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Yamareco

記録ID: 5194291
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

【過去レコ】百名山が29座も見えた御嶽山 黒沢口から往復

2006年09月24日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.5km
登り
1,238m
下り
1,222m

コースタイム

日帰り
山行
5:30
休憩
1:55
合計
7:25
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2006年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
その他周辺情報 ホテル木曽温泉
https://www.kiso-onsen.com/
御嶽山山頂を望む
2006年09月24日 08:00撮影 by  CYBERSHOT, SONY
9/24 8:00
御嶽山山頂を望む
ほんのりと紅葉
2006年09月24日 08:15撮影 by  CYBERSHOT, SONY
9/24 8:15
ほんのりと紅葉
二ノ池の奥には乗鞍岳・北アルプス
2006年09月24日 09:58撮影 by  CYBERSHOT, SONY
9/24 9:58
二ノ池の奥には乗鞍岳・北アルプス
中ア・南アの百名山が12座もギッシリ
2006年09月24日 10:02撮影 by  CYBERSHOT, SONY
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9/24 10:02
中ア・南アの百名山が12座もギッシリ

感想

一昨年は盛夏に王滝口から,昨年は初夏に濁河温泉から飛騨頂上まで登った御嶽山.今年は初秋に東麓の黒沢口から剣ヶ峰を往復する計画を立てた.黒沢口7合目まではロープウェイが伸びているが,この時期は始発が8時と遅いので,6合目から自分の足で登ることにした.
登山口までは170km余りの道程なので,前夜車中泊とする.実家で夕食,風呂を済ませ,20時に富山を出発.高山を経て,R361を通り,長野県へと入る.中の湯に着いたのは23時30分.
満天の星空の元,寝袋に入って毛布とタオルケットを被り,眠りにつく.寝袋は確か800円の安さだったと思うが,思っていたより快適で,寒さを感じることもなく,熟睡することができた.
5時半にケータイのアラームで目を覚ます.サンドイッチを頬張りながら,準備を進める.外は肌寒く,フリースを着て出発することにする.
すぐに体が温まってきて汗ばんでくる.30分ほど登ると八海山の売店があり,ここでたまらずにフリースを脱ぐ.なおも針葉樹林帯の中を進むと,ロープウェイからの道が合流し,そこからわずかで7合目の行場山荘である.
順調に高度を稼ぐことができる.次第に樹の高さが低くなり,木段の間隔がまばらになってくる.発電機の音が近づいてくると,8合目女人堂に到着する.ここで森林限界となり,一気に展望が広がる.まず,ほんのりと紅葉が始まった御嶽の山頂部,次いで目に入るのは乗鞍岳とその両脇の槍・穂,笠ヶ岳.背後には中央アルプスの山並みが広がる.空は雲ひとつない青空で,心の底からはるばるやって来て良かったと思える瞬間である.
8合目から先は,溶岩混じりの道となる.9合目の小屋が上に見え,良い目標となる.途中で腹が減ってきたので,展望を楽しみながら小休止を取る.高度が上がるに連れ,中アの背後に南アが顔を出してくる.北岳・甲斐駒・仙丈など名立たる名峰がズラリ.南に目をやれば,恵那山も雲上に頭を出している.
稜線が近づくと,9合目の覚明堂がある.この小屋では部屋の窓からご来光が望めるらしい.ここで再び背後を振り返れば,富士山!までもが姿を現している.もう大感激である.
ここから山頂へはもうひと踏ん張りである.王滝口からの人が多いのか,たくさんの登山者で賑わっている.とりあえず,全方位の写真を撮る.山頂からはさらに立山・水晶・白山などの展望も加わる.さすがに1200m超の標高差を歩いてきて,足は張っているが,疲れが吹き飛ぶような雄大な景色である.

山頂から見えた100名山は29座!!
別山/白山/北ノ俣岳/黒部五郎岳/笠ヶ岳/立山/剱岳/鷲羽岳/水晶岳/野口五郎岳/乗鞍岳/槍ヶ岳/奥穂高岳/前穂高岳/東天井岳/常念岳/蝶ヶ岳/鉢盛岳/蓼科山/北横岳/天狗岳/赤岳/経ヶ岳/奥秩父の山並み(甲武信ヶ岳・金峰山)/大棚入山/木曽駒ヶ岳/宝剣岳/三ノ沢岳/空木岳/南駒ヶ岳/越百山/安平路山/鋸岳/甲斐駒ヶ岳/鳳凰山(観音岳)/仙丈ヶ岳/北岳/間ノ岳/農鳥岳/富士山/塩見岳/悪沢岳/赤石岳/聖岳/光岳/南木曽岳/恵那山

山頂は人が多くてゆっくりできないので,9合目まで戻って昼食を摂ることにする.その前に頂上山荘でピンバッジをひとつ購入する.下山を始めた頃にはガスが広がり,展望は全く効かなくなってしまう.実に良いタイミングで山頂に立つことができた.
女人堂で「二ノ池・三ノ池・四ノ池」のバッジ3点を購入する.7合目辺りから左足痛が発生し,サポータをつけるがすでに遅し.下山開始のときからつけておくべきであった.駐車場までは負担をかけないようゆっくりゆっくり下った.帰り道,木曽温泉に立ち寄ってから富山へと戻る.

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