記録ID: 5237732
全員に公開
ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山
日程 | 2023年03月05日(日) [日帰り] |
---|---|
メンバー | |
天候 | 曇後晴 |
アクセス |
利用交通機関
往路:近鉄大阪線榛原駅から奈良交通バスで菟田野バス停へ。東吉野村コミュニティバス(予約制)に乗り換えて高見登山口バス停。
電車、
バス
復路:たかすみ温泉バス停より東吉野村コミュニティバス(予約制)で菟田野バス停へ。奈良交通バスに乗り換えて近鉄大阪線榛原駅。
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|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 笛吹岩から山頂間で溶け残りの雪が僅かにあるのみ。 |
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過去天気図(気象庁) |
2023年03月の天気図 |
感想/記録
by マオ
一級水系源流完全制覇の旅第15夜、17水系目 櫛田川水系源流の高見山へ行ってきました。
櫛田川は、その源を三重県松阪市飯高町と奈良県吉野郡東吉野村の県境に位置する高見山(標高1,249m)に発し、蓮川(はちすがわ)等の支川を合わせながら東流し伊勢平野に出て佐奈川(さながわ)を合わせた後、松阪市法田(ほうだ)で祓川(はらいがわ)を分派し流路を北に転じ伊勢湾に注ぐ一級河川です。
高見山は、三角形の端正な山容から、かつて高角山(たかつのやま)とも呼ばれており、「関西のマッターホルン」の愛称で親しまれています。大台ヶ原と高見山を結ぶ台高山脈の北端に位置しています。
有名なのは厳冬期の霧氷で、すぐ北東に位置する御杖村の三峰山とともに、霧氷シーズンには近鉄榛原駅から奈良交通の臨時バスが運行されています。
今回は霧氷シーズンが終わった直後の日曜日ということで、菟田野までの奈良交通路線バスと菟田野から先は東吉野村のコミュニティバスを利用して、杉谷登山口から小峠経由で高見山山頂、高見山山頂からは高見杉を経てたかすみ温泉へ下山する定番コースを歩いてきました。
高見登山口バス停から少し菟田野方向に戻ると登山届ポストがある杉谷登山口です。奈良県警はコンパスと連携していないため、ここでササッと記入してポストに投函し登り始めます。伊勢街道南路と呼ばれる旧街道で小峠まで登っていくのですが、これは江戸時代紀伊藩主が参勤交代に用いた道で、和歌山から紀の川筋を経て高見峠を越えて松阪を結ぶルート。伊勢方面からは和歌山街道・紀州街道と呼び、紀州や大和からは伊勢街道・大和街道と呼ばれました。小峠からはかなりの斜度の葛折りで杉谷平野分岐へ。積雪の時には最低でも6本爪が欲しいという意味がよく分かりました。いくつかの伝承がある岩の傍らを抜けて稜線をしばらく進むと高見山山頂の高角神社の祠とその手前に屋上が展望台となっている避難小屋が見えます。笛吹岩の先は溶け残りの雪が残っていましたが、チェーンスパイクも要らない程度の状態でした。
高見山は奈良三重県境に位置し、まつさか香肌イレブンの1座でもあります。展望台からは大峰山脈の山々が一望でき、それを眺めながら持ってきたパンを食べつつ休憩。
下山は杉谷平野分岐までは往路と同じで、そこから高見杉を経てたかすみ温泉へ。
たかすみ温泉は日帰り\500-とお値打ちで、霧氷シーズンが終わって人も多くはなく、のんびりと過ごすことができました。タオルレンタルはないのですが、200円で購入可能です。お隣の天好園の雉肉料理も気になりましたが、これは霧氷を見に来るときのお楽しみに取っておくことにしました。
今度は霧氷シーズンに、最高の景色を楽しみたいですね。
櫛田川は、その源を三重県松阪市飯高町と奈良県吉野郡東吉野村の県境に位置する高見山(標高1,249m)に発し、蓮川(はちすがわ)等の支川を合わせながら東流し伊勢平野に出て佐奈川(さながわ)を合わせた後、松阪市法田(ほうだ)で祓川(はらいがわ)を分派し流路を北に転じ伊勢湾に注ぐ一級河川です。
高見山は、三角形の端正な山容から、かつて高角山(たかつのやま)とも呼ばれており、「関西のマッターホルン」の愛称で親しまれています。大台ヶ原と高見山を結ぶ台高山脈の北端に位置しています。
有名なのは厳冬期の霧氷で、すぐ北東に位置する御杖村の三峰山とともに、霧氷シーズンには近鉄榛原駅から奈良交通の臨時バスが運行されています。
今回は霧氷シーズンが終わった直後の日曜日ということで、菟田野までの奈良交通路線バスと菟田野から先は東吉野村のコミュニティバスを利用して、杉谷登山口から小峠経由で高見山山頂、高見山山頂からは高見杉を経てたかすみ温泉へ下山する定番コースを歩いてきました。
高見登山口バス停から少し菟田野方向に戻ると登山届ポストがある杉谷登山口です。奈良県警はコンパスと連携していないため、ここでササッと記入してポストに投函し登り始めます。伊勢街道南路と呼ばれる旧街道で小峠まで登っていくのですが、これは江戸時代紀伊藩主が参勤交代に用いた道で、和歌山から紀の川筋を経て高見峠を越えて松阪を結ぶルート。伊勢方面からは和歌山街道・紀州街道と呼び、紀州や大和からは伊勢街道・大和街道と呼ばれました。小峠からはかなりの斜度の葛折りで杉谷平野分岐へ。積雪の時には最低でも6本爪が欲しいという意味がよく分かりました。いくつかの伝承がある岩の傍らを抜けて稜線をしばらく進むと高見山山頂の高角神社の祠とその手前に屋上が展望台となっている避難小屋が見えます。笛吹岩の先は溶け残りの雪が残っていましたが、チェーンスパイクも要らない程度の状態でした。
高見山は奈良三重県境に位置し、まつさか香肌イレブンの1座でもあります。展望台からは大峰山脈の山々が一望でき、それを眺めながら持ってきたパンを食べつつ休憩。
下山は杉谷平野分岐までは往路と同じで、そこから高見杉を経てたかすみ温泉へ。
たかすみ温泉は日帰り\500-とお値打ちで、霧氷シーズンが終わって人も多くはなく、のんびりと過ごすことができました。タオルレンタルはないのですが、200円で購入可能です。お隣の天好園の雉肉料理も気になりましたが、これは霧氷を見に来るときのお楽しみに取っておくことにしました。
今度は霧氷シーズンに、最高の景色を楽しみたいですね。
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