稲子岳南壁左方カンテ

2023年02月17日(金) 〜 2023年02月19日(日)

• GPS: 09:08
• 距離: 9.7km
• 登り: 846m
• 下り: 829m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:33
• 休憩: 0:43
• 合計: 8:16

5:58 ミドリ池入口
6:42 6:43 こまどり沢水場
6:59 7:03 こまどり沢看板
7:29 8:06 しらびそ小屋
8:07 8:07 ミドリ池
8:12 8:12 中山峠・本沢温泉分岐
13:42 13:43 中山峠・みどり池まで40分道標
14:09 14:09 中山峠・本沢温泉分岐
14:14 ミドリ池

2日目

• 山行: 0:48
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:48

8:04 ミドリ池
8:06 8:06 しらびそ小屋
8:20 8:20 こまどり沢看板
8:25 8:25 こまどり沢水場
8:52 ミドリ池入口

天候

2/18 曇り風やや強い
2/19 雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場はみどり池入り口。2/18早朝時点で数台泊まっていた。

コース状況／危険箇所等

アプローチ（一般道から外れるところ）は緑ロープが張ってあった。トレースも残っていた。登攀終了後に下りながら見たところ、一般道からはずれる箇所は3カ所あって、それぞれに緑ロープが張ってあった。私たちがトレースしたのは一番下だった。
登攀終了後に稜線から一般道に戻るまでは、トレースがなくて、やや分かりにくいが、赤テープを目印にたどる。

その他周辺情報

帰りに「星空の湯 りえっくす」による。きれいで広くて気持ち良い。アイス1本無料。

写真

2/18 7:30

しらびそ小屋。窓際にたくさんのリスが集まってえさを食べていた。

2/18 8:05

天狗岳

2/18 8:05

小屋に荷物を預けて、登攀装備で出発。

2/18 8:34

一般道からのアプローチ。緑ロープが張ってあり、トレースが残っていた。

2/18 8:39

このあたりからトレースがなくなり、壁に向かっての急登が始まる。

2/18 9:59

1ピッチ目。出だしがやや悪い。全ピッチのなかで、ここが一番難しいと感じた。

2/18 10:39

2ピッチ目。だんだんと風が強くなる。

2/18 11:15

3ピッチ目。チムニー。チムニーの上がガレていて、ロープの流れで落石しやすい。

2/18 11:50

4ピッチ目。歩き。浮き石だらけ。

2/18 12:15

5ピット目。少しバランシー。

2/18 12:40

終了点はボルトが無いので岩で支点をとる。風が強く、体が持っていかれそうになった。

2/18 13:57

私たちがアプローチした所よりも少し上にあったアプローチ。緑ロープが張ってあり、トレースも残っていた。もしかしたら、ここからアプローチした方が、壁直下の急登は少し楽かもしれない。

2/18 13:58

私たちがアプローチした箇所。

しらびそ小屋の朝食。厚切りパン。

2/19 8:17

下山は雨。

撮影機器：

FinePix XP80 富士フイルム

感想

april-wind

初めての冬期クライミング。グローブとアイゼンで登るのがどうなることかと思ったが、アイゼンを効かせることで以外と登れた。ずっとフォローだったおかげでもある。
天気は曇り。気温はそれほど低くないが風が強くで寒さを感じる。ただし、冬期ではこのくらいの風は普通らしい。
ルートの核心は、1ピッチ目の出だしが悪いのと、5ピッチ目が少しバランシー。全体的には、難しいところは無く登りやすい。浮き石が多いので注意。
パーティのうち1名は、初マルチで初冬期クライミングだった。最初は、分からないこともあって少し戸惑っているようにも見えたが、クライミングは強いし体力もあるので、後半は慣れたようだった。たいしたものだ。
リーダ、サブリーダ、ありがとうございました。計画を立てて、連れてきてもらい、貴重な楽しい体験をさせてもらいました。