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Yamareco

記録ID: 5217485
全員に公開
雪山ハイキング
丹沢

三峰山と大山の白銀のバリルート 宝尾根と裸地尾根

2023年02月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:41
距離
13.9km
登り
1,642m
下り
1,407m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:17
休憩
1:24
合計
8:41
7:16
20
7:36
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44
8:20
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39
8:59
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9:31
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8
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11:09
129
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9
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14:52
3
14:55
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15
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15:14
38
15:57
日向キャンプ場駐車場
天候 終日快晴
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
一台を日向キャンプ場に駐車し、もう一台で道の駅清川まで移動
コース状況/
危険箇所等
三峰山への宝尾根、石尊沢の遡行、大山への裸地尾根、何れも正規登山道で無く、道標、踏み跡等無く、かつ危険が伴う。
宝尾根、入口の目印は無いが、林道から適当に尾根を目指して登る。始めは杉林、やがて広々とした美尾根になるが、突然悪魔的な岩尾根となり、ロープ多数。この日は積雪があったので慎重に通過した。主稜線に出てから三峰までの縦走路も積雪でとても危険。この日の雪はベタベタで、チェーンスパイクに直ぐにダンゴが付き、かえって危ない目に会う事も多々だった。
唐沢峠への縦走路区間も、積雪で踏み跡が見えないので、その都度GPSで位置確認をしないと迷い込む支尾根多数だった。
石尊沢の遡行、水量は少なかったが、しっかり雪で覆われていたので雪の下の様子がわからず、短い距離の通過に時間がかかった。氷結した岩や急な傾斜な場所は左右に回避すれば通過は可能。
裸地尾根、取り付きは大変な急斜で、しかも雪がべったりついていた。ここもチェーンスパイクではズルズル滑る状態で、終始立ち木や根っこにつかまり、三点支持でやり過ごす。ここがこの日の核心だった。裸地部分で出ると素晴らしい景観が広がり、それまでの苦労に報いてくれた。


