マレーシア最高峰Kinabalu (4095m)

- GPS
- 12:15
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 2,456m
- 下り
- 2,424m
コースタイム
- 山行
- 3:23
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:44
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 7:54
天候 | 2/25:晴れ後くもり 2/26:くもり後霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
・渋滞や速度の遅いトラック等により所要時間は異なりますが、2〜3時間かかります。(空港からもほぼ同じ時間) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・1日150名の許可制で、日帰り山行は禁止、山小屋宿泊とガイド同行は義務です。 ・宿泊 :430リンギッド(3食付き) 許可料:400リンギッド ガイド:350リンギッド その他計:1335リンギッド(約4万円、入園料・保険など) ・ツアーだと上記価格の1.5-2倍程度かかると思われます。 ・登山道はとてもよく整備されています。 階段が多く、8kmで標高差2200mなのでかなり急です。 それなりにトレーニングして挑むべき山で、富士山よりきついです。 ・森林限界は約3500mで、そこから上は岩の登山道、最後はやや登りにくい岩場。 ・空気が薄いので、ゆっくりと歩く必要があります。 ・ほぼ全員がご来光を目指して山頂に向かいます。 日の出前は山頂付近は5度以下なので、防寒具は必須。 |
写真
感想
昨年11月のベトナム最高峰に続いて、今回はマレーシア最高峰で、
東南アジア最高峰のキナバル山を目指します。
実は昨年7月に友人と現地に行ったのですが、登山直前に肉離れをやり登山断念。
友人を見送っただけに終わってしまい、今回はそのリベンジ登山です。
ガイドは昨年と同じ人に依頼し、7か月ぶりの再会を果たします。
キナバル山は海に近いこともあり午後はかなりの確率で天気が悪くなりますが、
公園受付開始が7時ということもあり、スタートはやや遅めの8時。
ガイドになぜもっと早くから登れるようにしないのか尋ねると、
これがマレーシア時間だとの回答でした。
それでもガイドが手早く手続きを進めてくれ、私が本日一番のスタートでした。
ほぼ一本調子の登りが続きますが、午前中のうちに山小屋に到着。
小屋は日本では考えられないくらいの低密度でベッドが配置されており、
シャワー・水洗トイレやウォータサーバー完備と、標高約3300mとは思えないグレードです。
小屋からは山頂方面の巨大な大岩壁&雲の流れを楽しんだり、
2番目に到着したフィリピン人と山談議で盛り上がったり、本を読んだりして過ごしました。
案の定午後にはにわか雨があり、即席の滝ができたりして感動です。
夕食は16時半スタートですが、ビュッフェ形式で質・量ともに満足。
イスラム圏だけに豚肉こそありませんが、牛・羊・鶏肉と種類も豊富でした。
夕食後はやることもなくなり寝るモードになりますが、
続々と小屋に到着する人もいて、なかなか寝る状況になれません。
ガイド曰く、SNSを見て登山未経験、トレーニングもしないで来る人が多いらしいです。(富士山と同じですね)
翌朝はほぼ全員が御来光を目指すべく、朝食を食べて2時台に出発。
私はほぼ最後尾から出発、富士山のようにヘッドランプの列が見えました。
標高4000m近くからは空気の薄さも感じ、足が重たくて仕方ありません。
それでも日の出前の5時半には到着。
山頂は狭いので、写真を撮ったらすぐに次の人に譲る感じです。
残念ながら雲が優勢で御来光は見られませんでしたが、
日本の山にはあまり例のない荒涼とした風景と、滝雲に感動でした。
久々に登りごたえのある登山を行い、翌日はかなりの筋肉痛。
また日本の山では見られない光景が見られ、カルチャーの違いを痛感。
中でも、ガイドにおぶってもらって登っている人(怪我ではなく)、
ポーターにスーツケース持たせている人など、山なめすぎな人には笑えました。
コメント
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マレーシアというから、半島内かと思いましたが、
島もマレーシアなのですね。初めて、キナバルの場所を知りました。
熱帯植物園のような花やウツボットにもびっくりです。
山頂付近は、山というより、おおきな岩の塊のようにみえます。
下山後の海もきれい。
マレーシアの食事ってあまり印象にないのですが(東京でもみたことない)、
食事はインドネシアっぽい気もするし、ベトナムっぽい気もします。
おいしそうです。
KLをはじめ、マレーシアは半島のイメージが強いですよね。
でも高い山はボルネオ島に集中しているようです。
キナバル山は日本では見たことがないような山でした。
小屋からは穂高の屏風岩を何倍にもしたような岸壁が見えましたし、
山頂部は一面大きな岩だらけ。
火山かと思いきや、南ア同様隆起で形成された山とのこと。
アジアでは最も有名な山の一つと思われますので、登れてよかったです。
マレーシアの料理はベトナムに次いで美味しいと思います。
コタキナバルはビーチリゾートでもあるので、エビ・カニ他シーフードが有名です。
途上国ではありませんが、値段は途上国並みでとてもお財布にやさしいです。
街もそこそこきれいなので、既に4回も訪れてしまいました。
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