やはり良い山 武奈ヶ岳

2023年02月26日(日) [日帰り]

• GPS: 14:01
• 距離: 21.7km
• 登り: 1,863m
• 下り: 1,851m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:14
• 休憩: 1:34
• 合計: 13:48

距離 21.7km 登り 1,863m 下り 1,864m

1:18 比良駅
1:25 1:26 樹下神社
1:54 1:55 桜のコバ
2:00 2:03 イン谷口
2:20 暮雪山多目的保安林駐車場
2:40 2:41 大山口
3:40 3:52 青ガレ
5:00 5:01 金糞峠
5:04 5:05 金糞峠西側下の分岐
5:08 5:09 ヨキトウゲ谷入口の分岐
5:34 上林新道四辻
6:21 6:22 コヤマノ岳
6:28 パノラマコース分岐
6:33 コヤマノ分岐
6:49 7:05 武奈ヶ岳
7:08 7:18 細川尾根分岐
7:43 7:44 細川越
8:17 8:24 釣瓶岳
10:17 細川尾根分岐
10:24 10:29 武奈ヶ岳
10:31 細川尾根分岐
10:39 10:46 武奈ヶ岳
11:13 西南稜1120ｍ地点
11:20 11:21 ワサビ峠
11:29 11:48 ワサビ平
12:54 パノラマコース分岐
13:03 RP八雲３
13:21 13:34 八雲ヶ原
13:47 北比良峠
13:51 神璽谷道下降点
14:09 14:10 カモシカ台
14:27 14:28 大山口
14:35 14:36 暮雪山多目的保安林駐車場
14:43 14:44 イン谷口
15:08 15:09 樹下神社
15:16 比良駅

写真

2/26 0:37

近畿でこんな雪が降るなんて幸せです。

2/26 1:16

今夜も張り切って行きます。

2/26 1:40

駅前からキュッキュッと鳴いてとても新鮮な雪です。

2/26 2:01

しんしんと降り積もる静寂の世界に引き込まれます。

2/26 2:06

レスキュー比良小屋はAFが雪に反応して前ピンばかり、あまり撮影に拘らず先に進みます。

2/26 2:17

もしかするとこの先ラッセルが待ってるかもしれないためです。

2/26 2:40

大山口の積雪はくるぶし程度です。

2/26 3:32

堂満ルンゼ入り口の堰堤。谷を下ってきた風で身体が冷たくなります。

2/26 3:42

青ガレ。(第一渡渉点)

2/26 4:01

第二渡渉点。(と私が呼んでいるところ)

2/26 4:54

金糞峠。吹き溜まりでも沈み込みは膝下です。

2/26 5:00

普段は雪が溜まらない金糞峠にT字のシュカブラがあります。

2/26 5:13

金糞峠を越すと雪質がより一層柔らかいですが、ボコボコのトレースが下に埋もれてます。

2/26 5:59

コヤマノ岳の中間くらいで新雪が増えます。

2/26 6:08

コヤマノ岳直下は風によってトレースが消滅します。

2/26 6:15

それでも雪下のトレース跡は残り続け、踏めば存在が分かります。

2/26 6:18

もうライトは不要なくらい明るいです。

2/26 6:51

本日の武奈ヶ岳山頂気温はマイナス6℃、左側から地を這う雪煙でザックも白くなります。

2/26 7:09

ガスが流れて回復するパターンかな。晴れを見込んで釣瓶岳まで雪庇の北陵を散歩しておきます。

2/26 7:13

ドフッという音が聞こえたなと思ったらだいぶ先の雪庇が崩れました。

2/26 7:17

雪庇の先端は崩れ落ちることが多いですが、長いクラックが入った状態で中途半端に静止してます。

2/26 7:17

覗き込むと防波堤の巨大コンクリートブロックが重なっているかのようです。

2/26 7:27

山ほど生息する鹿もここにはおらず、ただ左側からの強風に吹かれ続けます。

2/26 7:42

風も徐々に弱まり広々快適。吹き溜まりでやっと膝上に到達です。

2/26 8:19

釣瓶岳からナガオ尾根へ入っていきます。

2/26 8:51

天候は回復し始め、広谷へは向かわず1050mピークから東稜へ乗り換えます。

2/26 9:18

前写真で中央に見えていた東稜へ続く尾根の末端。画面外ですが右側には同志社の小屋があります。

2/26 9:41

青空の武奈ヶ岳を見たいです。

2/26 9:44

眩しいくらいまっさらな東稜と右奥には歩いてきた北陵。今日も雪山に来て良かったです。

2/26 9:58

かなり意識して登ってきましたが少し曲がってます。目指すは直線なのです。

2/26 10:16

武奈ヶ岳直下の雪庇に近付くと雪崩を引き起こしてしまいました。(雪崩はすぐ下で止まります。)

