女峰山北面 上タケ沢の氷柱群 ホワイトスペシャル 神々の業
yama_pound
tanukigo
体力度について
- GPS
- 09:27
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,114m
- 下り
- 1,070m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 9:48
| 天候 | 高曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年02月の天気図 |
| アクセス |
写真
タヌキさんからラスト5mのコールがあり1P目終了点を構築したが終了点を構築後に下を見たらロープまだ余裕あったので上の安定したところまで登って終了点構築する旨をタヌキさんに伝えて終了点用に決めたスクリューを回収中（y
4
装備
| 個人装備 |
(tanukigo)
ノミック
ダート
180スリング1本
120スリング３本
（yama₋pound)
ﾉﾐｯｸ×2
ﾘﾝｸｽ
180ｽﾘﾝｸﾞ×1
120ｽﾘﾝｸﾞ×1
|
|---|---|
| 共同装備 |
８mm６０mダブルロープ２本
13〜17スクリュウー20本（携帯は１５本）
21スクリュー１本
ヌンチャク適数
|
感想
2/23（木）はタヌキさんと上タケ沢へアイスクライミングに行ってきました。
Climbing‼
�ヾ響�
・上タケ沢はお初のエリアでしたがタヌキさんは何度か来ているのでアプローチは迷わずに行けました。またトレースがありラッセル無しのアプローチで楽チンでした。
・暗黒峡の方へは上タケ沢氷瀑群入口からまた少し歩くとのことなので面倒なので今回は行きませんでした。またのお楽しみにします！
・ホワイトスペシャルも神々の業もタヌキさんは登ったことがあるので好きに登ってくださいと言われホワイトスペシャルをリード、神々の業は1P目をリードさせてもらいました。
・ホワイトスペシャルは最後の垂直を真ん中の凹角から登ろうと登る前のオブザベしましたが、その場に行ってみると氷はシャンデリアで支点を決める氷が微妙になりそうだったので右側のラインを登りました。このオブザベ中に『疲れたからテンションしようかなー』と弱気な考えも浮かびましたがもう少し頑張ろうと登ってみました。結果ノーテンで登れました。（スクリュー携行15本、使用12本）
・神々の業は2P目が核心らしいので核心はタヌキさんに任せて1P目をリードしました。（ホワイトスペシャルをリードして疲れたからね（笑））中間に垂直なところもありますがそこは問題なく登れました。問題だったのは見た目よりシャワーが酷くてグローブやハードシェルは濡れて冷えました。1P目終了点の作り直しで時間ロスしました（タヌキさん長い時間のビレイすみませんでした。）2P目はフォローなので快適に登りたかったのですが、スクリュー回収しながら登るのは疲れました。（リードより疲れますよね？登るライン、スクリュー回収の体勢等が関係するのかな？）（1P目スクリュー携行15本、中間支点使用11本、終了点使用3本）
・今シーズンのアイスはあと少しのところで精神的に粘れずワンテンになる登攀ばかりだったので今回は2本ともノーテンで登れて良かったです。
��反省
・特にありません。
2月も後半に入り移動性高気圧の通過より三寒四温の周期に入る。ただ、今シーズンの四温は異常な高温になる日々が有る影響からかアイスシーズンは既に終盤に差し掛かる感じがするが、まだまだ氷を楽しみに上タケ沢の氷柱群へ行ってきました。
駐車スペースである休業中の蕎麦屋よりアプローチ開始。
単調な車道を辿り渡渉地点へ。比較的浅瀬が有る大岩を目印に渡渉。相変わらず短い長靴での渡渉はヒヤヒヤだった。
タケ沢出合は急峻なゴルジュとなっている為左岸の急斜面より高巻、高度を上げる。高巻を終えれば平坦な尾根筋に出てしばらく足を進め、再び沢床へ。トレースが無いと非常に難儀するアプローチも明瞭なトレースに導かれ省エネにて氷柱群へ。登攀を控える身としては非常に有難い。
ゴーロ歩きからいきなり現れる氷柱群は幾度見ても圧巻の存在。
省エネでアプローチ出来たという楽観的な心境とは一転、気持ちを切り替え登攀準備をし登攀開始。 今回の山行は欲張りプランの為、看板ルート2本を登攀予定。先ずは最初に出迎えられたホワイトスペシャルへ。
（ ）内は個人的な体感グレード、スケル
【ホワイトスペシャル】 （��⁺ 60m）
出だしは�個�の暖斜面より高度を上げる。出だしとも有り、更に上部の氷柱の威圧から体の動きが鈍い中、慎重に高度を上げ中間部へ。以前の登攀時はクラゲとカリフラワーが乱立し悪かったが今回は安定し快適に高度を上げ最上部の核心へ。
15m程の短い区間だが氷質は一気に悪くなりシャンデリアとガサ氷の処理に難儀する。核心を抜ければ一気に傾斜は落ちるが氷も無くなった。終了点である立木まで気を抜けない状態で慎重に進み登攀終了。
左岸の立木により同ルート懸垂し取り付きへ降り立つ。
一息入れた後2本目へ
【神々の業】 （�后�100m 2P）
1P（�后�60m）
�個�の暖斜面から離陸開始。正午からの登攀と有ってラインには所々流水が有る。氷質は水氷だったが傾斜が緩い為快適に高度を上げ1P中間部の核心区間へ。15m程のバーチカルの処理。水氷の為アックス、アイゼンの決まりは良く感じた。
核心を抜ければ傾斜は徐々に緩むが、抜け口直下の短いバーチカルはシャワーが酷かった。スクリュウーにてピッチを切る
2P（�后�40m）
取り付きから望む氷質は悪そうに感じていたが、1P終了点よりまじかで望む2Pの氷質は安定している様に感じた。
中央の凹角上にラインを引く。下部からは若干寝ている様に感じるが、いざ取り付くと立っている。しかし氷質は安定し快適に高度を上げる。上部に高度を上げるにつれ氷厚は急激に薄くなり抜け口付近は完全なドライへ。終盤でこのコンデイションには閉口だった。
下降は同ルート懸垂。
懸垂1 上部ハングに覆われた直下の右岸立木より（残置あり）35m程懸垂。1P終了点付近右岸の立木まで
懸垂2 立木より右岸の岩セクションへラインを取り懸垂。（残置あり）
アイス終盤で氷は太っていたが、上タケの看板を2本をフリーで抜けられた事は嬉しかった。パートナーに感謝。
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