記録ID: 5237668
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雪山ハイキング
東北
【三百名山 残雪の大滝根山】鬼五郎渓谷〜山頂〜仙台平
2023年03月05日(日) [日帰り]
- GPS
- 03:27
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 580m
- 下り
- 580m
コースタイム
天候 | 晴れ&無風 午前8時前に駐車場に到着したときの気温は氷点下4度でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 駐車場からハイキングコースに入ると標高差120mほどの下りとなりますが、雪が残っているので、スリップ転倒に注意。その先の車道歩きも積雪とアイスバーンがあって、気を付けないと転倒します。 ・ あぶくま高原ホテル跡の先から積雪が出てきますが、深いところでも足首程度だったので、山頂までツボ足で歩きました。ただし、沢から離れて傾斜がきつくなると、凍結部分も出てきて、結構滑りやすいところもあります。設置されたロープやクサリ、木の枝などを掴んで登りましたが、チェーンアイゼンを装着した方が不安なく登れると思います。下りでは滑り止め必須ですね。 ・ 山頂には大嶽根山峯霊神社が祀られていますが、三角点は自衛隊のレーダー施設の中にあり、許可なく立入はできません。事前に申請しておくと、入れてもらえるらしいです。 ・ 梵天岩の上からは、北側の展望が良く、蔵王連峰が望めます。おすすめです。 ・ ブナ平への下りは、特に危険な個所はありません。 |
その他周辺情報 | 仙台平の山頂にある展望台からは、間近に大滝根山の全容を望むことが出来ます。また、磐梯山や安達太良山などの展望も良く、ぜひ立ち寄りすることをお勧めします。ただし、道路が狭く、また日陰部分に積雪&アイスバーンが残っており、走行には注意してください。 |
写真
感想
・ 阿武隈山地の最高峰で、三百名山の一つに選定されている大滝根山に登ってきました。この山は自宅から約140kmほどの距離にあり、標高も1,192mと低いことから、いつでも登れると思ってこれまで足が向かずにいました。
・ 3月に入り気温が上昇するとともに、関東地方ではスギ花粉が大量に飛散。これでは、雪のない関東圏での山登りは花粉症で撃沈してしまいます。かといって、奥日光や那須塩原の雪山はまだ冬の様相で厳しそう。それなら、まだ残雪があり登山シーズン前の大滝根山に行ってみよう、と思いつきました。
・ 実際に歩いてみると、廃墟となったホテルとチャペル、放置されたバスなど寂れた雰囲気の登山口にビビりながらも、その先は沢沿いの静かな残雪歩きとなり、とても良い雰囲気でした。途中からロープやクサリが連続する急登となりますが、それもわずかな区間で山頂の大嶽根山峯霊神社に到着。ここまでは、誰にも会わない一人旅でした。
・ 山頂には航空自衛隊のレーダー施設があって、三角点にはタッチできませんでしたが、その代わり、山頂近くの梵天岩からの展望を楽しみました。そして下山はたおやかな尾根道を下り、ブナ平を経て、駐車場へと戻りました。行動時間はわずか3時間半ほどでしたが、なかなかに変化のある山歩きが楽しめました。
・ また、標高870mの仙台平山頂にある展望台からは、間近に大滝根山の全容を望むことが出来ますし、磐梯山や安達太良山などの展望も良く、おすすめです。
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