が付いてる。この足跡に勇気をもらい、頂上に向かう。この足跡が無くても、要所要所にピンクテープがあるので、迷うことは無いだろう。薄く積もった雪が解けてドロドロになった坂を登ると、8:21に三角点のある京ヶ峰頂上に着いた。
京ヶ峰頂上には頂上を示す標識も無ければ、展望も無い。一段降りたところにある広場にもなんにも無かった。三角点に戻ると、自分がどの方角から来たのかと一瞬分からなくなる。似たような景色が広がってるからだけど、雪の上に自分の足跡があるので間違いようが無い(苦笑)。だけど、雪の無いグリーンシーズンだとどうだろう? 帰りのトキ鉄の時刻を調べたら8:48だった。絶対間に合わんよな…と思ったけど、上りは遠回りで35分で着いてる。下りは直接下りれば間に合うかも?…と、慌てて8:29に頂上を出発。T字路までのドロドロな坂を木の枝や竹にしがみつきながら慎重に下る。ここからは車道を放棄し、東側の斜面に入る。雪が薄く積もってるものの、電光型に切られている歩道の形が分かったので、そこを下る。倒木で道形が追えなくなったものの、もう車道がすぐ先にみえてる。林道に下りてからも雪があったり倒竹があったりでスムーズには進まない。クルマの往来のある生活道路に出て、標識が立ってたので確認すると「中部北陸自然歩道」と書いてあった…。今しがた歩いたばかりの倒竹があった道は廃林道かと思ってたけど、中部北陸自然歩道かよ! 県道に出た時には持ち時間はもう10分を切ってて、ここで『Googleマップ』で駅までの距離をみたら、1 km! 走れば間に合う!…と判断し、トレッキングシューズでザック担いだまま走る。靴がいつもと違うのと荷物があるのとでいつものジョギングと違って思うように進まないのにもどかしさを感じながら走ってると、駅のある踏切が鳴り始め、遮断機が閉まる。まだ時間に余裕があるつもりで、直江津ゆきでも来るんだろう…と甘く考えてたら、私が乗りたい泊ゆきだった。トキ鉄の単行がホームに滑り込むのと同時に、私もホームにたどり着き、無事に8:48発の単行に乗り込めた。
もっとヤブヤブなイメージがあったけど、意外にマトモだった。道も分かり易く、ピンクテープもあって迷うことも無さそう。
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