紅葉満喫の栗駒山



- GPS
- --:--
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 645m
- 下り
- 634m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
一ノ関〜いわかがみ平:レンタカーにて往復 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全コースをとおして快適なハイキング道 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉はハイルザーム栗駒 |
写真
感想
東北の紅葉登山と温泉巡りに「JR大人の休日倶楽部パス」を利用して遠征。
1日目は日本一の紅葉と云われる栗駒山である。
今年の栗駒の紅葉は例年より1週間ほど早く、残念ながら既にピークを過ぎていたが、それでも中腹辺りは見頃で素晴らしい紅葉で彩られていた。
途中で出会った登山者のお話では、昨年の素晴らしい紅葉に魅せられて今年も来たが、昨年程の鮮やかさはなかったとの事。時期が過ぎていたこともあるが全般に紅葉が昨年程ではなかったようである。
登山コースは上りはいわかがみ平から東栗駒山コースをとり、下りは中央コースを下る周回コースをとった。
東栗駒コースは山道、沢、草原の気持ちの良い道、そして中央コースは紅葉の中を下っていく整備された歩き易いハイキング道と、変化に富んだ両コースで栗駒山へのお薦めコースである。
東栗駒山コースの登山口から暫くやや泥濘もある山道を登るとすぁに出る。
ここは新湯沢でナメ滝のような水が流れる沢を更に100mほど登って渡渉して森林限界を超える。
目にする近場の紅葉ではこの新湯沢の辺りが一番美しかった。
沢を左岸に渡渉すると栗駒山が眼前に現れる。
山頂から中腹近くまでは黄色になった草原が続いている。
東栗駒山へは栗駒山を見ながら山頂下の短い急坂を登ると平らな頂上部に出るが、ピークという場所はなく標識がないとわからないような山頂である。
ここから東側の紅葉の展望も美しい。
東栗駒山から笊ヶ岳分岐を右に分け、中央コースに合流して木の階段を少し登ると栗駒山山頂に着く。
いわかがみ平からも確認出来る立派な山頂標識とお社があり、登山者の皆さんが憩っている。
山頂からは時間も有るので須川温泉側へのコースを少し下り、展望岩頭まで往復した。
すぐ天狗平という須川温泉へのコースと秣岳への天馬尾根縦走コースの分岐点に出た後、秣岳へのコースをとる。ササの中の気持ちの良いなだらかな道を進む。
展望岩では素晴らしい展望が広がる。
山頂往復だけでなく、この展望岩頭まで足を伸ばすことをお薦めする。
山頂から往復で約1時間である。
須川温泉側にはコース途中にある昭和湖が紅葉の中に乳白色の姿を見せている。
秣岳側には直下に池塘が点在し草紅葉が広がる湿原、奥には蒼くく光る須川湖とそして周りの紅葉と本当に美しい光景である。
特に剣岳の廻りの変化に富んだ山並みと紅葉が美しい。
頂上に戻った後、中央コースを下山する。
道幅は広くなだらかな下り道で、中央コースを約2.5時間で往復できる最短コースをとるハイカーも多い。
中腹からいわかがみ平までは紅葉のトンネルのような中を下っていく。
今年の6月に須川コ−スから山頂往復した時は山頂近くはガスで全く展望がきかず残念であったが、今回は抜けるような青空のなか紅葉を目に焼き付けることが出来た楽しい山歩きとなった。
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