2/26 10:23

発生点は私が立っている場所より山側。暖冬が理由でも人的な雪崩誘発は反省です。

2/26 10:35

右端が1050mピーク、辿ってきた尾根です。

2/26 10:41

ただいまの山頂気温は氷点下0℃、顔が日焼けして暖かいです。

2/26 10:45

コヤマノ岳の左奥、琵琶湖に光の模様が浮かんでます。

2/26 10:50

空が青い。西南稜も散歩しておきます。

2/26 11:20

今年最後であろうラッセル、雪庇を壊して下っていきます。

2/26 11:29

積雪はほとんど膝下です。

2/26 11:36

全然埋まってないワサビ平の看板。メインストリートすぐ横でありながらここは静かで落ち着く場所です。

2/26 11:54

口ノ深谷源流を遡ります。写真には写りにくいですがずっと小雪がパラパラ降ってます。

2/26 12:06

この尾根末端からパノラマコース分岐を目指します。

2/26 13:23

寒波が緩む時、それはついに雪山シーズンが終わった時。消えゆく目の前の世界はとても貴重なのです。

2/26 13:47

適当なレコなようで残業やら睡眠時間がバグってますので、この辺で終わりにしておきます。

2/26 15:16

それではまた新雪の武奈ヶ岳にお会いできればと思います！

撮影機器：

iPhone 11 Apple

コメント

iamrosen

Capさん、こんにちは♪
26日の滋賀県では街中でも薄っすらと積雪があったので、比良にはたっぷり降っているだろうなと思っていました。
新雪の沈み込み具合を楽しまれたようですね。
ラッセルお疲れさまでした♪
第２渡渉点は渡った直後にぐっと上がるので、雪が積もっていると対岸に飛びつくような感じになりません？
あそこは足の短い私には難易度が高くて(^^;)
一度だけ、沢が完全に雪で埋まっていて水平歩行できた時があったんですよ。
毎年あの状態になればいいのに〜って思います。
ワサビ平は、雪がある時も無い時も、穏やかな空気が流れている素敵な場所ですよね。
比良の上高地って勝手に思っています。

日曜以降春本番のような暖かさが続いているので、雪解けが猛スピードで進んでいるはず。
こうなると雪崩が恐ろしいので、本当にいいタイミングで登られましたね(^^)
きっと武奈ヶ岳がCapさんのために用意してくれた日だったんだと思います。
また遊びに来てくださいね〜♪
お仕事もがんばってください！

Captsuba

iamrosenさん おはようございます。

ずっとお返事をお待たせしてしまい申し訳ありません。
この流れで言うのもヘンな話ですが、コメントをいただき、優しさが詰まった言葉にはすごく感謝しております。

私の真っ黒な心が癒されるだけではなく、やる気の超回復で能率が上がり、ぱぱっと仕事終わらせてお返事したい、その一心で嫌な事も乗り切れたと思います。

さて街中が白くなるほどの寒波、瞬間的な降雪となれば年に数回となり、ようやく良いタイミングに出会えました。
(私のためなんて嬉しすぎます。thx!)
近年の暖冬化により大阪の雪は壊滅状態のため雪国滋賀県の知名度を確実に押し上げそうです。

実は街中の雪もとっても好きでして、ぼんやり暖かく光るガス灯が散りばめられた街(積雪した街)を見下ろす高台に、髪を点々と白くする程度の雪が羽毛のようにスーっと舞い降りてきたらもう最高傑作ではないかと思います。
きっとiamrosenさんもこんなところにお住まいなのだろうと想像するのが楽しいです。

第2渡渉点スノーブリッジ化は結構大雪ですね。
ウサギくらいの体重でないとブリッジの真ん中はすっぽ抜けるので、私も毎回ジャンプしてます。
基本としては毎年全部埋まって欲しいですね。

ワサビ平の空間は不思議です。
もしかすると山屋には有るまじき、実は水平が好きなのかもしれませんね。
その後のパノラマコース分岐までの上りは完全に失速、あっさり体力の無さが露呈してまだまだ気持ちのコントロールが足りてないという感じです。

この陽気で全部雪崩れた後、これからは残雪期という別のシーズンでもあるのですが、しばらく雪が安定するまで大人しくしておきます。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。
また近々、お邪魔させてもらいますね。
iamrosenさんも良い週末をお過ごしくださいませ！