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Yamareco

記録ID: 5192876
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

栂池〜天狗原〜唐松沢〜南俣沢〜北野

2023年02月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
のーきょー その他5人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:58
距離
15.6km
登り
809m
下り
1,757m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:56
休憩
0:03
合計
7:59
距離 15.6km 登り 809m 下り 1,766m
8:41
20
スタート地点
9:01
24
9:25
9:27
291
14:18
14:19
141
16:40
ゴール地点
天候 雪〜雨
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山ノ神尾根。尾根上は凸凹で歩きにく。
山ノ神尾根。尾根上は凸凹で歩きにく。
唐松沢の右俣左俣の間の中間尾根目指してトラバース気味に下っていく。
唐松沢の右俣左俣の間の中間尾根目指してトラバース気味に下っていく。
唐松沢左俣は、1920m〜1800m付近が急。行けそうかどうか、のぞきこんで相談。
唐松沢左俣は、1920m〜1800m付近が急。行けそうかどうか、のぞきこんで相談。
唐松沢を渡り、雪原のような地形を横断して風吹大池に登り返す。
唐松沢を渡り、雪原のような地形を横断して風吹大池に登り返す。
風吹大池への登り。もう少し。
風吹大池への登り。もう少し。
風吹大池
風吹大池への短い滑走が一番ましだった。
風吹大池への短い滑走が一番ましだった。
風吹山荘
南俣沢の滑走。雪が良ければ楽しい滑走なのだが。
南俣沢の滑走。雪が良ければ楽しい滑走なのだが。
南俣沢右岸尾根を乗越して北野に向けて下降。ここも斜度があるので雪さえよければ楽しい斜面なのだが。
南俣沢右岸尾根を乗越して北野に向けて下降。ここも斜度があるので雪さえよければ楽しい斜面なのだが。
林道に出て下山。右は、深山幽谷北野の郷のログハウス。
林道に出て下山。右は、深山幽谷北野の郷のログハウス。

感想

北野へ車を1台デポして栂池に戻り、栂池ゴンドラ・リフトに乗って林道をスタート。

午前中ぐらいは晴れるのかと思っていたが、スタートの時点ですでに雲行きが怪しく小雪が降っている。風はほとんどない。気温は高い。前線と低気圧が接近中。雨が降り出す前に下山したいところだが。(結局、終始、天気はイマイチ。途中からは雨っぽい雪ないし雨。ウエアもザックも濡れた。ただし、風はほとんどなかったので、その点は助かった。)

夏道沿いのトレースにそって天狗原へ。天狗原手前まで来ても雪はクラストしておらず、クトーも不要なぐらい。

計画では天狗原から親沢源頭をかすめて山の神尾根のコルに出る予定だったが、ついつい唐松沢左俣に入ってしまいそうになる。景色と地図とGPSをみて方向転換し、予定ルートに復帰。

山の神尾根から親沢をのぞくと、尾根の親沢側に雪庇が出ている。親沢をトラバースしてコルに出る、というのが計画ルートだったが、雪庇のすぐ下をトラバースしてコルに出るのも気持ち悪い。尾根上を行くことにしたが、尾根は風が抜けていくので、雪面が凸凹。50cm以上ある凸凹にはばまれてなかなか進めない。針葉樹のブッシュも密で歩きにくい。唐松沢側に少し下ってからトラバースするとかなりましだった。

コルの少し下までトラバースしていくと、行く先に唐松沢中間尾根の平らな部分が見える。真新しいトレースもある。先行しているパーティがいるようだ。中間尾根の左俣側に行けるよう、さらにトラバースを続け、1920mあたりからの急斜面の様子が分かるところに出た。

上からのぞくかぎり、降りられそうな感じだし、尾根上は樹林が密であまり快適ではなさそう。ということで斜面に入ってみることに。左右に分かれて滑走。雪が良ければ楽しい斜面だと思うが、気温が高く激重。右手の斜面には、今日のものと思われるトレースがあった。

緩斜面になってからも沢筋を下っていくが、雪が少ないためか地形が出ている箇所もある。

1600m付近で唐松沢を横断。横断箇所の少し下流で沢が割れて流れが見えている箇所もあったが、大半は埋まっていた。

渡ったところでシールを貼って登高開始。トレースがある。このあたりは去年も来ていて見覚えのある風景。硫黄の匂いがする。広い雪原を横断して、対岸を登高。トレースは去年とほぼ同じ場所を登っている。

風吹大池を見下ろすところまで出て、シールをはがして滑走へ。短いが風吹大池への滑走が、今回の山行の中で一番ましだった。

南俣沢の滑走を楽しみにしていたが、雪が激重。光線の具合もよくなく雪面の凸凹がよく見えない。怪我をしないようにするのが精一杯。雪と光さえよければ気持ちのいい滑走のはずなのだが。

去年は少し下り過ぎてシールを貼って登り返すことになったので、今年は、地図とGPSを見ながら下り過ぎないよう留意しつつ、少し早めに右手斜面をトラバースし始め、右岸尾根を乗越した。途中からトレースとも合流。予定どおりのコースで、スキーのままで無事、北野への下降地点までたどり着いた。

北野への下りは、雪がよければ斜度もある程度あって楽しい斜面だが、雨雪が降っていて、気温も高く、水分を含んだ雪は超激重。足を取られて怪我をせぬよう慎重に下降。1050m付近にある滝を左岸側から巻いて下り、沢の左岸まで降りて沢沿いにすべって林道へ出て下山した。

このコースは雪が良ければ、唐松沢左俣、南俣沢、北野への滑走という3回の滑走が楽しめるのだが、今回は天気に恵まれなかった。

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