赤兎山登山口【小原峠TIMEOVER】
- GPS
- 07:47
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 908m
- 下り
- 912m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この地までは除雪済でございます。 駐車地は未舗装ですが7~8台くらいまでなら駐車可能よ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的にずっと林道歩きな為迷子になりようがありません。 ただし、森の中などへのショートカットを試みる場合は方向性を誤らないためにもGPSを確認しながら進める事よ。 危険個所としては部分的に固い雪質の片斜面ポイントがあり、小石を含んだ土砂やバレーボール大ほどの石などが降り掛かったケースもあります。 勿論通過の際にそれらの直撃を食らう危険性も秘めていますが、下手打って滑り落ちると数百m下の谷まで一直線といった状況にも陥ります。 またそういった区間とは別に、陽当たりの良い斜面などでは気温の上昇と共に雪崩が起きるリスクもありますし、深さが読めないクラックなども幾つか見受けられたので注意が必要よ。 |
写真
感想
皆さまこんにちは。
ご機嫌いかがかしら。
今回は晴れよ。勿論眺望にこだわって挑みたいわね。
直前の2山行は連続して白山眺望が得られなかったので「今回はいただくわよ!」と気合が入ったわ。
そうですか?。んで、今回はどこのお山から白山を見ようと思うてんの?
前々回しかり場でアウト。前回護摩堂山頂でアウト。と、なったもんだからね。
今回は私の大好きな森の中から白山眺望を狙ってみようかなと考えたわ。
稜線眺望派のハニーちゃんと森の中でマッタリ派の私が共に楽しめるプランよ。
ほぉ〜、そりゃエエネ。で、その場所ってどこ?
ふっふっふ。それはね、ちょっとお耳を。。。
ん?。
イヤ〜ンもう。アンタの耳、超汚いわね〜!。20年以上掃除してないでしょ。
掃除しない人はね、女の子にも眺望にも嫌われるのよ!。
そすてそこのあなたも清潔にしてないとダメダメよ。
あら?話が脱線しちゃってるわね。
本題に戻しますわ。
家のお掃除も耳掃除も大好きな私は、今回赤兎山の小原峠を目指す事を考えますた。
ウチのハニーちゃんも雪の赤兎山界隈は未踏なので是非その素敵なSceneを見せてあげたいと思ったの。
でもね。それもそう簡単じゃないの。ネックはなんつっても距離で片道10kmOVERよ。
これを何とかクリアーしないとね。
まぁ基本的に林道歩き主体ですから山道歩くような急勾配やアップダウンも無いし、今の時期では雪もよく締まって歩き易くもなっていますから、体力的にはあまりしんどくはないかなと思ったの。
間に数回休憩を挟んでも、取付きから3時間チョイぐらいで赤兎山登山口へ辿り着けるのではと考えていたのね。
朝7時にSTARTして10時半頃には赤兎山登山口に到着し、更に1時間で小原峠に着くって計算したの。
夕方には私用もあったけどなんとかクリアー出来そうかなとプランを立ててみた。
現地に到着し雪質をチェックしてみると、思ったとおり締まっていたので「これは行ける行ける!」と思えたわ。
「ところが」。
計画プランに読み損ねた漏れがあった。
今までの私の積雪期の赤兎山登山では深夜早朝から挑むケースばかりであって、今回のように日の出を過ぎてからは1度も無かったの。
これが大誤算となり、陽の当たらない序盤の森ではよく締まっていて快調に歩けたが、陽の当たる中盤以降では雪が腐り出し、足にまとわりつく負荷を覚えながらの歩きとなったの。
それにプラスして時間と共に初夏と思える程の異常なまでの暑さにも見舞われ、体力が著しく奪われる厳しい展開となった。
「アカン。時間がだいぶ押しちゃっている。下山時の体力も温存しないといけないからタイムリミットを決めよう」。
これで小原峠はサヨナラとなり、3山行連続の白山眺望バキュ〜ン!が確定となった。
今回の最奥地は赤兎山登山口となり、目の前の広い夏駐車場で刈安山や経ヶ岳北岳を眺めながら静かにランチを楽しみますた。
計画の不備で結果は残念であったが、それでもハニーちゃん的には初の積雪期赤兎山界隈の素敵な雰囲気を味わえた事にめっちゃ大喜びしてくれたので私としても救われた気分となりますた。
下山時では更に暑さがパワーアップし、グサグサ雪に沈み込むワカン装備の足を再度引っこ抜く動作の繰り返しがかなり堪え、むしろ登山時よりも辛いと感じたわ。
歩けど歩けど遠い小原。忍耐の時間帯が続いた。
終盤に差し掛かったところで思いも寄らぬ人の気配が後続から感じられた。
それまで誰とも遭遇する事は無かったので(そんなモノ好きは居るわけないよねと思ってたから)、まさかの人との遭遇に驚かされたわ。
颯爽と現れたのは男性の単独スキーヤーさんであり、お話を交わす内にヤマレコユーザーさんである事が分かったの。
こんなマニアックなフィールドをチョイスするスキーヤーさんで思い浮かぶのは、あのお方とこのお方と仲良しの変態mちゃんぐらいだわ。
そすて私があのお方と思ったのは「socksさん」であり、やっぱりビンゴでした。
今回のsocksさんの山行もこれまたパワフル&スピーディーでホントに凄いとしか言いようがありませんですた。
本山行の最後の最後で素敵な出会いに恵まれ最高の〆となったと感じますたわ。
socksさん、あなたにお会いできて本当に嬉しかったわ。ありがとうございますた。
また機会がありましたらハニーちゃんと二人で雪の赤兎山を狙ってみたいと思います。
ブナの森から白く美しい白山&別山を眺めたい。
おしまい。
コメント
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>ほぉ〜、そりゃエエネ。で、その場所ってどこ?
>ん?。
>イヤ〜ンもう💦 アンタの耳、超汚いわね〜!
いったい何の話やねん!と冒頭から笑わせて頂きましたが、こんな楽しいレコに
颯爽とでも爽やかでもないただのおっさんスキーヤーを登場させて頂きありがとう
ございます
ライブカメラを見てみると、谷峠も期待した雪ではなく雨で、明日の新雪&晴れは
高い山だけかもしれませんが、残りのシーズン、お互い楽しめたら良いですね
ありがとうございます。
今日は朝からお天気が冴えないと分かっていたため胃カメラ検診を実施しましたわ。
綺麗なナースもいっぱい居て胃も心もクリーンで帰宅よ。
そすて只今の私、耳掃除中でございます。
socksさんとはいつかお会いできるやろなとずっと思っていましたわ。
あまり人が入り込まない山の眺望の好い場所あたりでね。
あそうそう、今度お会いしたらどら焼きあげるね。
今日の里に降る寒い雨は、山では新雪だと私も思っていたんだけど…。
となると1300mよりも高い山あたりがターゲットとなるかなぁ。。。
ちなみに越前兜は行かないわよ。以前誰かさんにハメられちゃったから。
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