キジ山 鎌倉街道 戦争遺跡 :行者様は何処へ行った?


- GPS
- 02:40
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 231m
- 下り
- 194m
コースタイム
- 山行
- 0:44
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 2:40
天候 | 暖かい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
午後から歴史散策
一番の目標は市電終点近くの乗小路行者様だ。近くなのに今までお目にかかったことは無かった(石仏群は露坐なので気にも留めていなかったのかもしれない)。
鎌倉街道は乗小路トンネル工事で開かれ、分断さたのだが、こうまで損なわれているとは思わなかった。
トンネル出入り口の鎌倉街道の由来掲示が一層しらじらしく思える。
「この地には、鎌倉時代に使用された鎌倉街道が通っており、乗小路と呼ばれています。歴史もあり地元に親しまれていることから、乗小路トンネルと命名されました。」
行者様は豪壮な建物に潰されてしまったのだろうか?行者様と多数の観音様が対話するかのように向かい合っているという他にはない石仏群だ。(移動がある?)
消息をご存知の方は是非教えて欲しい。
「旧多米フィールドアスレチック」内には今でも険しい様相の屏風岩があり、案内看板も残存している。ここは立岩と同じ縦目の硬いチャートで少年らが初ボルタリングに励んだものだ。今は大きな医療施設に塞がれ岩のだ全貌が全く見えなくなり、その記憶も失せてしまった。
また、この辺り一帯は各地に残る戦車を集結させ、米軍と対決する一大本土決戦陣地の蝉川陣地でもあった。
結戦地として火薬庫まであるのが特異だ。しかしこれも痛みが激しい。床は抜け落ち、屋根を大木が貫いている。しかし、このような小型の火薬庫が残ってること自体が奇跡に近い。
その保存と活用はというと、周辺の都市化優先で息も絶え絶えだ。この行者様のように知られないままに消滅してしまうのだろうか?
「豊橋自然歩道廃止告知」問題に続き、当地の自然保護、健康福祉行政は世間からずれたままだと思う。
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