道の駅清川からスタート。ここから谷太郎林道方面に向かう。
2023年02月26日 07:15撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 7:15
道の駅清川からスタート。ここから谷太郎林道方面に向かう。
谷太郎林道沿いのキャンプ場には不気味な動物が多数。
2023年02月26日 07:27撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 7:27
谷太郎林道沿いのキャンプ場には不気味な動物が多数。
ここが宝尾根の取り付き点。この辺、林業用テープ多数で、登山口を示すものは特に無し。適当に取り付く。
2023年02月26日 07:40撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 7:40
ここが宝尾根の取り付き点。この辺、林業用テープ多数で、登山口を示すものは特に無し。適当に取り付く。
造林帯を少し登ると、モミの巨木もある明るい尾根に出る。
2023年02月26日 08:19撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 8:19
造林帯を少し登ると、モミの巨木もある明るい尾根に出る。
ああ、気持ちが良い所。
2023年02月26日 08:27撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 8:27
ああ、気持ちが良い所。
雪も出てきて、ルンルンハイキングの気分になってきた。
2023年02月26日 08:51撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 8:51
雪も出てきて、ルンルンハイキングの気分になってきた。
しかし、一気に様子が変わる。悪魔的急斜、痩せ尾根、岩稜が次々と出てくる。
2023年02月26日 09:04撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 9:04
しかし、一気に様子が変わる。悪魔的急斜、痩せ尾根、岩稜が次々と出てくる。
岩だらけの稜線が見えてくる。海が見えたりして、景観は良い。
2023年02月26日 09:11撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 9:11
岩だらけの稜線が見えてくる。海が見えたりして、景観は良い。
振り返ると、金色に輝く相模湾、手前に三浦半島のや江の島。
2023年02月26日 09:13撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 9:13
振り返ると、金色に輝く相模湾、手前に三浦半島のや江の島。
ざれた急斜面もあり。
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ざれた急斜面もあり。
雪が着いているので、なおさら登り難い急斜面。ロープに掴まってこなす。
2
雪が着いているので、なおさら登り難い急斜面。ロープに掴まってこなす。
三峰山まで、ノートレースの新雪を踏んで到着。積雪10Cmくらい。
2023年02月26日 09:47撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 9:47
三峰山まで、ノートレースの新雪を踏んで到着。積雪10Cmくらい。
涸沢峠まで一旦下降。この区間雪がチェーンスパイクにダンゴになってくっつき歩き難い。
2023年02月26日 10:59撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 10:59
涸沢峠まで一旦下降。この区間雪がチェーンスパイクにダンゴになってくっつき歩き難い。
2023年02月26日 11:27撮影 by  SC-41A, samsung
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2/26 11:27
唐沢峠から石尊沢に下り、遥かに見える大山を目指す。
2023年02月26日 11:05撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 11:05
唐沢峠から石尊沢に下り、遥かに見える大山を目指す。
石尊沢途中にあった昭和のブリキのバケツ。取っ手も鉄線で無く、打ち抜いた鉄板で出来ている。何十年も漏れずに良く持つね。
2023年02月26日 11:37撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 11:37
石尊沢途中にあった昭和のブリキのバケツ。取っ手も鉄線で無く、打ち抜いた鉄板で出来ている。何十年も漏れずに良く持つね。
雪の石尊沢を苦労しながら慎重に詰めて行くと、やがて裸地尾根が見えてきた。
2023年02月26日 12:12撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 12:12
雪の石尊沢を苦労しながら慎重に詰めて行くと、やがて裸地尾根が見えてきた。
ここの取り付きは大変な急斜。雪と岩で滑ったらお終い。ここが今日一番怖かったところ。
2023年02月26日 12:16撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 12:16
ここの取り付きは大変な急斜。雪と岩で滑ったらお終い。ここが今日一番怖かったところ。
チェーンスパイクでは役立たず、滑る滑る。すべての物につかまって確保しながら慎重に尾根を登る。
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チェーンスパイクでは役立たず、滑る滑る。すべての物につかまって確保しながら慎重に尾根を登る。
ここまで来れば安心。素晴らしい絶景が待っていた。
2023年02月26日 12:53撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 12:53
ここまで来れば安心。素晴らしい絶景が待っていた。
振り返ると素晴らしい眺め。
2023年02月26日 12:55撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 12:55
振り返ると素晴らしい眺め。
大山山頂からも富士や南アルプスがしっかり見えていた。
2023年02月26日 13:17撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 13:17
大山山頂からも富士や南アルプスがしっかり見えていた。
こんな天気の良い日も稀だな。
2023年02月26日 13:21撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 13:21
こんな天気の良い日も稀だな。
阿夫利神社に無事帰還のお礼参り。
2023年02月26日 14:07撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 14:07
阿夫利神社に無事帰還のお礼参り。
さくらやにによって、みそルーメソ。
2023年02月26日 14:21撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/26 14:21
さくらやにによって、みそルーメソ。
清川村は美味しいポークの産地。いつも豚肉を買って帰ります。
2023年02月27日 09:55撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/27 9:55
清川村は美味しいポークの産地。いつも豚肉を買って帰ります。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 サングラス タオル ストック チェーンスパイク スパッツ

感想

大山だけではつまらないし、三峰山だけでもつまらない、それで両方をバリルートでつなぐお楽しみコース。雪の予想は全くしていなかったのに、朝来てみると周りは一面の雪の山。
ただでさえ困難なルートが積雪で難易度が増し、おかげで信じられないくらいの素晴らしい景観が楽しめた。これが大山エリアかと思う、普通のルートでは考えられない体験、超満足。

今日は予想外の積雪に難易度が上がり、ドキドキてしたが絶景をいっぱい観る事が出来て、ここが大山って思う景色もいっぱいありました。
無事に下山出来てハッピーハイキングでした(^-^ゞ

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