錦秋の常念岳
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- GPS
- --:--
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,629m
- 下り
- 1,626m
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- 山行
- 8:58
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 11:20
| 天候 | 小雨のち快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
2度プチ道迷いがありました。常に変化する自然の中では、常に安全が保障されているわけではないということが教訓になりました。 |
| その他周辺情報 | 一の沢無料駐車場までの道路は、良く整備されていますが、野生のサルがいるので通行には注意ください。 |
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感想
今回、北アルプスで紅葉が始まっているという情報を入手し、混雑の涸沢を避けて常念岳を目指すことにしました。常念岳なら何とか日帰り登山ができそうということで、登山口より1�匆爾辰震砧礎鷦崗譴鵬燭箸�駐車して一の沢登山口より、早朝出発で向かいました。
天気予報に反し、早朝は小雨（霧雨）で霧の濃い中、雨具とヘッデンを装着して行きました。暗い森の中、徐々に明るくなってきましたが、霧と霧雨は続いており、蒸し暑い中、沢の音を聞きながら歩いて行きました。途中、山の神と言われている荘厳なトチの木を見ることもできました。
まず、最初のプチ道迷いは、エボシ沢でした。道標の場所を丸木橋を渡って行かなければならないのですが、道標の先に続く沢沿いを登山道だと思い込み、進んでしまいました。10分ほど進むと「この沢沿いは、大雨時には危険となるのでは？ここが登山道ではないのではないか？」と疑いを持ち、登山道を示すペイントもリボンがないことに気づいて引き返しました。戻ると矢印もあり、登山者も丸木橋を渡って行ったので間違えに気づきました。
2度目のプチ道迷いは、笠原沢です。この時は、沢を渡河した後に右上に伸びている登山道に行かなければならない所、先を行く登山者のグループに続いてまっすぐ開けた方に行ってしまいました。この後、道は険しく、狭くなった時点でそこにいた登山者たちが間違えに気づき出して戻ることにしました。1人だったらどうだったのか？反省しきりです。また、他人任せで自分でルートを確認しなかったことも反省です。霧が濃い場合、道迷いがないと思われる登山道でも視界の悪さが影響するのだという教訓になりましたが、自分の注意力のなさも痛感しました。
気を取り直して登山を続行すると徐々に綺麗に紅葉している木々が増えていき、青空も見えてきました。常念乗越の辺りでは、錦に染まる山々が見え出し、常念乗越に着くと雲がない真っ青な空をバックに、槍ヶ岳をはじめとする穂高連峰が飛び込んできました。その山々の下部は錦の紅葉を覆われており、素晴らしい景観にどの登山者も歓声を上げておりました。
小休止の後、快晴の常念岳に向かい、すばらしい景観を見ながらガレ場の急登を登って行きました。頂上は多くに人でにぎわっており、風がほとんどなかった快晴の頂上からの景観を楽しんでいました。頂上からは、涸沢も見え、紅葉していることも確認でき、2週間前に登った奥穂高岳も見えました。遠く雲海の先に富士山や八ケ岳も見え、素晴らしい時間を過ごすことができました。
今回の山行は、自分にとって反省することが多かったですが、素晴らし山の錦の紅葉を楽しむことができました。最後に、常念岳山頂にいた時刻よりすぐ後、御嶽山が噴火したことを下山して食事している時にはじめて知りました。この度、被害に会われた登山者の方々に対し、お悔やみとお見舞いを申し上げます。
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