川上岳（ツメタ谷ルート周回）

2014年09月28日(日) [日帰り]

• GPS: 08:33
• 距離: 15.2km
• 登り: 971m
• 下り: 961m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:05
• 休憩: 2:28
• 合計: 8:33

6:43 スタート地点
8:47 8:47 大イチイ分岐
9:18 11:46 川上岳
15:16 ゴール地点

川上岳から駐車場所まで3時間半かかっていますが、そのうち50分は1617mの分岐で北アルプスの晴れ待ちをしています。

天候

ガス後はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県道453号が林道登山口の2.5km手前で途中で通行止め。
ゲート前に空地あり。

コース状況／危険箇所等

大イチイから登る登山道で倒木が道を塞いでいる所がありましたが、後は問題なく歩けます。

その他周辺情報

川上岳からツメタ谷に下る途中に宮川源流の案内もありました。私は寄りませんでしたが、片道5分だそうです。

写真

手前に通行止めの予告はあったのですが、とにかく行ける所までと思って車を走らせました。
でも、ここで完全にシャットアウト。
カーナビを見ると目的地まであと2.5kmだったので歩くことにしました。

ここまで車で来る予定でした。
ここから左の林道に入ります。

林道に入ると直ぐにゲートがあります。

1.5km程歩くと大イチイの案内があります。
ここからツメタ谷に下ります。

直ぐに橋を渡ります。
渡って右手の方に進むと大イチイです。

宮の大イチイです。
周囲を一回りできます。

樹齢2000年だそうです。

大イチイの上部から川上岳の登山道に入ります。
案内板の川上岳登山道とは、天空遊歩道のことでしょうか？
ここも川上岳登山道だと思うのですが。

途中で荒れた所もありましたが、道は概ね良好です。

川上岳と位山を縦走する天空遊歩道に着きました。

川上岳の頂上に到着です。
360度の大展望のはずですが真っ白です。

風格のある一等三角点。

少しずつ天気が回復。
山頂周辺の紅葉が見えて来ました。

山の方のガスも切れてきて、雲の間から最初に見えたのが御嶽山の噴煙でした。
明らかに雲と違います。

すっかりガスが取れ、きれいな紅葉が姿を現しました。

御嶽山も全容が見えました。
1日たっても勢いよく噴煙が上がっています。
火山性のガスで捜索も進まないとのこと。早く静まってくれるといいのですが。

左側のなだらかな船山の左上に乗鞍岳の山頂がチラッと見えます。

乗鞍岳アップ。

位山と舟山。
この後ろには北アルプスが見えるはずなのに今日はダメ。

西側を見ると白山が見えていました。

白山のアップ。

白山 (右)と別山 (左）。

めいほうスキー場、烏帽子岳方面。

紅葉を見ながら下ります。

山頂を振り返ったところ。

1617mの分岐点。
右のツメタ谷へ下るのですが、左を見ると御嶽山の雲がすっきり取れています。

反対の下呂側でに少し入った所から眺めます。

アップにすると噴煙の上がっている様子がよくわかります。

北アルプスの回復も期待して50分待ちましたがダメ。
あきらめてツメタ谷方面へ。一端下った後に軽い登り返しがあります。

ツメタ谷側のピークからの眺め。

後は一気に下ってツメタ谷の登山口に到着です。

登山口から少し下りると広い場所があります。
左側の林道から下りて来ました。

後は、長い林道歩きです。
頂上辺りの紅葉が見えます。

駐車したゲートの所にも巨木の案内があります。

樹齢300年のウラジロモミだそうです。

ゲート前の駐車したスペースです。

感想

makomo

川上岳に宮川の方から登るコースがあることを知り、行ってみました。
ツメタ谷の林道からの周回コースがあり、コース入口にはイチイの巨木もあるので登山の楽しみが増えます。

しかし、県道453号が途中で通行止めになっていました。目的地まであと2.5km、往復で5km。1時間ばかり時間が多くかかりそうですが出発します。
途中で崩れた個所があるのかと思いましたが、ツメタ谷の林道分岐まで工事個所はありませんでした。ただ、道沿いに急な斜面もあったので落石には注意が必要です。

川上岳は360度の展望が魅力の一つですが、朝からずっとガスの中です。頂上に着いても真っ白です。今日は時間に余裕もあるので山頂で粘ってみます。
やがて、薄日がさすようになり、ガスも切れ間が出来るようになってきました。そして雲の間から見えたのは御嶽山の噴煙でした。周りの登山者も雲の間に見える噴煙を複雑な表情で眺めていました。

その後、天気は回復。北アルプスの雲は最後まで取れませんでしたが、紅葉と展望と巨木のすばらしい山でした。